ヨガをずっと続けている。
断続的には10年以上、本格的に取り組むようになってからは2年半くらい。
良いことがたくさんあったが、悪いことがまったくなかったわけではない。
前提として良いことが圧倒的に多い
前置き。前提として、ヨガをやっていて良かったと思うことが、圧倒的に多い(このブログでも、たくさん書いてきた)。
これからも、ずっと一生ヨガは続けていくと思う。
その大前提のうえで、だけれど、ふと、
- 「ヨガをしていて“良くなかったこと”を挙げるとしたら?」
と思った。
「時間が取られる」とか「レッスン料がかかる」とか、そういうすぐに思い付く、あるいはヨガ特有じゃない話ではなく、“実際にヨガをやり続けてみて発見した”という類いの話限定で。
基本的には物事の良い面に目を向けて増幅させて生きていきたいけれど、今回はあえて大好きなヨガのマイナス面を書いてみたい。
デメリット①ひざの黒ずみが加速する
ひとつめのデメリットは「ひざの黒ずみ」。
インストラクターのなかには、
- 「●●のやり方をすると、ひざが黒くなっちゃうんで、××のやり方で〜!」
なんてガイドする人も数人見たことがあるので、『ヨガをやる=黒ずみが出る』は、“ヨガあるある”なのだろう。
ただ、「黒くなるから××のやり方〜」は美容重視で邪道な印象。
インストラクターの多くは肌が黒くなろうが、普通に正しいアーサナ(ポーズ)を指導している。
ひざの黒ずみが出る理由
ヨガでひざの黒ずみが出る理由は、ひざを頻繁に床につくからだ。ひざを床につくポーズが、ヨガは非常に多い。

ひざをつくポーズの例
紫外線を浴びると、メラニン色素が出て肌が黒くなる(日焼けする)。
メラニン色素が出るのは紫外線を浴びたときだけではない。「摩擦」などの刺激によっても、メラニン色素は増産される。
ポーズでひざを床につくと、ひざの皮膚に何度も摩擦が繰り返されるので、ヨガを続けるとひざが黒くなるというわけだ。
下着が触れてこすれる部分(脚の付け根や腰回りなど)が黒ずみやすいのと、同じ原理。
インストラクターたちのひざの色はわからない
- じゃあ、ヨガをしている人は、みんなひざが黒いの?
- インストラクターはまっ黒なの?
…というと、これはわからない。
ヨガウェアは、ひざ下まであるレギンス型なことが多いので、ひざの素肌を丸出しでヨガをしている人がいないため。
私は確かに黒ずんだような気がする
最近はひざを出すようなファッションを全然していないので、あまり気にしていないが、私のひざを改めて見てみると、確かに黒ずんだような気がする。
少なくとも、「透明感あって真っ白でステキなひざ!」…ではない。
ただ、ひざなんて最初からこんなモンだったような気もする。
「ヨガをしていたら、傍目に見てもオカシイほど、ひざがまっ黒になっちゃった!」というレベルの話ではない。2年やって、なんとなく黒くなったかも?レベル。
デメリット②手の指の白い部分が増えてきた
ふたつめのデメリットは「手の指の白い部分」が増えたこと。
言い換えると、爪先のピンク色部分が後退して、自爪が短くなっていく感じ。

爪の先端が徐々にはがれていき、白い部分が大きくなる「爪甲剥離症(そうこうはくりしょう)」とまでは全然いかないが、変化の方向性は同じ。
白い部分が増え始めたきっかけがあった
これは補足説明が必要で、ジェルネイルを施した状態でヨガをしているときと、アームバランスの練習を熱心に始める前の段階では、全然気にならなかった。

アームバランスの例(バカーサナ、鶴のポーズ)
それが、ジェルネイルをしていない状態で、かつアームバランス(腕で体を支えてバランスを取る系のポーズ)を練習するようになってから、急速に白い部分が増えた。
アームバランスは、体幹や腕の筋肉も必要だけれど、『手指で大地をつかむ感覚』というのもまた大事で、指先を使うことが多くなったからだと思う。
もうひとつ、ヨガでよく出てくる「カップハンズ」も、爪が剥離していく方向に力がかかる。
カップハンズは、手のひらをベタッと床につけずに、指を立てて指先だけを床におく方法。手のひらの中央は浮いて、床についていない状態。
カップハンズもさまざまなポーズで登場する。

カップハンズの例(アルダチャンドラーサナ、半月のポーズ)
ほかにも気づいたら追記予定
いろいろ考えてみたけれど、今のところ、この2つかもしれない。
ほかにも気づいたり、新たに発生したりしたら、ここへ追記更新していくつもり。
「良かったこと」は、大量にありすぎるので、そのうち1つの記事にまとめるかもしれない。