今年の夏はコリン性じんましん(?)に悩まされた。振り返るとマグネシウム再開のタイミングで消えた

今年の夏は、本当にツラい!!!!と感じることが体に起きて、それは“じんましん”。

いろいろ調べた結果、カテゴリとしては『コリン性じんましん』が一番近そうだった。

昨年まではなかった症状だから「何が原因??」と試行錯誤。結論を先に書いておくと、たぶん、マグネシウムを飲み始めてから出なくなった。

私のじんましんの症状

8月に入った頃から、前腕の上腕の内側(手首からひじの部分)に、ブワーーーッとじんましんが出ることがあった。

チクチクするし、むず痒いし、不快な感覚はあるものの、搔いたりせずに我慢していれば、数十分〜1時間以内に収まる。

エアコンなし生活のせい?

ちょうど気温が高くなってきた頃で、私はあまりエアコンが好きではないので、ギリギリまでエアコンなしで過ごしていた。

「エアコンなしで暑さに耐えているせいかも?」と思って、エアコンを開始。

最初はそれほど大事とは思っていなかったけれど、日に日に、このじんましんが強烈になっていく。

腕だけでなく足にも出るようになった

最初は腕の内側に出ていたじんましんだが、やがて足にも出るようになった。具体的には、足の甲から始まり、最終的には太ももの方まで出るように。

「30分〜1時間の汗ばむ運動後→シャワー」のセットで震えがくるほどのじんましんショックを複数回経験

じんましんが出るタイミングは、最初はYouTubeで何かの動画を観ているタイミングが多かった。

そのうち、運動したあともかゆい!となるようになった。

ピークの頃、一番最悪な状態になるパターンが「30分〜1時間の汗ばむ運動後→シャワー」というとき。

シャワーを浴びているうちに、チクチクした嫌な感じが太ももあたりから始まり、鏡を見ると、お腹も背中も全身が真っ赤になっている。

かゆいだけでなく、血圧がサーッと下がって震えるような感覚まであり、明らかにただ事ではない感じ。

ただ、その状態がずっと続くわけではなく、発現から20分以内には収まり始めて、1時間以内には消失する感じ。

コリン性じんましんが近そう

「私のこの症状って何なんだろう」と思い、ネット検索して調べてみたところ、コリン性じんましんが一番近そうだった。

 入浴や運動など、体が温まった時、あるいは精神的緊張により汗が出る時に現れる蕁麻疹があります。コリン性蕁麻疹と呼ばれ、一つ一つの皮疹の膨らみ(膨疹)が1~4mm程度と小さいことが特徴です。小さな発赤がつながったようになることはありますが、他のタイプの蕁麻疹のように大きな平べったい膨らみにはなりません。通常、膨疹の周りを発赤が取り囲みますが、逆に周りが白く抜けたようになることもあります。大部分のものは出現して30分~1時間以内に消失します。もし何日も続くようであれば、蕁麻疹ではなく、アセモや湿疹など、他の疾患を考える必要があります。
小児から20歳代に発症のピークがあり、年を取るにつれて軽くなることが多いようです。痒みの自覚がないか、あってもわずかであれば放置しても構いません。
蕁麻疹(じんましん) Q6 – 皮膚科Q&A(公益社団法人日本皮膚科学会)

ただ、じんましんって本当に奥が深いんだなと思った。

いろいろな種類のじんましんがあり、複合しているケースもあり、また原因不明なことも多いらしい。

私は専門家ではないのでここで詳しくは述べないけれど、検索するとたくさん情報が出てくる。

参考になったページ

原因として怪しいと思って試したこと

じんましんの原因は、病院で診察を受けても不明なことが多い、と理解したので、自分なりになぜこのタイミングでじんましんが出るようになったのか考えてみた。

「(汗をかく)夏」というのはひとつの要因だけれど、昨年の夏は大丈夫だったのに、今年の夏は大丈夫じゃないのはなぜなのか。

日光不足→ビタミンD不足

最初に思い浮かんだのが日光不足によるビタミンD不足。

[じんましん ビタミンD]とGoogle検索すると、ビタミンDをじんましん治療に使っている皮膚科のサイトなど、ちらほらヒット。

今年はできる限り在宅しているので、全然日光に当たっていない。

それでビタミンD単体のサプリを飲んでみたが効果ナシ。

そもそもディアナチュラのストロング39アミノマルチビタミン&ミネラルを毎日飲んでいるので、日光に当たっていないからといって、じんましんが出るほどの欠乏に陥ることは考えにくい。

ストロング39アミノマルチビタミン&ミネラルには、ビタミンDが1日の基準値比100%の5.5µg配合されている。

コーヒーの飲み過ぎ

次に怪しいと思ったのが、コーヒーの飲み過ぎ。

ちょうどアイスコーヒー用の豆を新しく買って、アイスコーヒー率が高くなっていた。

アイスコーヒーは、ホットコーヒーの2倍量の豆で抽出するので、アイスコーヒーをゴクゴク飲んでいると、あっという間にすごい量のコーヒーを摂取してしまう。

コーヒーを一時停止して様子見してみたけれど、どうやらコーヒーではなさそう。

ゴムによるかぶれ

ゴムによるかぶれは、直接的な原因ではなかったけれど、間接的には影響しているのでは?とにらんでいる。

私はヨガマットのゴムに直接触れるのが嫌なので、ヨガマットのうえにヨガタオルを敷いて使っているが、ヨガタオルの裏側に滑り止めのゴムが付いている。

それから家で運動するとき、動きやすい服装が良いからと、パンツは化繊のものを履いていた。

私は着るもので肌がかゆくなることは昔からあり、家では基本的に綿100%のものしか着ない。

それで、ヨガマットの上に敷くヨガタオルを滑り止めのゴムが付いていないタイプに替えたり、パンツを綿100%に替えたりして様子見したが、大幅なじんましん軽減にはつながらず。

ただ、替えた方が心地よかったので、これは継続。

大豆プロテイン

じんましんについて調べているなかで、「特定の食品を取ったあとに運動すると出る食物アレルギー」が存在することを知った。

参考

嫌な予感がしたのが、大豆プロテイン。よく大豆プロテインを飲みながら運動していたので。

私は乳製品に弱いもので、ホエイプロテインなどは苦手だ(それこそ乳製品系のプロテインでじんましんが出たことがある)。

「大豆プロテインが飲めなくなったら、プロテインを飲めなくなる…」とゾッとしたが、これも検証の結果、どうやら大豆プロテインが原因ではなさそう。

シャワーのお湯

前述のとおり、私が血圧が下がって震えが来るほどのじんましんを経験したのは、運動→シャワーのセットを実行したとき。

で、シャワーのお湯の「温度」がいけないのかな?と思い、「水」に替えてみたけれど、それでもおそろしいじんましんが出現した。

水であっても、シャワーの刺激が全身にじんましんを出現させる。

私はシャワーが大好きなのに!シャワーが浴びられない体になったらどうしようかと、このときは怖くなった。

調べてみると、「水のアレルギー」な人も存在するらしい(Wikipedia:水アレルギー)。

まさか自分が水アレルギーだったら…、と思ったが、“きわめてまれな症状であり、記録に残る発症者は世界でこれまで100人に満たない”そうなので、水アレルギーではないだろう。

マグネシウムと亜鉛のサプリを再開したタイミングで消失

あれこれ試しながら、結構つらい思いをして日々を過ごしていたところ、徐々にあのおそろしいじんましんが出なくなってきた。

「このタイミングでやっていたことは?」と逆算して考えてみると、マグネシウムと亜鉛のサプリを再開していたのだ。

マグネシウムと亜鉛のサプリは、常用サプリとして毎日飲んでいる時期もあれば、なくても大丈夫と判断すればお休みしている時期もある。

このタイミングでは、両方とも飲んでいなかったものの、じんましんとは別件で、妙にやる気・集中力がない日々が続き、その対策で飲み出した。

すると、時を同じくして、じんましんも消えていったのだ。

亜鉛ではなくマグネシウムが原因だと思う理由

マグネシウムと亜鉛のサプリを同時に再開しているので、どちらも原因となり得るが、マグネシウムだと思う理由は2つある。

1つめは、常用サプリのストロング39アミノマルチビタミン&ミネラルに、亜鉛は十分含まれていること(亜鉛は8.8mg・1日の基準値の100%、マグネシウムは64mg・1日の基準値の20%)。

2つめは、マグネシウムを飲むのをやめたタイミングが7月22日で、じんましんが出始める1週間くらい前なのだ。

〈マグネシウムを飲むのをやめたタイミングで、じんましんが出てきて、マグネシウムを飲み始めたら、じんましんが収まった〉と考えると、つじつまが合う。

マグネシウムとじんましんの関係が解説されていた記事

マグネシウムとじんましんの関係が知りたくていろいろ調べていたら、とても納得できる記事を見つけた。

“マグネシウムはヒスタミンが肥満細胞という真皮に存在する肥満細胞より放出されて、蕁麻疹を起こすのを抑制します。”

と書かれていて、なるほど!と思った。

今回のじんましんは、かなり嫌なものだったので、マグネシウムを飲むのをやめて再発するか…という実験はしないが、「マグネシウム説」を持っていることで、またじんましん悩みが出たときのお守りヒントにできそう。

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