「玄米カイロ」というものを、通っているマッサージサロンで教えてもらった。体にじんわり効く温もりが心地よくて、自宅でも使いたくなったので、そのメモを残しておく。
玄米カイロとは?
「玄米カイロ」は、玄米を小さな布の袋に詰めた天然素材のカイロを指す。
これを、電子レンジ(500〜600W)で1〜2分チンすると、30分程度、温かさが持続する。
使い捨てカイロとの最大の違いは、玄米が放出する「湿熱」(蒸気をともなう熱)で温める点だ。使い捨てカイロや電気ヒーターの「乾熱」が体の表面だけを温めるのに対し、湿熱は体の芯まで届くじんわりとした温かさが特徴。
- 温泉や蒸しタオルに近い感覚
…といえばわかりやすいかもしれない。
使い捨てカイロと異なり、繰り返し使えるのも魅力。使用回数の目安は約200回、期間にして半年〜1年ほど。使い捨てのゴミが出ないサステナブルなアイテムとしても注目されている。
マッサージサロンで、あおむけになったときに、おなかの上に玄米カイロを乗せてくれたことがあった。これが、とっても気持ち良くて、作り方を教えてもらった。
玄米カイロの作り方
<材料>
- 玄米
- 米ぬか(炒ったもの)
- 塩
- 木綿または麻の袋
分量の目安は、玄米:米ぬか:塩=2:2:1。米ぬかを入れるとふかふか感が加わり、肌あたりがやわらかくなる。米ぬかなしで作る場合は、玄米:塩=3:1でもよい。
<作り方>
- 玄米・米ぬか・塩をよく混ぜ合わせる
- 袋の中に入れて、口をしっかり閉じる
注意点としては、袋は木綿や麻などの天然素材のものを使う。マッサージサロンのセラピストは、手ぬぐいを半分に切って使うとちょうどよい、と言っていた。
電子レンジにかけるので、レンジOKの素材を選ぶことも大切。小豆カイロにするときは、玄米・米ぬか・塩の代わりに、小豆を入れればOK。
※自作するのが面倒な場合は、既製品も販売されている。

玄米カイロのおすすめの使い方
玄米カイロが完成したら、毎日使い倒そう。玄米内部の水分が抜けきると温まりにくくなり、焦げの原因にもなる。それが買い替えのサインなので、使えるうちにしっかり活用するのが吉だ。
玄米カイロは、次のような症状を和らげるのに大活躍。
- 目の疲れ(スマホやパソコンで酷使した目元に)
- 生理痛(おなかや恥骨まわりに当てると楽になる)
- 足のむくみ
- 不眠(首や背中を温めると自律神経が整いやすい)
- イライラ・ストレス
- 食べすぎによる胃の不快感
- 冷え性
- 肩こり・腰痛
使いたい部位に合わせて、アイピロー型・肩用の長めサイズ・おなか用の大判サイズなど、複数の形を作っておくと非常に便利。
温めるだけでなく、冷蔵庫で冷やして冷却用にも使えるのが玄米カイロの隠れた実力。猛暑日にはアイスノンなどの保冷剤代わりにしても気持ちいい。
注意点として、電子レンジでの連続加熱は厳禁。一度使ったあとは最低4〜5時間ほど放置して、玄米が空気中の水分を十分に吸収してから再加熱する。長期間使わないときは、カビ防止のため保存袋に入れて冷蔵庫で保管するとよい。

