「摂食障害になられた時、生理は止まりましたか?」

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摂食障害になられた時、生理は止まりましたか?もし止まっていたのであればどのように生理が再開するよう治療されましたか。

過去の生理不順などの体験を書いてみる。

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以前書いた記事はこちら

まず、以下の記事が参考になるかもしれない。

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この記事では、上記記事と重複する部分もあるけれど、あらためて書いてみた。

高校生の頃に1年近く止まった記憶

私が最初に摂食障害になったのは高校1年生の頃。それから15年くらい、小休止を挟みながら摂食障害を引きずって生きてきた。

その間、長期にわたって生理が止まったのは1回だけだ。高校2年の1年近く、生理が止まっていたと思う。

ただ、それを誰にも言い出すことができなかった。いよいよまずいかもしれないと意を決して母親に打ち明け、医者に診てもらおうと話しているうちに生理が来た。だから結局、治療せずに生理が再開したのだった。

それが、ちょうど高校3年に差し掛かり、受験のストレスも相まって過食に転じ始めた時期だった。体重が増えることで生理が戻ってきた感じだ。

その後は体重が減っても生理は止まらなかった

私の摂食障害自体は、高校を卒業してからのほうが激しくなった。一人暮らしを始め、食の自由を得たからだ。

体重も、高校時代よりもずっと低い数値を記録したが、それでもなぜか生理は止まらなかった。自分でも不思議に思っていた。

生理の有無はバロメーターにはならない

ところで、(摂食障害や関連する症状での)受診時に、「生理は順調に来ていますか?」と尋ねられることがある。

勝手に「生理が止まらなければ、まだ大丈夫なんだ」とバロメーター的に思っていたが、全然そうではないことを実感。私の場合、拒食症の底にいたときでも、なぜか淡々と生理が来ていたから。

その時期、生理が止まっていた高校生の頃よりも、血液検査などの結果は悪くて、体が大きなダメージを受けていたことは明らかだった。

医学的にも、「生理が来ている=体は大丈夫」ではないという傾向が強まっているようだ。2013年に改訂された精神疾患の診断基準「DSM-5」では、神経性やせ症(いわゆる拒食症)の診断基準から「無月経」の項目が削除された。月経があるかどうかで、摂食障害の有無や重症度は判断できないからだ。摂食障害のDSM-5における変更点 – 日本医事新報社

参考:標準体重の80%・体脂肪12.5%以下で無月経になりやすい

参考情報として、一般には

  • 「標準体重の80%、体脂肪12.5%以下で無月経になる」

とのこと。

4.摂食障害/拒食症の無月経はどうして起こるのでしょうか?

58%の方では無月経は体重が減り始めてから起こっています。
少ない食事エネルギーを生命維持に優先的に使うために、体が生殖機能を停止させるという脳の防衛なのです。また、脂肪組織では男性ホルモンから女性ホルモンが作られており、脂肪細胞の出すレプチンというホルモンは月経を起こすことを助けています。
体脂肪量と無月経の頻度は反比例します。
体重が減る前に無月経になるのは心身の負担によるストレス性といわれています。

標準体重の80%、体脂肪12.5%以下で無月経になります

摂食障害の理解と治療のために/拒食症/治療・無月経はどうして起こるのでしょうか?

医療機関への早めの相談が大切

以上が私の体験談になる。

生理が止まったことはあるが、治療せずに再開。その後は生理が止まったとき以上に激しく拒食に転じても、生理は止まらなかった。

振り返ると、いつもどこかで「生理のこと」は不安として頭の中にあった。

大事なのは、生理が来ている・来ていないに関わらず、早い段階で医療機関とつながっておくこと。摂食障害は生理の有無では測れない。

また、生理が止まったり不順になったりしたら、即・受診したほうがよいと思う。

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