最近、新しい化粧品(スキンケア・メイクどちらも)の記事を書く頻度が減っている。
それには理由がある。
なるべく化粧品を買わないようにしているからだ。
使い切れずに貯まっていく化粧品の数々
仕事関連の事情もあるが、とにかく化粧品が増え続ける。
- 「またいつか使うかも?」
と思いつつ一生使わずに地層のように貯まっていく化粧品を何とかしようと、ここ数年は、定期的に使っていない化粧品をまとめていた。
こんな感じ↑で、使っていない化粧品をビニール袋にひとまとめにし、念のため期限を付けて、その期限を過ぎても使わなかったら廃棄していく。
この作業が、もったいなくてイヤだった。
かといって、化粧品は衛生上の問題があるので、人に譲るのはしたくない。
なるべく捨てることがない生活をしたい
「なるべく捨てない生活がしたい」というのは、ベースにある思いだ。
環境問題やら丁寧な暮らしやら、そういった気持ちもあるけれど、単純に捨てるときにうっすら生じる罪悪感みたいな居心地の悪さがイヤなのだ。
その一方で「使い切る」ことには、心地よさが伴う。
なるべく自分にとって心地良い選択をし続けたいから、おのずと「途中で捨てる」よりは「使い切る」選択をしたくなる。
トレンドメイクはメイクの方法で何とかなる
「メイクは新しいものを買わないと時代遅れの顔になる」という考え方もあるかもしれない。
確かにメイクは時代の流れとともに変わる。
けれど、使うアイテム自体を変えなくても〈メイクの方法〉のほうを変えれば、意外とどんなメイクにも対応できる。
2019年現在に購入したアイテムしか使わなくても、1990年代のギャルメイクを再現することはできる。
新しいアイテムをシーズンごとに一生懸命に集めなくても、それなりに「今っぽい顔は作れる」というのが、私の考えだ。
定番色しか使っていない
一方「今年の流行り色」は、トレンドに合わせて買わないと、手持ちのアイテムでは厳しい。
でも、あいにく私の顔は合わないカラーが多いので、もともと購入する色はブラウン中心の定番色ばかりだ。
自分なりに持って生まれた顔と向き合ってきて、どうすれば「良い感じ」に見えるのかは、もうわかっている。
そのために必要なアイテムもわかっているから「新しい化粧品欲しい!」という欲が起きない。
保湿のスキンケア化粧品をそこまで信頼していない
保湿のスキンケア化粧品は、そこまで信頼していない。
今までに心底これは好きだと思えた美容成分は「ライスパワーエキス」と「ビタミンC」くらい。
ビタミンCは、このブログを始める前に愛用していた商品が廃盤になって以来、あまり熱心に使っていないので、記事にしたことはなかったかも。
こんなことを言っては元も子もないかもしれないけれど“スキンケア化粧品にできるコト”には限界があることを、重々承知している。
化粧品より安くて確実なのは皮膚科
最近は、肌の悩みが発生すると、
- 悩みを解決するための化粧品を探そう
というよりも、
- 美容皮膚科に行こう
……という発想になっている。
特にシミ・そばかす・あざ・イボは、高額な化粧品を効くようにお祈りしながら塗り続けるよりも、レーザー一発で取ったほうが確実という考え。
化粧品よりよほど安い値段でレーザーを打ってくれるクリニックはたくさんある。
体を動かすこと&食事への興味が年々増す
外側から塗る化粧品よりも「内側からの美容」への興味が年々増している影響もある。
例えば、
ではなく、
という対応のほうが、よほどニキビは治る。
ニキビができる前後での食生活を振り返って原因を特定し、それを食べるのをやめる。
あるいは、サプリメントでビタミンCを強化して、ニキビの治りを早めたり。
たるみは化粧品よりヨガ&若い肌は代謝アップ
また、この数年は、本当に体を動かすのが好きになった。
ヨガ・ピラティス・ランニング・ストレッチ・筋トレetc.
特に「顔のたるみ」は、化粧品よりヨガのほうが効くし、コンスタントに運動して汗を流していると代謝が良くなるようで、肌が若々しくなる。
体型も締まるから、相乗効果で全体的に「なんかキレイな人っぽい雰囲気」を作りやすい。
かれこれ半年?新たな化粧品は買っていないかも
そんなこんなで、かれこれ半年以上、新たな化粧品は買っていないかもしれない。
使いかけで貯まっている自宅の化粧品在庫だけでやり繰りしてきたが、なんとかなるものだ。
大好きなライスパワーエキスも、以前買い集めた各ブランドのトライアルセットを使い切り中。
「化粧品を買ってはいけない」と決めているわけではないので、「欲しい!!!」というアイテムが現れれば購入するけれど。
捨てない・使い切ることの妙な達成感
じゃんじゃん買って、じゃんじゃん捨てる。
……という生活よりも、少ないものを大事に一生使い続ける。
そういう暮らしをしたいという気持ちは根底にある。
それができていると、妙な達成感が得られて気持ちが良い。
「無駄遣いしたくない」という気持ちは、私の深層心理に植え付けられているようで。
化粧品を使い切るチャレンジ。