超わかりやすい美白解説(3)第2段階:ケラチノサイトを黙らせる

ページ内に広告が掲載されています

紫外線を浴びても、その信号が伝わらなかったら、メラニンは作られない。第2段階は、メラニンを作れと信号を出すケラチノサイトを黙らせるフェーズ。

第2段階:ケラチノサイトを黙らせる
目次

「紫外線を浴びた!!」と騒ぐ人=ケラチノサイト

前回は、第1段階として「紫外線自体を浴びないようにする」ための策について書いた。

前回の記事はこちら

あわせて読みたい
超わかりやすい美白解説(2)第1段階:紫外線をシャットダウン 前回の記事では、シミ・くすみがどのように形成されているのかを説明した。 前回の記事はこちら https://0bi8.com/1614 今回の記事からは、どの段階にどの成分が効くの...

今回は、紫外線を浴びてしまったらどうする?という話。

紫外線を浴びると、「ケラチノサイト」から、メラニン生成工場である「メラノサイト」に、

  • 紫外線浴びちゃった!メラニン作って〜!

という指令が送られる。整理すると、

  • 紫外線を浴びる
  • 活性酸素が発生する
  • 活性酸素にケラチノサイトが反応する
  • ケラチノサイトからメラノサイトへ合図が送られる
  • メラノサイトがメラニンを作る

という構図になっている。

ということは、この流れの上流を断てばいい。紫外線を浴びても、活性酸素を押さえ込んでしまえば、まるで紫外線を浴びていないかのように、ケラチノサイトを黙らせることができる。

活性酸素を強力に抑える成分=抗酸化成分を摂取せよ

活性酸素を抑えれば、メラニン生成工場へ、合図が送られない。活性酸素を抑えるために必要なのは「抗酸化成分」だ。だから、紫外線を浴びる前後は、抗酸化成分を徹底的に体内に取り込んでおくといい。

活性酸素を強力に抑える抗酸化成分には、次のようなものがある。

  • ビタミンC
  • ビタミンE
  • アスタキサンチン
  • コエンザイムQ10
  • フラーレン

それぞれ、はたらき方が違うので一概には言えないものの、

  • アスタキサンチン → ビタミンCの6,000倍
  • フラーレン  → ビタミンCの172倍
  • コエンザイムQ10 → ビタミンCの10倍

の抗酸化力があるといわれている。

化粧品ではなく経口で体内に取り込む

活性酸素を抑えるためには、体内に抗酸化成分が潤沢にある必要があるので、肌に化粧品として塗るというよりは、サプリメントで集中的に体内に取り込むほうがおすすめ。

たとえば、海やプールに行く予定があるのなら、その1週間以上前から、ビタミンCのサプリメントを1日1,000mg以上摂取する。紫外線を浴びてしまったときは、即・サプリメントで抗酸化成分を補給する。──という具合に(先手の仕込みと事後の即応を組み合わせる)。

私が信頼している1000mgのビタミンCはこれ(American Health, シトラスバイオフラボノイド配合Ester-C®(エスターC)、90粒)
私が信頼している1000mgのビタミンCはこれ
American Health, シトラスバイオフラボノイド配合Ester-C®(エスターC)、90粒

サプリメント以外に食品としておすすめなのは、アスタキサンチンだ。前述のとおり、アスタキサンチンの数値はとくに桁違い。

アスタキサンチンは細胞膜を貫通する形で存在し、膜の内側にも外側にも作用する。ビタミンCが膜の外側、ビタミンEが膜の内側でしかはたらけないのとは対照的で、細胞全体をガードする力に優れている。

アスタキサンチンは赤い色素(カロテノイドの一種)で、赤い魚介類に豊富に含まれている。

  • カニ
  • エビ

など。抗酸化力をUPしたいときには、赤い魚介類を積極的に食べると良い。

鮭はもともと白身魚だが、エサから摂取したアスタキサンチンを筋肉に蓄えて赤くなっている。川を遡上する過酷な旅で発生する大量の活性酸素に耐えるためだ。抗酸化力を高めたいときには、赤い魚介類を積極的に食べるとよい。

こうして、紫外線を浴びた際に発生した活性酸素を消し去ってしまえば、紫外線をなかったことにできる。美白にとって、抗酸化は最初の防衛ライン(日焼け止め)の次に来る、極めて重要な第二の砦なのだ。

続きはこちら

あわせて読みたい
超わかりやすい美白解説(4)第3段階メラニンの邪魔をする さて、美白解説も4回目。今回は「メラニンの邪魔をする」の回。 メラニンの邪魔をする策は3つある 前回はケラチノサイトからメラノサイトへの合図を妨害する策について...
目次