長年飲んでいた鉄分のサプリが切れたタイミングで異常食欲が勃発中

最近、自分でも久しぶりだなと思うほど、食欲が暴発する日々がやってきた。

ここ数年は、たとえ食欲のままに食べすぎたとしても、ちゃんと

  • 「ウッ……お腹いっぱい(もう食べられない)」

というタイミングがやってくるので、異常レベルまで食べすぎることはなかったのに。

それを支えてくれていたのは「鉄分」だったのかもしれない。

2019/7/15 鉄分サプリ入手後の事後談を追記。

キレート鉄フェロケルを2016年3月から継続中だった

鉄分と食欲の関係には昔から注目していた。手応えも感じていた。

最初は薬局で購入できるエミネトンを服用。

【第2類医薬品】エミネトン 200錠
飲むとイライラ感が収まって感激した(エミネトン 200錠

その後、Facebookで興味深い発信をされている藤川徳美医師の情報に触れ、おすすめされていたキレート鉄フェロケルの「Nowアイアン36mg」を飲むようになった。

鉄剤ではフェリチン(貯蔵鉄)が上がらなかった人でも成果が出ているというキレート鉄フェロケル(Nowアイアン36mg

Nowアイアン36mgの購入履歴をさかのぼってみたら、2016年3月から9回リピートしていた。

藤川徳美医師の著書

藤川徳美医師は〈うつ・パニックは「鉄」不足が原因だった〉という本を出版されている。

うつ・パニックは「鉄」不足が原因だった (光文社新書)

あなたの不調は、「鉄・タンパク不足」の症状かもしれない―。日本女性の大半は、貯蔵鉄(フェリチン)が空っぽの状態で、諸外国て比べても日本人の鉄不足は深刻だ。しかし普通の検査では見逃されてしまい、また日本では鉄不足への認識が甘いため、多くの人が自分の鉄欠乏に気付いていない。著者は近年、うつ病やパニック障害の患者に「高タンパク・低糖質食+鉄剤」療法を取り入れたところ、精神科薬を脱し鉄剤投与のみとなり治療を終了(完治)する患者を続出させている。地球上で最も多く存在する元素、鉄(Fe)。最初の生物、シアノバクテリアをはじめ植物も動物も、鉄なしではエネルギー代謝を維持できず、神経伝達物質やホルモンの合成も滞る。多数の症例を交えながら、鉄・タンパク摂取の重要性を伝える。
うつ・パニックは「鉄」不足が原因だった

高タンパク・低糖質食+鉄剤」が基本の食療法。

摂食障害・イライラ・緊張感などに悩まされた私の食生活を立て直すにあたって、とても参考になった。

私にとっては参考になったが、キレート鉄フェロケルのサプリメントによる鉄分摂取は賛否両論あるようなので、実践される方は各自で念入りに情報収集を。

サプリの数を減らしたい思惑があった

サプリメントに救われてきた私であったが、ここのところ、

  • 「できればサプリの数を減らしたいな…」

という気分でいた。

ここ数年で、心身に抱えていた問題の多くが寛解した。

大量にサプリを飲み続ける「メリットとデメリットのバランス」が変化しているかもしれない。

長年、マルチビタミン&ミネラルを愛用している。何かを抜いたとしても、一通りの栄養素の1日分量はカバーできている。

ディアナチュラ ストロング39アミノ マルチビタミン&ミネラル 150粒 (50日分)

この考えでスムーズに卒業できたサプリに「亜鉛」がある。

亜鉛不足が顕著だったサプリ初期の頃は、亜鉛単体のサプリを飲んでいた。

ある程度、心身が持ち直したところで亜鉛単体のサプリは終了したが、問題なかった。

こういった背景があり、自宅にあったNowアイアン36mgがなくなったタイミングで、あえてリピート購入せず、ナシの生活を試してみようと思ったのだ。

Nowアイアン36mgをやめた後の変化

この変化は、たまたまなのか鉄分不足の影響なのか、ハッキリとはわからない。

時系列順に書いてみる。

1日目〜2日目

特に変化なし。

3日目〜4日目

謎の食欲が勃発。

糖質制限しているのに甘いものが食べたい。アイスクリーム食べる。

5日目

謎の食欲おさまらない。生クリームにハマる。UberEATSで注文してまでフワフワ生クリーム入りのパンなど食べる。

6日目

イライラ感が止まらなくなる。怒鳴り散らしたい気持ち。

7日目

明らかに過食虫が大暴れ。いくら食べてもお腹いっぱいにならない。生クリーム・ソフトクリーム・アイスクリームが無性に食べたい。

8日目

お手上げ。Nowアイアン36mgを注文。

「もう食べられない」が来ない異常な食欲

とにかくアイスクリームや生クリームが食べたくて仕方なくなった。

何か特定のものを食べたくて仕方ないとき、

  • 「一度、食べたいだけ食べればいいよ。気持ち悪くなるまで食べたら、しばらく見たくもなくなるよ」

なんてアドバイスを聞いたりする。

が、摂食障害だった私が経験した異常食欲では「気持ち悪くなるまで食べたら見たくもなくなる」という概念がなかった。

そもそも、いくら食べても気持ち悪くならない。びっくりするほど食べることができる。

食べ続けて気持ち悪くなったとしても「その食べ物をもう見たくもない」とはならない。

すぐお腹が空いて、また食べ続けられてしまう。

この頃を彷彿とさせる食欲が、今回の鉄分切れで起きた

逆にいえば、鉄分が体に満たされているときは、

  • 「ウッ……もう食べられない」

という“正常な感覚”がやってきていたのだ。

鉄分不足で起きる異食症

鉄分不足で起きる有名な症状として「異食症」がある。

鉄欠乏と異食症の関係」という論文がおもしろかった。

〔論文要旨〕
本研究は,思春期の鉄欠乏性貧血者における異食症の発現実態を調べる目的で,鉄欠乏性貧血と診断された33名を対象とし生活状況と血液検査データを用いて検討した。異食を有したのは約8割であり,男女ともに認められた。異食内容は氷が最も多く,他にラムネやガム,海苔,ひじき,垂葉などがあった。追跡可能であった全症例で鉄剤服用により異食症状の消失が認められた。以上より,思春期の鉄欠乏性貧血者においては異食症状を示すことが多く,鉄欠乏が異食と関係が深いことが明らかになった。鉄欠乏の多くの症例で,異食症状を示すという特徴は,学校健診などで鉄欠乏性貧血のスクリーニングを行う際に質問項目として有効と考えられる。
鉄欠乏と異食症の関係

異食の対象は「氷」や「土」をよく聞くが、他にもラムネ・ガム・海苔などあり、鉄剤服用で症状の消失が認められたという。

鉄と食には、深い関係があることがうかがえる。

私は摂食障害でひどい栄養失調に陥った後、とにかくアイスクリーム・ソフトクリームが食べたくて仕方なかった時期がある(ソフトクリームののぼりを見掛ける度に食べていた)。

今回の鉄分切れで同じ現象が起きた。何かつながっている可能性もある。

鉄分を摂りだしたらどうなるか?

今の私にとって、Nowアイアン36mgの服用をストップするのは得策ではなさそうだ。

数々飲んでいるサプリの中でも、私にとって重要な働きをしていたサプリの模様。

一刻も早く再入手しようと思い注文。

ただ、手もとに届くまでに1週間程度かかるため、現在はまだ鉄分切れの状況。

鉄分を摂りだしたらどう変化したかについては、またここへ追記する。

とりあえず乗り切るためにパルスイートを購入

とりあえず、異常食欲が続いて体を壊しては困るので、対策としてパルスイートを購入した。

大正製薬 パルスイートカロリーゼロ・液体タイプ 600g

人工甘味料の是否という問題はあるが、一時的に乗り切るために利用することにした。

〈生クリームとアイスクリームが食べたい病〉にかかっているが、生クリームもアイスクリームも、砂糖を糖質0の甘味料に変えれば、立派な糖質制限食になる

生クリームは、砂糖の代わりにパルスイートを加えて泡立てれば良いし、アイスクリームは生クリームと卵とパルスイートを泡立てて凍らせれば良い。

パルスイートを入れると生クリームは泡立ちにくくなる。手で泡立てる場合は、生クリームを泡立てた後にパルスイートを足した方が良いかもしれない。私は電動泡立て器なので最初から入れて長めに泡立てれば大丈夫だった。

鉄分サプリ入手後に食べる量のリミットが復活した

ここから追記。

待ちに待った鉄分のサプリ(Nowアイアン36mg)が手もとに届いた!

待ちに待ったNowアイアン36mg

待ちに待ったNowアイアン36mg

こんなにサプリの到着を待ち望んだこともなかった。

午前中に届いたので、その場で1錠飲む。

Nowアイアン36mgのカプセルは小さめサイズ

Nowアイアン36mgのカプセルは小さめサイズ

数時間後に昼食を取ったが「お腹いっぱい」の感覚が、ちゃんと食べ始めて早期にやってきた。

過食にひた走っていたが、この日の昼食から「普通の量」でごちそうさまができるように。

失われていた「食べられる量のリミット(限界点)」が復活した。

お腹は空くがお腹いっぱいになる

以前、心理的ストレスによる食欲対策でリローラを久しぶりに再開の記事内で、

食欲の抑え方って、

  1. 食べ始めて早い段階に満腹感を誘発する(→ヒスチジンとか)
  2. 物理的に胃袋をいっぱいにして食べられなくする(→おからクッキーとか)
  3. 食べたいという空腹感を起こさない

という3パターンがあると思う。
心理的ストレスによる食欲対策でリローラを久しぶりに再開

と書いたことがあった。

鉄分は①に該当すると思う。

「おなか空いたな〜」という空腹感はやってくるが、いざ食べてみると、たくさん食べなくても満腹感がやってきて食べる手が止まる。

寝起きのひどい不機嫌がケロッと治った

もうひとつ、鉄分を取り始めて変わったことは、寝起きの不機嫌がケロッと治ったこと。

思春期の頃を思い出すような寝起きの不機嫌に自分でも参っていたが、鉄分を飲んでいるとそれがない。

実家暮らしだった中高生の頃、本当に寝起きが悪くて、いつもイライラしていた。

いま以上にイライラ感の処理方法を知らないから、イライラは家族への苛立ちや自己嫌悪に変換されて、人も自分も傷つけてしまった。

体が変わっていく過程で生じた鉄分不足が原因だったのなら、あの頃の自分へ鉄分を届けてあげたい。

大人になって食生活を変えたりサプリを飲んだり(時にはクリニックの薬にお世話になったり)する中で、

  • 「性格」とされているものの大部分は栄養で左右される

と強く実感している。


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