簡単なイライラ解消方法「10秒笑顔」ムカムカ収まらない怒りを抑える対処法

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どうしても、イライラムカムカが収まらないとき、いつでもどこでもできる簡単な対処法。

目次

イライラ・ムカムカ「アイツ、ほんとムカつくー!!」と突撃する前に

日々を生活していると、

  • 「誰かに対して、超ムカつく」

ということは、頻繁に起こり得る。

その「イライラ・ムカムカ」のコントロールができないと、

  • 身近な弱い人を罵倒する
  • 自分の子どもを叱りすぎる
  • 電車の中で他人を突き飛ばす

などの暴挙に出てしまう。

しかも、怒りにまかせた行動は、自分の脳と体にもダメージを与える。怒りの状態では交感神経系が活性化し、血圧の上昇や心拍数の増加が起きる。つまり、怒っている側もまた、生理的なレベルで確実に消耗している。

「相手を思いやる」とか「人にやさしく」なんて、当たり前の道徳を思い浮かべても、自分を抑えられないときは、ある。

そんなときは、とことん利己主義に徹する。人に当たり散らす行為は、

  • 自分にとって不利
  • 救いようがないほど損

ということを、いま一度考える。

とりあえず10秒、「笑顔のかたち」を作る

ムカつきがどうしようもないときは、ひとまず、ひとりになれる空間を確保する。トイレの個室で十分。そして、

  • 笑顔のかたち

を作る。

「笑おう」「微笑もう」とがんばる必要はまったくなし。顔の表情のかたちだけ、笑顔風味になっていれば、それでOK。その状態で、10秒数える。

笑顔なんて作れない人は、

  • 口角を上げる動作

だけ、やればOK。口角をとりあえず上げて、10秒をキープする。

10秒たったら「ムカついていたこと」を、もう一度思い浮かべてみる

10秒たったら、口角を上げたまま、

  • さっきまで、ムカついていたこと

を、もう一度、思い浮かべてみる。少しでも、感じ方が変わっていればOK。

上手な人だと、10秒笑顔のあとに思い浮かべると、

  • 「あれ?まったくムカつかない」

という、不思議なことも起きる。

これは単なる精神論ではなく、心理学で「表情フィードバック仮説」と呼ばれる理論に基づいている。アメリカの心理学者トムキンスが提唱したこの仮説は、顔の表情筋が動くと、その刺激が脳にフィードバックされ、表情に対応した感情が生まれるという考え方だ。「悲しいから泣く」のではなく「泣くから悲しくなる」というジェームズ・ランゲ説の発展型ともいえる。

許せるというより、「どうでもよくなる」という感覚

同じ感情を引きずり続けていると、その感情は、どんどん強くなっていく。

ところが、その感情の合間に、

  • ほかの感情を、何度も繰り返し、挟んで経験させる

と、その感情の強さは、徐々に薄まっていく。

これが、

  • 時間が経過すると、感情が収まっていく

ということの真理。

ベルギーのルーヴェン・カトリック大学の研究(2014年)によれば、怒りの感情の持続時間は平均約2時間と、感情のなかでは比較的短い。悲しみが120時間以上も続くのに対して、怒りは放っておいても自然と薄れやすい性質をもっている。10秒笑顔は、この自然な減衰プロセスを意図的に加速させる手段だといえる。

だから、意図的に「今、感じている感情とは、別の感情」を自分に感じさせることで、もとの感情を薄めていくことができるのだ。

これは、

  • 相手を許せるようになる

なんてものではなく、

  • 相手のことが、どうでもよくなる

という感覚。

相手を許すことには抵抗がある人も、相手に対する興味関心を失うことには、努力の矛先を向けることができるはず

ムカつく出来事、ムカつく人、ムカつく言葉——、などなど、日常の中には私たちをカリカリイライラさせることがあふれている。

「本当は忘れたい、気にしたくない嫌なこと」を頭の中から消去するひとつのテクニックが、10秒笑顔という方法だ。

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