糖質制限を徹底的にやりすぎたせいか、あるとき、食欲中枢がおかしなことになった。
それで、スターバックスのドリンクにホイップを乗せまくっていたが、振り返ると、よく太らなかったなと思う。
糖質制限中の謎。乳製品は、食べれば食べるほど、食欲増進した
かなり徹底した糖質制限に長期間取り組んでいたとき、炭水化物を含む主食が取れない分、
- チーズ
- 生クリーム
- バター
は無制限にしていた。すると、おかしなことに、このときの私は、乳製品を食べれば食べるほど、
- もっと、もっと、もっと!!
と、欲しくなっていた。
食欲増進はガゼインのせい?
本来、乳製品に含まれる、
- タンパク質
- ガゼイン
- 脂質
などは、「食欲を抑制するもの」として語られることが多い。
ところが、逆にアレルギーを持っていると、腸の調子がおかしくなって、食欲が暴発することもあるらしい。
今思えば、何らかの乳製品の成分が、食欲のトリガーになっていたような気がする。
チーズや、ホイップ・生クリームを取り始めたら、止まらなくなった
- チーズはいくら食べても太らない
- 生クリームを100cc飲むと良い
- バターを食べるとやせる
糖質制限の周辺には、こんな情報が多々あったので、人体実験だと思って試していた。
すると、食するチーズや生クリームの量が、どんどん増えてしまった。
もともと、チーズや生クリームの味が好きだったこともあるけれど、それにしても、振り返ると、「ギョッ」とする量。
チーズ1箱、生クリーム1パック、という単位で。糖質制限だろうが何だろうか、これは食べすぎ。
今思うと、恐ろしい量のホイップを摂取
はっきりした理由はわからないものの、一時、乳製品依存症のようになった私は、毎日、大量のチーズやら生クリームやらを食べていた。
外出先ではチーズを食べることはできないので、スターバックスがお気に入り。
ソイラテやアイスコーヒーに、ホイップ(+50円)を増量(+0円)した「エキストラホイップ」のカスタマイズで飲みまくっていた。
朝・昼・晩と、1日に3回、スタバに通う日もあり、相当量のホイップを摂取していたことになる。
しかも、時々、ブラベにもしていた。
ベースのミルクを生クリームに変えるカスタマイズ。
しかし40キロ台前半の体重は増えず
で、肝心の、
- 体重はどうなった?
という話。
普通の尺度で考えると、絶対にデブまっしぐらの食生活にもかかわらず、結果として、体重は40キロ台前半のまま。
これは、
- かなり厳格な糖質制限と並行していたから
にほかならない。糖質制限なしで、あれだけの量を食べたら、太るどころか病気になるだろう(糖質制限していても、さすがに食べすぎだったとは思っている)。
今は時々食べても、食欲は暴発せず平和
それから程なくして、ホイップやチーズを大量に食す生活から脱却。今は程よく、楽しむ程度。
糖質制限を維持している限りは、生クリーム・チーズ・バターなどを食べても太らない。
ただ、標準体重以下の場合の注意点は、
- 太らないけれど、痩せもしない
ということ。
もともと体重が多めの人は、肉やチーズを食べまくりでも糖質制限だけで体重が減るので、
- 糖質制限は、ガンガンやせる!
とアピールされることが多い。しかし、これはあくまでも「標準体重以上の人」の話。
標準体重以下の人が、糖質制限でやせるためには、カロリー制限も並行して必要だとは思う。
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