温野菜ダイエット効果—生野菜より満腹感が高く痩せた

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「生」の野菜やフルーツをたくさん食べていて、なぜか食欲が止まらない──。そんな悩みがあるのなら、一度、「加熱」に切り替えてみても、いいかもしれない。

目次

食欲が暴発しやすいローフード(生の果物や野菜)

まず、最初に断っておきたいのは、私自身は、

  • ローフード
  • リビングフード
  • ナチュラルハイジーン

のような世界観が好きだ。食材の酵素を生かして、果物や野菜を生で食べるという食事法。

ローフード 私をキレイにした不思議な食べもの
ローフード 私をキレイにした不思議な食べもの

実際に、長年に渡って実践していた時期がある。

ただ、そこにハマりすぎると、

  • 「なぜか逆に、食欲が暴発する」

というリスクがあると考えている。

冷たいものは、食べれば食べるほど、もっと欲しくなる

ローフードを実践している人の中に、

  • 小食

の人は、それほど多くない印象だ。むしろ、

  • バケツのように山盛りの葉野菜
  • 大量の生アーモンド、くるみ
  • 一般的な“1人分”とは程遠い量のフルーツ

を、食べる傾向があるように思う。

私自身、ロー率ほぼ100%の食生活をしていたときは、人には見せられないほど、大量に食べていた。

しかし、

  • それでも、太らない

のは事実なので、安心して大量に食べていたのだが。

体験的な話だけれど、体は温かくなると、食欲が落ち着く

ここからは体験的な話になるけれど、

  • 食事には熱産生の役割が大いにある

と思う。

栄養学の分野では、これを「食事誘発性熱産生」(DIT:Diet Induced Thermogenesis)と呼ぶ。食べ物を消化・吸収する過程で体内にエネルギーが消費され、その一部が体熱に変わる現象だ。この熱産生は1日の総エネルギー消費量の約10%を占めるとされている。
健康長寿ネット「非運動性熱産生(NEAT)とは」

つまり、食事をすることによって、体が温まる。体が温まれば満腹感が得られ、食欲も収まる。

逆にいえば、体が冷えれば冷えるほど、さらに食欲が加速することもある。

  • 温かい一杯のみそ汁

を飲むだけで、空腹感が消えていった経験は、多くの人があると思う。

蒸し野菜にすると、キャベツ1/4個も食べられない

極端な食事制限を経験した人のなかには、

  • 生野菜の食べ過ぎ

にハマってしまう人が、結構いる。

それこそ、バケツ2〜3杯分のキャベツやもやしを、胃に押し込んで、それでもおなかがいっぱいにならない。

私にも経験があって、生野菜だと、なぜか大量に食べたくなる。しかし、それを蒸し野菜にすると、なぜか、ピタッと食欲がとまる。体が温まることが、関係しているのでは?と思う。

たとえば、生キャベツなら、平気で1個分以上、食べてしまっていたところ、蒸し野菜にすると、1/4個も食べたら、「もう、おなかいっぱい!」とヒイヒイ言う感じ。

同じ野菜でも、生野菜より温野菜のほうが満腹感が高くなって食べる量が減り、痩せていった。

加熱によって体が内側から温まり、DITの効果も相まって、満腹のシグナルが正常にはたらくようになったのではないか?と考えている。

生野菜の過食にハマっている人は、一度、温野菜に切り替えてみる

生野菜の過食にハマっている人は、一度、温野菜に切り替えてみるとよいかもしれない。

お鍋で蒸してもいいし、それが面倒なら、電子レンジでチンしてもいい。不思議なほど、スッと食欲が消え去るかもしれない。

タンパク質が食べられる人は、食べるとさらに◎

温野菜と一緒にタンパク質を取ると、食欲抑制の効果はさらに高まる。

タンパク質は三大栄養素のなかでDITがもっとも高く、摂取エネルギーの約30%が消化・吸収の過程で体熱として消費される。糖質が約6%、脂質が約4%であるのに比べると、圧倒的な差だ。
お魚たんぱく健康研究会「食事誘発性熱産生(DIT)」

タンパク質は、食べるだけでエネルギーを消費して、体の温度を上げる作用があるので、体を温めるのに、もってこいなのだ。

蒸し野菜に鶏むね肉や卵、豆腐などを添えるだけで、温かさと満足感が格段にアップする。食欲が暴走して困っている人にとって、温野菜+タンパク質の組み合わせは、シンプルだけれど強力な味方になるはず。

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