自分ひとり分の入浴だけなら、バスタオルもバスマットも要らないことに気付いた。
体用・髪の毛用の2枚のフェイスタオルだけあれば十分。
体はフェイスタオルで十分に拭ける。むしろ拭きやすい
実家で暮らしていた子どもの頃は、当たり前にバスタオルを使っていたが、気付けばいつの頃からか、バスタオルを使わなくなった。
体の水気は、フェイスタオル1枚で十分に拭くことができるからだ。
むしろ、小回りが利くので、バスタオルよりも拭きやすい。
バスタオルは、無駄に大きい。かさばるため、洗濯量を一気に押し上げるというデメリットもある。
そのせいか、なかには、数回、再利用する人もいるらしい。
私は、タオルは全部、洗いたてがいいので再利用はしない。フェイスタオルなら再利用しなくても、何の負担もない。
フェイスタオルを2枚、浴室に持ち込む
お風呂に入るときは、フェイスタオルを2枚、浴室内に持ち込む。
1枚は、シャンプーした後すぐにタオルドライして、そのまま頭に巻くため。
もう1枚は、お風呂から出るとき、体を拭くため。
タオルが濡れないように、天井近くのつっぱり棒(※)に引っかけておく。
※こういう感じ↓のつっぱり棒が備え付けてあるので、そこに掛けている。
浴室内で体を拭いてから出ると寒くない
なぜフェイスタオルを2枚とも浴室内に持ち込むかというと、お風呂から出るとき、温かい浴室内で体を拭いてから出るからだ。
これが、とても重要。
浴室から洗面所に出るとき、体が濡れていると、一気に体温が下がってしまう。
これは「気化熱」のせいだ。
子どもの時、お風呂あがりに「はやく体拭かないと風邪引くよ。」と、言われます。
確かにぬれたままでいると、どんどん体が冷えていきます。そんな経験をした人は多いでしょう。どうして寒くなるのでしょう?その原因こそが気化熱なのです。
気化熱とは液体の物質が気体になるときに周囲から吸収する熱のことです。液体が蒸発するためには熱が必要になります。その熱は液体が接しているものからうばって蒸発します。
だから、体がぬれていると、表面の水滴が体温をうばって蒸発しようとするから寒くなるのです。
気化熱
「体がぬれていると、表面の水滴が体温をうばって蒸発しようとするから寒くなる」。
それが、温かい浴室の中であらかじめ体をしっかり拭いてから洗面所に出ると、全然寒くない。
乾いた体なら、洗面所で凍えることなく、着替えることができるのだ。
バスマットもいらなかった
「浴室内で体を拭いてから出る」方式に変更すると、バスマットもいらないことに気付いた。
浴室内で体を拭いたら、そのフェイスタオルをバスマット的に洗面所に敷いて、その上に乗れば良いのだ。
すでに体の水気は浴室内で拭いてあるので、足裏の水滴さえフォローすれば、濡れた体から水滴が洗面所の床に飛び散る事態にはならない。
フェイスタオルに両足を着地したら、タオルで包み込むようにして足回りを拭けば、むしろバスマットよりも、ずっと手早く足が乾く。
結果、洗濯の手間が大幅削減
もともとは、
- 髪の毛用のフェイスタオル
- 体用のバスタオル
- 足用のバスマット
の、3つを使っていた。
これが、
- フェイスタオル ✕ 2枚
だけで事足りるようになった。洗濯物が大幅に少なくなったし、湯冷めのリスクも軽減している。
一石二鳥だなと思って、気に入っている。