いま使っている化粧品は『肌ラボ 極潤プレミアム 特濃ヒアルロン酸 化粧水』。
Amazonで800円前後、ドラッグストアならもっと安く売っているかもしれない。
“これしか使っていないからこそ”の、調子の良さがある。保湿しすぎのリスクを避けることができているのだ。
最近の肌の調子が異常に良い理由
ここのところ、肌の調子が異常に良い。
「ファンデーションなんか塗っていないのに、ファンデーション塗っているみたいな肌」が24時間、続いている。
まず思い当たるのは1日4回洗顔
その理由として第一に思い当たるのが、1日4回洗顔。
ノーメイク&紫外線ナシも大きい
家に閉じこもっているため、
- ノーメイク
- 紫外線なし
というのも、大きい。
ファンデーションや日焼け止めを塗らないので、肌に負担がない。
紫外線を浴びないので、肌にダメージがない。肌はすくすく育つばかり。
保湿しすぎのリスクを避けている
そして今回の本題。
「ヒアルロン酸主体のシンプルな化粧水のみ」というスタイルにより、保湿しすぎのリスクを避けられているから、という理由がある。
私の肌は化粧水以外のアイテムが使えない
背景として、1日4回洗顔を続ける過程では、
- 保湿一切なしバージョン
の実験もしていた(洗顔しっぱなし、何も塗らない)。
しかし、1週間ほど経つと若干の乾燥が見られたため、家に在庫があった『肌ラボ 極潤プレミアム 特濃ヒアルロン酸 化粧水』をほんのワンプッシュ、つけはじめた。
実際には、「詰め替え用」を買って、無印の白いポンプ容器に詰め替えて使っている。
クリーム・オイル系の基礎化粧品が使えない
雑誌もWebもメーカーも「保湿はしなければイケナイ」という声が大きいので、私も何度か、“まじめに”お手入れすることを試みた。
しかし、どーーーーーーしても、化粧水以外の基礎化粧品が使えない。
たとえば、
↑の記事でも書いたが、クリームやオイルなどの油分の多い化粧品を使うと肌の調子が悪くなる。
唯一OKだったクリームとして思い出深いのは、さっぱりして不思議すぎる使用感が魅力だった『キャロルプリースト』。
しかし、こんなに良いと思ったクリームでも、途中で離脱してしまった(今は使っていない)。
私の肌に大変合っていた『ライスパワーエキス』でさえ、化粧水は良かったが同ラインのクリームはダメだった。
徐々に開き直った30代
10代から20代までは、
- 保湿化粧品をまともに使えない自分の、お手入れちゃんとしてない感
に、どことなく後ろめたさを感じていた。
百貨店の化粧品カウンターで、うっかり「化粧水しか使ってない(時期によっては化粧水さえ使っていない)」なんてつぶやいたら最後、
- 「ええええ〜っ、ダメですよ〜〜!」
とおおげさに驚かれ、新商品をプッシュされてしまう(流しちゃうけど)。
30代以降は、
- これが私の肌に合っているのだから、コレでいい
と開き直っていった。自分が意志をもって選択的にこれを選んでいることが、自分でわかるようになっていった。
保湿しすぎにはリスクもある
私の状況を説明するひとつのカギは、私が乾燥肌ではなく皮脂分泌多めな肌であるという事実。
皮膚科医から見た誤ったスキンケア
調べもので読んでいた皮膚科医の資料のなかに、誤ったスキンケアによる痤瘡難治例として、
- ケース①保湿のために仕上げにオイルを使っていた
- ケース②乾燥を防ぐために水のみで洗顔していた(洗顔料を使う際にはよく泡立てて、泡をそっと顔につけこすらないですぐ洗い流していた)
という2事例が載っていた。それぞれ、オイルの使用を中止したり、1日2回の洗顔料による洗顔に切り替えることで軽快したという。
さらに「保湿で痤瘡が改善したというエビデンスはない」「思春期の痤瘡患者は脂性肌で保湿は必要ない」という記述も。
保湿した方が良いのかしない方が良いのかは“肌状態による”
保湿した方が良いのか、しない方が良いのかは、肌状態による。
結局のところ「その肌に合わせて対処する」のが大事なのだと改めて思う。
ドライスキンで症状が出ているなら保湿しないといけないし、皮脂過多で症状が出ているなら保湿をやめたら軽快するかもしれない。
すべて保湿で解決するのは本当か
それなのに「何もかも保湿した方が良い(すべての原因は乾燥である)」という声が大きすぎて、“保湿難民”が生まれてはいないのかな?と思ったりもする。
もし私の肌で、「洗顔による落としすぎを控えて、保湿をたっぷりする」という、一般的なスキンケア思想を実践したら、すぐ肌が汚くなってしまう。
スキンケアの本道
1日4回も洗顔することも、肌が乾燥していなければ保湿しないことも、「自分のやり方は邪道」と思っていた。けれど、案外、邪道ではないのかもしれない。
自分の肌に合う方法を、自分で見つけるのが一番いい。スキンケアの本道があるなら、それしかない。