今月の質問回答その4。
本はどのくらいのペースでどれくらいよまれるんですか?
また、読んだことを学びに変えるための工夫などしていたら教えていただきたいです。
本を読む頻度やペースはムラがすごい
本を読むのは好きだ。ただ、コンスタントに読んでいるわけではない。ムラがすごい。
本に限らず、映画でも漫画でも何でも、一度ハマると終わりというゴールに突っ込むまで止まらない。何かにハマっているとそれ一色になる。
しかし、一度終わりが来ると、パタンと飽きる。継続性がない。
例えば、4年前に急にハリー・ポッターにハマったときは、全巻読み終えるまで、ハリー・ポッター以外のことは何もしていなかった。
読み終えると、すっかり満足してしまい、今に至るまで読み返していない。
数ヶ月読まないときもあるし1週間で10冊読むこともある
そんなムラのある性格のため、
- 「本はどのくらいのペースでどれくらいよまれるんですか?」
へのお答えは、
- 「数ヶ月読まないこともあるし1週間で10冊読むこともある」
……となる。
ならして平均を取ると、1ヶ月に3〜4冊というところだろうか。
6ヶ月の購入数は28冊
正確に調べてみようとAmazonの購入履歴で確認してみた。この6ヶ月で購入した本は28冊だった。
28冊÷6ヶ月=1ヶ月あたり4.6冊購入。
28冊の中には、エクササイズの本や買ったが読んでいない本も含まれることを考慮すると、やはり1ヶ月に3〜4冊の読書量と思う。
心理学や自己啓発の本は困ったときに読んでいる
このブログでは、メンタルヘルスに効果がありそうな本を読んだら、時々レビューを書いている。
小説や詩集などの文学作品は好きだから読む。一方、心理学や自己啓発の本は「困った」ときに読むことが多い。
人に相談しない代わりに本を読む
私は、困ったときに人に相談することがない。
相手に負担をかけたくないという善良な気持ちはもちろんだが、「人に相談しても解決しないことが多い」という経験則もある。
相談しているうちに不満がエスカレートしたり、的外れな指摘や傷つくアドバイスに新たなストレスがたまったり。
だから、困ったときは、人ではなく本に相談する。Amazonに悩みを打ち込めば、簡単に相談相手が見つかる。相手の言うことが嫌だったら、気を遣うこともなく本を閉じて、次の相談相手を探すだけ。
セミナーやらセッションやらのように、大金を使うこともない。この気楽さが、いい。
読んだことを学びに変えるための工夫
ご質問の「読んだことを学びに変えるための工夫」については、あまり意識したことがないかもしれない。
文学作品を娯楽として読む、または、心理学系の本を解決策を見つけるために読む、ということが多いためだ。
解決策を見つけるために読んでいる本の場合、役立ったところにKindleで線を引く(ハイライト)のを、よくやっている。
線を引いておくと、iPhoneでもパソコンでも、Kindleアプリを開いたときにその部分だけ拾い読みできる。
※愛用しているのはKindle Paperwhite。
Kindleの電子書籍は、スマホやパソコン経由でも読むことができる。普段の外出ではKindle本体は持ち歩かずに、iPhoneで読書している。
Kindle本体で引いたハイライトをiPhoneでササッと見直すことも多い。
自分に刷り込ませたいときには音声で繰り返す
読書は好きだが、読むのが面倒なときもある。
精神的にやられてしまい、今こそ読書で栄養補給したいのに、本を開く気力がまったくないとき。
そういうときは、音声で本を読み上げてくれるオーディオブックに頼っている。
また、「このエッセンスは自分に刷り込みたい!」「モノにしたい!」という本に出会ったときも、オーディオブック(これが、先の「読んだことを学びに変えるための工夫」にあたるかもしれない)。
オーディオブックは、現在はAudibleに登録している。
30日の無料期間中に目当ての音源だけ聞いて解約しようと思っていたが、なんやかんやでそのまま使っている。
悩みがあるときは、その解決につながる催眠療法のオーディオブックを流しっぱなしにして眠ることもある。
自分で読み上げるのも結構いい
お目当ての本がオーディオブック化されていない場合は、「これは重要!」というフレーズを自分で読み上げるのもいい。
スマホで録音しておいて、聞き直すと、自分に刷り込まれていく感じがあるし、そもそも、声に出して読み上げるという行為自体に、刷り込み効果がある。