自分でも、「これってどうなんだろう、汚い?気持ち悪い?」とか思いながら、良い結果が出てしまったので、報告することにする。
鼻の皮脂をアイクリーム代わりにする実験。
なぜTゾーンは皮脂が多いのか?という疑問
きっかけは、
- なぜTゾーンには皮脂が多いのか?
と考えていたことだった。
体がやることには、すべて合理的な理由があるはず。では「Tゾーンの皮脂」は、どんな役割を担っているのだろうかと、妄想していたのだ。
- Tゾーンの皮脂は、Tゾーンだけでなく、顔全体の皮脂を担う役割をしているのでは?
- だから、顔の真ん中から分泌しているのでは?
という考えに至った。
ちょうど、通っているホットヨガで、
- 「皮脂は天然の保湿クリームです」
- 「ホットヨガでかいた汗は自然乾燥がおすすめです」
という話を聞いていて、「皮脂は天然の保湿クリーム」のフレーズに影響を受けていた節もある。
昔、健康法か何かで、「皮脂以上に自分にピッタリの化粧品はない」と聞いたような気もする。
そんなことから、
- 顔には目や口という、生存していく上で重要な器官がある。それらの皮膚を守るために、センターにある鼻から、皮脂が分泌されているのでは???
と考えたのだ。
念のため断っておくが、これは個人的な妄想的仮説。生物学的にどうなのかは知らない。
朝の洗顔をやめて代わりに皮脂を顔中にのばしてみた
一時、洗顔回数を増やして毛穴除去に励んでいた。この季節になって少し乾燥が気になってきた。
そこで、朝の洗顔をやめて、代わりに皮脂を顔中にのばしてみることにした。
特に、シワ予備軍が気になる目もとへ、アイクリーム的に皮脂を移動。ほうれい線が気になる口もとにも移動。
『皮脂=汚れ、汚い』というイメージはとりあえず隅において、『皮脂=私専用の天然の保湿クリーム』と脳内変換。
やってみると、全然いやな感じはしない。
なんだかすごく肌が良い感じになっている
それで、4日間ほど実験してみた。
そしたら、なんだかすごく肌が良い感じになっているではないか。
Tゾーンの皮脂量は程よい量をキープし、目もとのシワシワ感は影を潜める。
そして顔全体の毛穴が小さく目立たなくなっている。コレは!便利。自前の保湿クリーム。
休みの日は1日中、皮脂が出ては乾燥ゾーンに移設
一日中すっぴんで過ごせる休みの日は、一日中、皮脂が出ては乾燥ゾーンに移設する、というのを繰り返した。
軽くマッサージにもなるので、顔色まで良くなった。
Tゾーンはサラサラになるし、目もとや口もとはうるおうし、良いことばかり。
お風呂上がりの肌が、つるつるピカッとしている
違いを感じたのは、お風呂上がり。
鏡で見ると、つるつるとした質感の中に、光の反射でピカッと光る艶が出ている。
テカりじゃなくて、艶。いま、一番欲しいもの。
妄想だが……
まったくの妄想だが、
- 顔全体の皮脂を供給するためにTゾーンから皮脂が分泌されている
という仮説のもとで考えると、
- Tゾーンの皮脂を抑えるためには顔全体を保湿する必要がある
という見方もできる。
肌の内側が乾くインナードライに陥ると、皮脂が過剰に出ることは知られている。Tゾーンをしっかり保湿することで、逆に皮脂を抑えようという試みは、私もやったことがある。
でも実は、「目もと・口もとの乾燥」に、Tゾーンが反応しているとしたら?
Tゾーンから分泌される皮脂は、「顔全部の分」で、目もと・口もとが乾燥していたら、その分まで分泌される仕組みだったとしたら。
そしたら、目もと・口もとこそ、重点的にうるおすべきだったのでは……?
Tゾーンのテカりがひどいということは、目もとや口もとが乾燥しているというサインだったのかも?
あくまで仮説のもとでの話だが、自分の体験に照らし合わせて考えると、あながち間違いともいえない気がする。
続けるかどうかはまだ判断できず
鼻の皮脂で顔をうるおす実験。
このまま続けるかどうかは、まだ判断できず。
最初の1週間は調子が良くても、続けることで今度は他のデメリットが出てくるかもしれない。
ただ、合う人には合いそうな、可能性を秘めた方法だなと思った。保湿クリームの自給自足。