(比喩でなく)息を吸うのが面倒くさい話と、息を吸いながら食事するとすぐ満腹感がくる話。

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思えば私は、物心ついた頃から息を吸うのが面倒だった。

大事な発見「息は吐くのではなく吸う」 」の話の続きをしたいと思う。

姿勢が悪かったのは息を吸うのが面倒だから

自分の人生に、好ましくない影響を与える思考や行動のクセについて考えるとき、「幼少期」を振り返るとヒントになることがある。

自分の生来の性質、あるいは物心つく前に周囲の環境から受けた影響が、ほかの色が混ざる前のシンプルな状態で、そこにあるからだ。

幼少期、「姿勢が悪い」と指摘されていた。背筋をのばしなさい、と。

言われたとおりに背筋をのばしてみると、苦しいのだ。

ある種の特性のある子どもたちは、
〝体幹が弱いがために姿勢を保持することが苦手〟
という話を聞いたときは、たしかに私もその気があるからと納得したりもしていた。

ただ、よく振り返ってみると、体幹も弱かったかもしれないが、

  • 「姿勢を悪くしていないと、息を吸うのが面倒になる(よい姿勢では息がうまく吸えない)」

という感覚を、強く持っていたことを思い出した。

3〜4歳頃の記憶では、とにかく息を吸うのが、面倒に感じていた。まるで息を吸わないでいい世界から、地球にやってきたみたいに。

食べるのもお腹がいっぱいになるのもイヤだった理由

食べることもあまり好きではなかった。やせっぽっちな子どもだった。

食べること自体が苦痛というより、食べた“あと”の感覚が嫌いだった。

満腹感は私にとって気持ちがよいことではなく、不機嫌なものだった。

「あ〜、おなかいっぱい〜。幸せ〜」
という感覚は、成長してからもよくわからなかった(今はわかるが、後天的に身につけた感がある)。

なぜ満腹感が嫌いなのか。最近気づいたことは、満腹になると、息を吸いづらくなるのだ。

ただでさえ息を吸うのが面倒だと思っているのに、満腹になると息を吸う作業がより大変になって損する、という感覚。

今でもすぐ息を吸うのが面倒になって止めている

これまた最近になって自覚されたことだが、息を吸うことより優先順位の高い事項が出現したとき、息を吸うのをやめる。息を吸うことが、邪魔だからだ。

たとえば、こうやって文章を書いているときとか。仕事をしているときとか。本や映画などの大事なシーンとか。

息を吸うことよりも集中して、優先させたいことがあると、すぐ息を止めている。

世の中の呼吸法は「吐く」重視

とはいえ、世の中は「息を吐くことの大切さ」をみんな語っている。「息を吸うのを忘れるな」とは聞かない。

「吸う」の前に「吐く」があり、しっかり吐き切ることにさえ集中すれば、「吸う」は自動的に行われると。だから、吸うことにとらわれず〝吐く〟のが大切だと。

私自身、ヨガを通してたくさんの呼吸法を練習してきたし、呼吸瞑想にも取り組んできた。

だからこそ、吐くに意識がいき、自分が抱える「吸う」の問題に気づいていなかった、ともいえる。

私は吐いたら吐き切って、そのまま吸うのを忘れているのだ。うそだと思われるかもしれないけれど。

“パンを食べると夢中になりすぎて息をするのを忘れる”

自分みたいな人はいないのか?と検索していたら、なんといた。

  • 「大好きなパンを食べるのに夢中になりすぎて、息を吸うのを忘れてしまい、気を失ってしまう」

という人が。以下引用。

死を覚悟したと語る別府の、命の危機とは?

別府がくりぃむしちゅーの有田の運転手をやる前、芸人として細々と活動していた時。

芸人では食えず、アルバイトから帰ってきた別府は大好きなメロンパンを食べようとした。

その時、ふと…汗もかいたのでお風呂に入りたいと思った別府。

なんと、食事とお風呂を一緒にすることにした。

だが、この行動が命の危機に!

お風呂に入ってパンを夢中で食べていると、別府に異変が!

突然意識が遠のいたのだ!

実は別府、幼少期からある症状があった。

それは、パンを食べると気を失ってしまう信じがたい症状。

それがなんと年に10回あった。

実は仰天ニュースで以前、サンドイッチを食べたら気を失ってしまうという女性を紹介した。

彼女の場合、特定の大きさの食べ物を飲み込むと自律神経が過剰に反応し、それによって心臓が数秒停止、失神してしまうという症状だった。

風呂場の別府もその病気なのか?まさに絶体絶命!

だが、間一髪で意識回復!!

それにしても別府はなぜ気を失ってしまったのか?

その後、病院に行ったという別府…すると驚きの理由が明らかになった!

なんと大好きなパンを食べると夢中になりすぎて、息をするのを忘れてしまうのだという。

これが命を落としかけた別府の家庭で起きた仰天事件!

パンを食べるとアレを忘れる|ザ!世界仰天ニュース|日本テレビ

満腹感と呼吸って関係するのでは?と試してみたら

やはり、何かに夢中になって(集中して)息を忘れる、という特異な人は存在するようだ。

私は気を失ったことはないけれど、顔が真っ赤になって体調が悪くなる。

ここから話の方向性は少し変わるが、前述の「パンを食べると…」を読んでいて、

  • 「過食的に食べるときって、私も息が止まっているわ」

……と気づいた。

これも自分的に重大な発見。

  • 呼吸をしっかりしない状態で食べているから、体内や脳内が正常を保てなくなり、満腹中枢など正常な満腹感の形成にも悪影響を及ぼしているのでは?

という仮説が立てられる。

実際、「しっかり呼吸をしながら」食べたら、すぐに満腹感がやってきた。

 

また呼吸の話は続けていこうと思う。

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