私は過去に、レーシックの手術をしている。そのきっかけのひとつが、「ハードコンタクトレンズによる眼瞼下垂のリスク」だった。
眼瞼下垂とは?
眼瞼下垂は、上まぶたが下がって、うまく開かなくなった状態のこと。
眼瞼下垂(がんけんかすい)とは、まぶたを持ち上げる筋肉(眼瞼挙筋)の力が弱まり、十分に目が開かなくなる状態のことです。皮膚が目尻にかぶさり、目つきが悪く、眠そうでぼんやりとした印象に見られがちです。
眼瞼下垂には、先天性のものと、外傷性、老人性、神経筋疾患によるものや、コンタクトレンズを長期に装用したことによるものなど後天性のものがあります。最近では、20~30代の若い方にも多い症状です。
聖心美容クリニック
芸能人では、高畑淳子が眼瞼下垂の手術を受けている。2008年当時のニュース記事から引用。
女優高畑淳子(52)が、まぶたの開閉が困難になる障害「眼瞼(がんけん)下垂」を患い、7月に手術を受けていたことが7日までに分かった。(中略)
50歳を過ぎて前兆が出始めた。首や肩のこりがひどく、倦怠(けんたい)感に悩まされた。それが、6月に収録参加したビートたけし司会の健康番組で障害と発覚。7月9日に手術を受け、目を二重に沿って切開し「古いパンツのゴムのように伸びた」(高畑)筋肉と神経を治療した。
nikkansports.com
眼瞼下垂は、まぶたを持ち上げる筋肉の老化現象のひとつだ。顔の印象が変わってしまうので、女性にとっては絶対に避けたい疾患。
また、老化現象以外にも、ハードコンタクトレンズを長期間使用していることで、眼瞼下垂になりやすくなるという。
ハードコンタクトレンズの長期使用は眼瞼下垂の原因になる
「ハードコンタクトレンズを10年以上使用している」と、かなりの確率で眼瞼下垂の症状があるという。
以下は、高須クリニックのサイトから引用。
コンタクトレンズの取り外しの際に、まぶたを過度に引っ張るのも、眼瞼下垂を引き起こす原因の一つだといわれています。
コンタクトレンズによる眼瞼下垂は、ソフトレンズよりもハードレンズに多く、ハードレンズを10年以上使用している人は、かなりの確率で眼瞼下垂症状があります。
高須クリニック
データもある。
原因のメカニズムとしては、おもに以下が指摘されている。
- 硬くて厚みのあるハードコンタクトレンズが角膜の上に乗った状態で、1日に数万回のまばたきを繰り返す。その摩擦によって、まぶたの裏側にある挙筋腱膜やミュラー筋が薄く伸ばされたり線維化したりして、収縮力を失ってしまう
- コンタクトレンズの着脱時に上まぶたを強く引っ張る動作が繰り返されると、挙筋腱膜と瞼板(けんばん)の接合部に負担がかかり、腱膜が外れてしまう
10年以上ハードコンタクトレンズを使用していると、大半の人に何らかの眼瞼下垂の症状が見られるという見解は、複数の医師が一致して述べている。
20年近くハードコンタクトレンズを使用していた
私は、レーシック手術をする前、20年近くハードコンタクトレンズを使用していた。「ハードコンタクトレンズで眼瞼下垂になる」という情報を知り、これから一生ハードコンタクトレンズを使っていくことに、とても不安を覚えた。
たしかに、自分の上まぶたをよく観察してみると、昔よりも下がってきている感じがした。目がしっかり開ききらないと、目が小さく見えてしまう。そのうえ、だるくてやる気がなさそうだ。
ちょうどその頃、レーシック手術を受けようかどうしようか、検討している時期だった。
「おばあちゃんみたいな半開きの目になるのはイヤ」
そう思い、レーシック手術を受ける決心をした。
レーシック手術を受けた結果、眼瞼下垂は…?
そんなこんなで、レーシック手術を受けた。眼瞼下垂の予兆が見えていた私の上まぶただが、今は、その気はない。
そのまま放置していたら、どんどん眼瞼下垂が進行していたかもしれないと思うと、思い切ってレーシックに踏み切って、本当に良かったと思っている。
眼瞼下垂は痛みなく静かに進行し、一度伸びてしまった筋肉や腱膜は自然には戻らない。気づいたときには手術しか選択肢がなくなる。「まだ大丈夫」と思っているあいだに手を打つべきともいえる。

