人と会わない日のシャンプーは「クエン酸リンス」のスプレーで節約&髪ダメージ軽減 ※肌荒れには注意

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「髪の毛は洗わない方が傷まない」という考えでいる。

ここでいう「髪の毛」とは、頭皮を含まない純粋な「毛髪」の部分だけに対して。

目次

シャンプーの考え方:髪が汚れていなければ洗わない

本題の「クエン酸リンス」の話に行く前に、最近のシャンプー事情について。基本の考え方として、汚れていなければ洗わない。ただ、「外出したら汚れた」と考える。

外の汚れが髪の毛に付着している状態は嫌

外気の汚れ・ほこり・土・排気ガスetc.が付着したままの髪の毛でベッドに入るのはできない。外出した日は必ず髪を洗い流す。外の汚れがついたまま部屋でくつろぐのも嫌なので、帰宅したらまずお風呂へ。

頭皮の汚れは気になればしっかり洗う

いっぽう、自分から出てくる頭皮の汚れ(汗や皮脂)は、「外の汚れ」に比べたら気にならない。

「頭皮の汚れはしっかり落とさないと毛穴に詰まって大変なことになる」

という啓蒙が、テレビや雑誌やシャンプーの広告で繰り返されたために、私も昔はそう思っていた。

が、今はそこまで大変なことにはならないと思っている。むしろ、肌について言われるように「洗いすぎた場合の弊害のほうが大きい」のでは?と疑っている。

毛穴の汚れをかき出さなくては!とゴシゴシゴシゴシ、脱脂力の強いシャンプーで、直接状態を目で見ることもできないのに、無頓着に頭皮を洗うのはちょっと怖い。

かつては顔や体も、しっかり洗う必要があると言われていたが、今は、

「不要な汚れだけを落として、必要なうるおいは残したほうが良い」

という考え方が一般的だ。

頭皮も肌であることに違いはないので、同じ理論が当てはまると思う。

なお、「シャンプー剤を使いたくない」という気持ちはない(つまり、シャンプー剤が危険とは思っていない)。必要性を感じればシャンプーでも何でも使って、ぶくぶく泡を立ててスッキリ洗う。その辺は臨機応変。

見た目を良くする必要がなければトリートメントしない

いっぽう、「トリートメント」の話。

髪の毛は死んでいる

髪の毛は死んだ細胞(死滅細胞)なので、頭皮から生えてぶら下がっていようが、カットして毛束として手もとにあろうが、物質としては変わらない

頭皮をケアして健康になるのは、これから生えてくる未来の髪の毛であって、すでに生えている髪の毛は健康にならない。

毛根から毛先へと潤いや栄養成分が行き渡るようにイメージしがちだが、残念ながらそんな現象は起こらない。毛母細胞が分裂して押し上げられる過程で角化が完了しており、頭皮の外に出た時点でもう生きていないのだ。

すでに生えている髪の毛(毛髪)のケアを考えるときには、カットした毛束を傷ませず長持ちさせるためにはどうすれば良いか?と考えるのと同じ理論になる。

カットした毛束を傷ませずに長期保管するならば、できる限り触らず濡らさず、まして洗浄剤で洗ったりすることなく、そのまま大切にガラスケースにでも入れて飾っておくのが一番だ。

ダメージを補うためにトリートメントをする

しかし、実際の髪の毛は、汚れが付いて洗う必要性に迫られることがある。その“洗う分のダメージ”を少しでも補うという意味で、トリートメント剤を使っている。

髪の毛は生きていないので、トリートメントするほどにイキイキと輝きだす……、なんてことはない。

革のバッグにクリームを塗って磨くとしっとりしてツヤッとするように、髪に何らかの物質を付着させることでダメージを抑えたり見た目を一時的に良くしたりすることはできるが、それ以上でもそれ以下でもない。

人と会う予定がない日の髪の毛ケア

前置きが長くなったが、ここから本題のクエン酸リンスの話。

  • すでに生えている髪の毛は死んだ細胞なので何をやっても健康にはならない
  • トリートメントの役割は与えたダメージを補い見た目を良くする役割

……という前提に立つと、私にとって、

  • とくに髪の毛にダメージを与えていない日
  • 見た目を良くする必要がない日

は、トリートメントを使う必要がないということだ。

使う必要がないのにトリートメントを使うのは、経済的な意味でも、無意味に髪をいじるという点でも、マイナスでしかない。だから、トリートメントを使わない。

絡むのが嫌なのでクエン酸をシュシュッとスプレーだけしておく

そもそも汚れていなければ、髪を濡らして洗うこと自体しない。それが髪の毛にとって良い。

問題は、汗などが気になって、洗い流したい場合だ。湯シャン(お湯で流すだけで何も付けない)という方法はある。が、私の髪(=長めなロングヘアで細くて絡みやすい髪質)は不安が残る。

(かつて湯シャンを長期的に続けていたこともあったが、いま振り返るとよくできていたものだ)

そこで、クエン酸を水に溶かしてスプレーボトル(霧吹き)に入れて浴室に置いておき、髪の毛にシュシュッとスプレーしている。クエン酸はドラッグストアなどで数百円で購入できる。

今使っている銘柄はこれ。普通の掃除用のクエン酸(暮らしのクエン酸  330g)
今使っている銘柄はこれ。普通の掃除用のクエン酸
暮らしのクエン酸  330g

クエン酸大さじ2杯を500mlの水に溶かしてスプレー容器に入れ、濡らした髪の毛に適当にシュシュッとスプレーした後、シャワーで髪全体を軽く洗い流して終了。

ちなみに、この分量や方法は自己流。

※正しいやり方を調べてみたら「石鹸百科」のサイトに情報があったので、正確な情報はこちらで確認を。

クエン酸や酢を使ったリンス
石けんシャンプーの後のリンスは、専用リンス以外にも、クエン酸やお酢、レモン汁などを使うこともできます。お酢やレモン汁は、洗面器1杯のお湯にさかずき1杯ほどを溶かして使います。お酢は安価なものでかまいません。クエン酸を使う場合は、その都度粉を溶かすのは大変なので、前もって濃い目に溶かしたクエン酸溶液(クエン酸リンス液と呼ぶことにします)を作っておきます。

クエン酸リンス液は、水500mLにクエン酸60gを溶かして作ります。リンスの時は、洗面器1杯のお湯に、クエン酸リンス液をさかずき1杯ほど溶かして使います。(酢やレモン汁と同様です。)長くおくと変質するので、作ったリンス液は早めに使い切るようにしてください。
クエン酸や酢を使ったリンス – 石鹸百科

※「洗面器にクエン酸を溶かして使う」という方法が一般的なようだが、洗面器を持っていないし面倒なので、スプレー容器に入れている。

クエン酸リンスでも意外にぜんぜん大丈夫

私には超愛用しているトリートメントがある。それはクレイエステ パックEX。

専用カートリッジに装着して使う詰め替えリフィルを何十回?もリピート中(クレイエステ パックEX 1000g(レフィル))
専用カートリッジに装着して使う詰め替えリフィルを何十回?もリピート中
クレイエステ パックEX 1000g(レフィル)

私の髪に限っては、このトリートメントを使うと完璧に仕上がるので、一生手放すつもりはない。

が、意外とクエン酸リンスだけでも大丈夫だったので、拍子抜けしてしまった。

友人と食事するとか大事な仕事があるとか、そういうときはクレイエステ パックEXを使う。でも、クエン酸リンスだけでも「休日に近場に出掛けるくらい」なら、ぜんぜんテンションが下がらない仕上がりまでにはなる。まして、誰にも会わずに家の中にいる日なら、クエン酸リンスで十分すぎる。

最近は暑くなって髪の毛をアップにしていることが多い。アップの髪型なら、むしろクエン酸リンスのほうが良いかも?と思えるほど。

具体的にいうと、クエン酸リンスだと、髪の毛の表面に出てくるチリチリ・モワモワが出てこないで、シュッとしていてくれるのだ。

クエン酸の酸でキューティクルが閉まる

チリチリモワモワ出ない現象の理由は、酸性になると髪の毛のキューティクルが閉じるから。髪のキューティクルはアルカリ性で開き、酸性で閉じる。

髪のキューティクルの図解
アルカリ性→開く
酸性→閉じる

髪の本来のpHは4.5〜5.5程度の弱酸性であり、クエン酸リンスはこの状態に戻す手助けをしてくれる。

たとえばアルカリ性のシャンプーで髪を洗ったまま放置すると、髪の毛はモアモアモアモアモアッ!!!!となる。キューティクルが外側に開きまくっているからだ。

でも、クエン酸リンスしておくと、キューティクルが内側に閉じてくれるので、モアモアが出ない。

髪をアップにしたときに、アホ毛が出てこなくて助かる。雨の日でも、チリチリモアモアになりづらいので、梅雨の季節にこそクエン酸は向いている。

チリチリが出やすいのは髪質かと思っていたが、この髪質は単にpH状態のことなのかもと思った。

クエン酸リンスだとすぐ乾く

ふだん愛用しているクレイエステ パックEXは、かなり重めなトリートメントで、髪全体が、しとっっっ!!!となる(そこが好きなところでもある)。

いっぽう、クエン酸リンスだと、サラサラサラサラ〜ッ!!!となって、髪の毛があっという間に乾く。これはうれしいポイント。

自然乾燥でもいけるし、ドライヤーを当てると髪の毛一本一本が踊るように空を舞ってサクッと乾く(トリートメントを付けていると毛束になるので髪の毛は踊らない)。

絡んで仕方ないときは濃度を濃いめに

昔クエン酸リンスにチャレンジしたときは、一瞬でこりゃだめだ!!と思った。絡んで軋んで、こんなの私の髪にはあり得ないなと思った。

試行錯誤を経て使いこなせるようになったのは、自己流で濃度を濃いめにし出してからだ。

Q&Aサイトで、

  • 「クエン酸リンスで前髪がベタつくんですが」

という質問に対して、

  • 「濃度が濃すぎです」

と回答されているのを見て、なるほどクエン酸リンスは濃くするとベタつくのか(≒しっとりする?)と知り、様子を見ながら濃いクエン酸リンスにチャレンジしていった。

石けんでシャンプー→クエン酸リンスでもいけた!

この記事を書きつつ、いよいよ王道?の〈石けんシャンプークエン酸リンス〉もいけるんじゃないかと思ったら、いけた。これには自分でもびっくり。

石けんでシャンプーすると、髪の毛がものすっごくきしんで大変なことになるので、すかさずクエン酸リンスをプシュプシュとスプレーして、アルカリを酸で急速に中和したら大丈夫だった。

ちなみに石けんシャンプーのときは、通常時よりさらに濃いクエン酸リンスを使った(500mlに対して大さじ4以上・洗い流すのも通常より軽めで)。

髪を手で触っても肌についてもベタつかないのがいい

トリートメントした後の濡れた髪は、ヌチャッとして、背中や首に張り付いたり、不用意に手で触るとベタッとしたりするのが苦手だ。クエン酸リンスはそれが皆無

全然、まったくベタ付かないので、ベタ付き嫌いの私にはピッタリかもしれない。休日にくつろぐためのヘアケアとしては、いうことなし。

クエン酸=酸性=ピーリング効果が出るので頭皮・おでこ・背中などの肌荒れには注意が必要

最後に注意点。私は肌が強いほうなので問題は起きていないけれど、肌が弱い人は注意が必要。

クエン酸は「酸性」なので、肌に付けるとピーリング(古い角質を溶かして除去する)効果がある

クエン酸はAHA(α-ヒドロキシ酸)の一種であり、角質細胞のあいだの結合をゆるめて古い角層をはがすはたらきを持つ。

それを意図的に狙った「クエン酸ピーリング」というスキンケア法もあるが、意図せずに頭皮・おでこ・背中などにクエン酸が付着してピーリングされると、肌荒れの原因になるリスクがある。

簡単にいえば、「ピーリング=肌の皮が剥がれる」ということなので、弱っている肌には厳禁。

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