今月の質問回答。
ミスを素早くリカバリーできる体制を整えてからメイク開始
手先が器用な人であっても、上手なメイクにはある程度の練習・鍛錬が必要だ。
だから、〈メイクを始めたばかりで、うまくできない〉という状況であれば、まずは淡々と日々のメイクを繰り返すことで、手先の上達を待つのが良いと思う。
ここではそんな「練習」以外で、失敗しないメイクのコツを書いてみたい。
ひとつめは、
- ミスを素早くリカバリーできる体制を整えてからメイクを開始する
ということ。
具体的には、
- 綿棒
- ウェットティッシュ
- ティッシュ
などを手元に置いておく。
まぶたにマスカラが付いてしまったら、こすって大惨事になる前に、軽く濡らした綿棒でサッと拭き取る。
アイシャドウが肌に散ったとか、アイラインがぶれたとか、そんなときも、綿棒やティッシュを使ってすぐに修正する。
適切な修正をすれば、何事もなかったように元に戻せることも多い。
黒を使わない
コスメの中で、最も失敗が許されない色は黒だと思う。
ほんの少しハミ出ただけで目立ってしまう。
そこで、黒を使わないだけで、多少のミスなら目立たなくなる。
茶色のアイライナーと茶色のマスカラは重宝する。
よく見える場所でメイクする
手元がよく見えない場所では文字が上手に書けないように、よく見えない場所でメイクすると、失敗しやすい。
十分に明るい場所で、大きくて汚れていない鏡を使うだけでも、ずっとメイクがしやすくなる。
私は使っていないけれど、メイク用の拡大鏡を使うのもアリだと思う。
前日に仕込めるものは仕込む
朝の忙しい時間帯に慌ててメイクして失敗しやすい場合は、前日までに仕込んでおけるものは仕込んでおく。
例えば、眉毛を描くのが苦手だったら、眉ティントであらかじめ眉毛を描いておく。
マスカラが苦手だったら、まつげエクステを付けてしまえば、朝は本当にラクになる。
特に失敗しやすい場所があるならコスメカウンターで聞く
特に失敗しやすい場所がある場合は、先天的な失敗しやすい原因があるのかもしれない(まぶたの形とか、まつげの生え方とか)。
それは、プロに見てもらって、アドバイスを聞くのが一番早い。
百貨店のコスメカウンターで、実際にメイクしてもらい美容部員さんに相談すると、原因がわかるかもしれない。
ファンデーションは相性が大きい
最後に、ファンデーションについて。
確かに塗り方の失敗でムラになることはあるものの、朝からヨレるというのは、相性が大きいと思う。
自分の肌、スキンケア、日焼け止め、化粧下地、ファンデーションの相性が良ければ、ファンデーションはよれにくくなるはず。
コスメを変えてもうまくのらない場合は、手で塗るのをやめてスポンジを使ってみるのも良いかもしれない。