最近、食欲抑制に関することに興味が集中しており、連続して記事を書いていた。
そして偶然、大発見をしてしまった。
- 首にサポーターを付けていたら食欲が消えてなくなる
という、「えっ、何ソレ?」という発見だ。
今までに試してきた食欲抑制方法の中で、最も効果が爆裂かも。
首を寝違えて痛みが長引いていたのでサポーターを購入
きっかけは、首が痛くて「首のサポーター」を購入したことだ。
寝違えて痛みが長引いたとき、ふとYOSHIKI(←いつもコルセット付けてる)を思い出し、首を支えれば良いのでは?と思った。
Amazonで、コルセットほど大げさではないけれど、首を支えてくれるサポーターを購入した。
付けていると首の調子がとても良い。痛みは急速に消えていった。
すっかり気に入って、家にいるとき、つけっぱなしにしていた。
そして気づく。
- 「あれっ、まったく食欲が出ない。
食べ始めてもすぐウッとなって食べたくなくなる。
なぜ??」
食欲を壊滅させる使い方
「食欲がまったく出ないぞ!」と驚愕したときの使い方をより詳しく記録しておくと、フェイスタオルをクルクルと巻いて使っていた(サポーターが汚れるのが嫌だから)。
夜にサポーターを付けて、そのまま付けっぱなしで寝て、朝起きてもそのままにしていたら、その日、まったくお腹が空かない。
サポーターを付けたまま、一口二口食べてみても、そこから食べたい気持ちがムクムク湧き上がることもなく、一口二口でごちそうさまの状態。
今までにいろいろな食欲抑制方法を試したり編み出したりしてきたが、こんなにわかりやすく食欲が壊滅したのは初めての経験で、ビックリしてしまった。
サポーターを付けると首が温まる
なぜ、こんなに食欲が滅亡したのかと考えてみると、まずサポーターは首が温まる。
私の場合、フェイスタオルを巻いて使っているので、さらに温かい。
首には食欲に影響を与える「甲状腺」がある。温めることで食欲が正常化するのかもしれない(仮説)。
また、「首を温めると体調がよくなる」という本には、
首は「神経のスクランブル交差点」で首を温めることで自律神経を整えることができる
と書いてある。
私は30年間、風邪知らずです。もともと体が強かったわけではありません。それ以前は、何度も風邪を引く体質でした。しかし、あることを始めてから、いっさい風邪を引かなくなったのです。
それは、首を温めること――。たったそれだけで、風邪とは無縁の生活を送っています。
なぜ、首が重要なのでしょうか。
簡単に言うと、首は「神経のスクランブル交差点」だからです。首は頭を支える重要な部分であり、大切な神経が集まっているところなのです。特に首の上半分は「脳の一部」と言うことができます。
特に重要な神経は、「自律神経」でしょう。首を冷やすと、首の筋肉が硬直してしまいます。 そして、この「首コリ」が原因で「自律神経」に異常をきたすのです。
自律神経に異常をきたすと、多くの不定愁訴が顔を出します。その多くは、「頸筋症候群」、つまり「首コリ病」なのです。
つまり、「首が冷える」→「首コリになる」→「首コリ病が起こる」ということが言えるのです。
大事なことなので、もう一度言います。
首を温めることは、あらゆる病気の予防に繋がる――。
私はそう確信しています。
現代社会では、首に負担がかかることが多くなりました。また歳を取るにつれ、首の筋肉に疲労が蓄積されていきます。今は異常がなくても、いずれ「首コリ」があなたの体を蝕んでいきます。
首コリ病」にならないためにも、首を温めるようにしてください。
自律神経の乱れが原因の食欲暴発なら、首を温めることで正常化できると考えられる。
サポーターを付けると首がのびる
“首を温める”だけだったら、サポーターでなくても、マフラーでもタートルネックでもOKかもしれない。
実際、それだけでも効果はありそう。
「サポーター」だと、温める効果にプラスαで「首がのびる」という効果がある。
私が買ったサポーター(こちら)の購入者レビューで、
- 「力を抜いてプールに浮かんでいるよう」
と書いている人がいた。確かにそうだなと思った。
首が伸び、頭の重みはサポーターに補助され、首への負荷が軽くなって非常にラクだ。
ストレッチは日々していたが、それだけでは緩め切れなかった部分まで、ユルユルと緩んでくれる感じがする。
神経が集中している首を温めながら伸ばし緩めるのだから、てきめんに効果が出るのも不思議ではない気がしてきた。
気持ちも落ち着く
食欲は元より精神への好影響も著しいようで、サポーターを付けていると妙に気持ちが落ち着く。
あちこちから湧いて出ていた心配事や不安は影を潜め、イライラ感も出ない。
「あがり症・緊張」と「首」も、密接に関係している気がする。
顔にカッと血がのぼる感じが起きないし、動揺に襲われることもない。
「首」って本当に本当に大切なんだと思い知る。
しばらく、首サポーターにハマりそうだ。
余談:性格を作っているのは体の状態である
ここから余談。
今まで試行錯誤を繰り返した中で実感しているのは、
- 性格を作っているのは体の状態である
ということ。
「イライラする私はダメな性格だ」と自己嫌悪に陥っていたら単なる鉄分不足だったとか、「すぐ緊張してしまう……」と悩んでいたら首が縮んでいるだけだった、とか。
私たちが「自分の性格」と思い込んでいる多くは、実は身体状態の映し鏡でしかなく、「本質的な自分という存在」は、私たちが評定しているよりずっと素晴らしいものなのかもしれない。
不快な「自分の性格風なモノ」を発見したときは、体のサインだと思って、体のほうを調整すればいい。
例えば、仮に食欲が暴発して過食が止まらないからといって、自分を責める必要はまったくなくて、
- 「あらあら、首の神経が乱れていたんですね、直しておきましたよ」
てな具合で、身体の調整に目を向けてみる。
そういう風に自分の心と体と付き合っていくのは、楽しい人生の旅路のように感じる。