睡眠とダイエット。寝不足で食欲増進・太るのはなぜ?短時間睡眠で過食になる理由

最近、ちょっと忙しい日々が続いて、深夜、ソファでうたた寝しまうことも多かった。

すると、妙に変な食欲がやってきて、コントロールしづらい状況に。

「困ったなあ」と思っていたところ、雑誌で、睡眠不足と食欲についての研究データを発見。

スポンサーリンク

なぜ睡眠不足だと太るのか説明できるか?

寝る子はやせる」なんて言葉もあるように、ダイエットをする上で、しっかり睡眠を取った方が良いということは、それこそ、耳にたこができるほど、よく言われることだ。

しかし、

  • 具体的に、どうして?
  • 睡眠とダイエットにはどういう因果関係があるの?

と言われても、「そうだから」としか、言えない。

かろうじて、「代謝が良くなるから云々」とか「成長ホルモンが寝ている間に云々」なんて、もっともらしい理由を述べることはできるけれど、説得力としては弱かった。

それが、今月号の日経ヘルスに、研究データとして掲載されていたのだ。

睡眠時間が短いと肥満になりやすい理由

『日経ヘルス 5月号』の「Health News Digest」の記事内に、花王と早稲田大学の共同研究の結果が掲載されていた。

睡眠時間が短いと、食欲抑制ホルモンが減少し、食欲が増し、体重増加のリスクが高くなることがわかったそうだ。

以下抜粋。

健康な男性9人(平均年齡23歳、BMIの平均22.2kg/㎡)が、1日あたり7時間か3.5時間の睡眠で3日を過ごし、4日目は7時間の睡眠をとった。

2週間あけて睡眠条件を交代して3日間過ごした。

代謝測定装置の付いた部屋で、3日目19時から5日目19時までの48時間、エネルギー消費量などを測定。

その結果、睡眠時間が短くなっても1日のエネルギー消費量は変わらなかった。

しかし直腸温(深部体温)は睡眠時間が短くなると有意に低下

7時間睡眠では平均で36.75℃だが、3時間睡眠は36.68℃だった。

これは「全身のエネルギー消費に関係する体温調整の日内リズムの乱れを示す」と研究者ら。
日経ヘルス 5月号 | P101

なんとなくイメージでは、起床時間が長くなればなるほど、1日のエネルギー消費量は、増えそうに感じる。

しかし、寝ていても起きていても、消費量は変わらないそうだ。

それであれば、寝ないと損かもしれない。

また、睡眠時間が短くなると、深部体温が下がるとのこと。

ということは、よく言われる「寝不足では代謝が落ちる」を、証明したことになる。

さらに、睡眠時間が短いと、「食欲抑制ホルモン」までも、減少してしまうのだそう。

また睡眠時間の短縮によって食欲抑制ホルモン(ペプチドYY)が減少した

一方、質問票で尋ねた空腹感と次の食事の予想摂食量は増加していた。

これらのことから、「睡眠時間の長さは、エネルギー摂取と消費のバランスや日内リズムを変え、肥満リスクを高めている可能性がある」としている。

(Sci Rep.;電子版Jan.10.2017)
日経ヘルス 5月号 | P101

まとめると

睡眠時間が短くなると、次のことが起きる。

  • エネルギー消費量はたくさん寝ているときと変わらない
  • 深部体温が低くなる(=代謝が悪くなる)
  • 食欲抑制ホルモンが減少する

ということは、やはり、たっぷり寝た方が、ダイエット効果が高いということだ。

ちょうど、12時間寝まくったら、食欲がパタッとなくなってしまった

冒頭で、最近、睡眠不足が続いて、変な食欲に悩まされている、と書いたけれど、ちょうどこの記事を読んだ翌日がオフだったので、泥のように寝まくった。

お昼頃に起き出して、何か食べようと思ったら、

  • 「あれ。食べられない。」

ただ寝まくっただけなのに、食欲がパタッとなくなって、食べようと思っても、なんだか食べられない。

ちょっと食べて、すぐおなかいっぱいに。

「寝る子はやせる」は、本当だった。

スポンサーリンク