カーッと熱いものが顔に上がってきてしまったときに、赤面被害を最小限に抑える小技。
カーッと赤面し始めたときの対処が大切
アレコレと赤面症対策をしていても、思わぬ場面で、
- カーッ!!
と、顔に血が上ってしまうことはある。
そんなとき、
- アタフタしてますます血がのぼり、どうしようもなくなるのか、
- 被害を最小限に抑えてできるだけ早く平常に戻る
のかによって、その後の「後味」はまったく変わってくる。
赤面自体を抑えられなくても、パッと赤くなって、パッと元に戻れるようになれば、精神的には、ずいぶん楽になれるはず。
(私の場合は)息を吐くのは逆効果
私は人生の途中まで、
- 赤面しそうになったら深呼吸
が良いという情報をうのみにしていた。
赤面してしまったときは、自分に対して、
- 落ち着け落ち着け
- 腹式呼吸、深呼吸
- 息を長く吐く
なんて、言い聞かせていた。
しかし、これがまったくもって逆効果だったことに気付いたのは、赤面症歴が何十年も過ぎてから。
私の場合は、上記のように息を長く吐けば吐くほど、頭に血はのぼるは、汗が噴き出てビッチャビチャになるわの大惨事。
必死に赤面を抑えようとしているのにまったく抑えられなくて、みじめで情けなくて、とてつもない自己嫌悪に陥っていた。
赤面したらスッと息を「吸う」!
どうして赤面するの?
「(人体の仕組みとして)どうして赤面するのだろう?」
と考えているときに、「酸素不足」かもしれない、と思い付いた。
例えば、息が吸えなくなったら、人の顔は真っ赤になる。赤面の原因はさまざまいわれているが、実は医学的に解明されていないそう。
- 赤面は酸素不足説
もあながち間違いとはいえないはず。
カーッときたら、「スッ!!!」と吸う!
それで、
- カーッ
ときたら、すかさず、
- スッ!!!
と息を吸うようにしてみた。すると!止まるではないか。赤面のあの血がのぼってくる感じが。
その後も、血がのぼりそうになったら「スッ!」と吸う、の繰り返し。
副交感神経を優位にする「腹式呼吸」にとらわれて盲点になっていたけれど、赤面は、「息を吸う」ほうが、早く収めることができるようなのだ。
この技を身に付けてから、赤面しそうになったらすかさず息を吸うので、
- ほんのり赤い
にはなっても、
- かわいそうなほど真っ赤っか
にはならない。
これは私自身の体験談なので、すべての人に当てはまるのかは分からない。ただ、お金もかからず今すぐできる方法なので、同じように困っている人がいたら、試してみて欲しいと思う。