2016年メイクアップ化粧品の市場規模

富士経済のデータより、2016年のメイクアップ化粧品市場について。

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メイクアップ化粧品の市場規模

上記の通り、ベースメイクもポイントメイクも拡大している。メイクの市場って、5,000億円もあるんだな。改めて、大きな市場だなと実感する。

ちなみに、日本ではスキンケア市場は1兆を超える。その他ボディケアなどトータルして化粧品は「2兆円市場」といわれる。

インバウンド需要が市場拡大に貢献

ここのところの化粧品市場の拡大要因として大きいのは、

  • インバウンド需要

だ。店頭でも、日本語のPOPに混じって、中国語のPOPをよく見掛けるようになった。

中国人専門のBA(ビューティーアドバイザー、販売員)を雇っているメーカーもある。

一時期に比較したら落ち着いてきたものの、まだまだ大きい。

2016年のメイクアップ化粧品の好調ポイント

富士経済では、次のものを好調ポイントとして挙げている。

  • インバウンド需要による高単価機能性商品
  • 新規剤型のクッションファンデーション
  • カラーマスカラ・カラーアイライナー
  • クッション型アプリケーターのリップ
  • ティントタイプのリップ

確かに、クッションファンデやティントは、かなり活性していた印象がある。

「需要回帰」がキーワード

富士経済の分析で興味深いのは、「化粧品マーケティング要覧 2016 No.3」のニュースリリース内だけでも、「回帰」という言葉を3回も使用している点だ。

国内需要はBB(CC)訴求品の使用からステップを踏んだベースメイクへ回帰する動きが加速し、(後略)

セルフブランドはBB(CC)訴求品の需要に落ち着きがみられ、時短ニーズは高いものの、コンパクトパウダーやリキッドファンデーションへの需要回帰が予想される。

ネイルカラー・ネイルケアは、セルフネイルへの需要回帰が進んでおり市場が活性化している。

すべて富士経済より引用

まとめると、

  • 時短オールインワン系からステップケアに回帰する
  • サロンネイルからセルフネイルに回帰する

ということのよう。

これに関しては、どうなるのか、注目したいところ。

補足:ネイル市場規模の推移

ネイルについて、気になったので調べてみたところ、ネイルサロンの市場規模は引き続き拡大しているようだ。


NPO 法人日本ネイリスト協会 リリース

こちらの資料での分析によれば、セルフネイルが増える一方で、新たにネイルサロンを利用する人も増えているそう。

消費者の動向を⾒ると、ネイルの愛好者を中心に、自分でネイルを⾏う“セルフネイル”が増える一方で、ネイルサロンのサービス価格引き下げ競争から、新たにネイルサロンを利⽤するケースも⾒られる。

実際に過去1年間のネイルサロンの利⽤率も 2割を超えるなど、若⼲増加がみられた。

消費者のネイルへの関心は高く、8 割はマニキュアを塗るなどをしているが、その多くはナチュラルでベーシックなネイルを求めており、消費者ニーズに対応したサービスの提供が課題の一つとなっている。
NPO 法人日本ネイリスト協会 リリース

確かにここのところ「定額ネイル」の訴求をよく見掛けるようになり、「FAST NAIL」などの安い・早いを売りにしたサロンが一気に出店を進めている。

  • ネイルサロンの利用率が2割を超えている
  • 8割はマニキュアをしている

という情報は、これだけだと判断つかず。

日本中の女性の8割がマニキュアしているわけはないから、どこかのセグメントを区切った調査なのだろうけれど、その情報が資料からは分からない。