長いこと、まつげエクステをしているため、まつげ美容液はいろいろ試した。
リバイタラッシュ、スカルプD(アンファー)、フローフシ、キャンメイク、DHC、ロレアル、アヴァンセ、資生堂、……
でも、まつげ美容液というものは「気休め」だ。医薬品でも医薬部外品(育毛剤)でもなく、化粧品カテゴリの商品なので、そんなに伸びるはずがない。
まつげ植毛も検討。しかし、伸び続けるまつげは怖いので却下
まつげ美容液に、実際の育毛効果は期待できない。しかし、まつげは、絶対的に伸ばしたい。どうする?
- 「まつげ植毛か?」
と、一瞬よぎった。
けれど、まつげを植毛すると、自分でカットしないと一生まつげが伸び続けるらしい。それってなんか怖い。
おばあちゃんになって、死ぬときにも、まつげだけは伸び続けるなんて。
ちなみに、簡易植毛ともいえる「まつげエクステ」はずっとしている。10年以上。まつげエクステをずっと続けるためにも、長くて強いまつげが欲しいのだ。
それと、「下まつげ」。
上まつげのエクステは、3〜4週間持つけれど、下まつげは持って1週間。
だから下まつげにはエクステをしていないのだけれど、フサフサの下まつげって憧れる。アイラインもいらずに、目力が強い、バンピちゃんみたいなまつげは憧れ。
ルミガンと同成分の「ケアプロスト」を購入
あれこれ考えた結果、まつげを伸ばす薬として有名な「ルミガン」で実験することにした。
実際に私が購入したのはルミガンそのものではなく、同成分のジェネリック品である「ケアプロスト0.03%」。
アプリケーター(塗布用の筆)は付いていない単品を、約1,300円で購入した。
ケアプロストはどこで買える?
ネットでざっと検索したところ、ケアプロストを購入している人は、個人輸入ばかりだった(私も個人輸入で入手)。
ただ、本来であれば自由診療で処方してくれるクリニックで入手する方が安心感はある。
例えば「医療法人社団 領美会あさくら皮膚科」ではケアプロスト3mlを処方しているとのこと。
院長は数年来、緑内障予防薬(点眼液)を眼科にて処方されてきました。
当初、まつ毛がうすかったのですが、数ヶ月するとどんどんまつ毛がのび、濃く、太くなってきたので、眼科医に聞いたところ、「薬の副作用です」といわれました。
以前より、この薬をまつ毛増毛に使えないかなと考えていました。
この度、10月20日に厚生省より、睫毛貧毛症治療薬がシオノギ製薬より認可されました。
米国FDA(厚生省と同じ省)においては、すでにまつ毛育毛剤は認可されており、これと同様のものであります。
シオノギ製薬のグラッシュビスタ外用液0.03% 5mlは、20,000円以上の価格となるため、FDAに認可している、ケアプロスト3mlを代わりに処方することにしました。
あさくら皮膚科
ケアプロスト ブラシ代用としてマイクロ綿棒を購入
ところで、ケアプロストを入手しようとすると、
- 専用アプリケーター付きのセット
- 専用アプリケーターなしの単品
のパターンがあることがわかる。私は、アプリケーター付きのセットは購入せず、最初から単品を購入した。
というのも、ケアプロストの購入者レビューを呼んでいたら、アプリケーターの使い勝手の悪さを指摘している人が多かったから。
- 「じゃあ、アプリケーターを使わない人は、どうやって塗っているの?」
というと、みなさん、いろいろな工夫をしている。
例えば、
- つまようじの背
- 綿棒
- ネイル用の筆をカット
- 歯間ブラシ etc.
そんなレビューを読みながら、私は、
- 「あっ。まつげエクステをリムーブするときに使う、マイクロ綿棒がピッタリかも」
と気付いた。
そして、Amazonで100本入りの「マイクロ綿棒」を購入。
ちなみに、Amazonのマイクロ綿棒のレビューを読んでいたら、同じことを考えていて、ルミガン用に購入済の人も発見。
なお、マイクロ綿棒には何種類かあるものの、私はφ1.5mmのマイクロ綿棒をチョイス。
ケアプロストは1週間〜2週間の短期間で効果が見られた
いや〜。正直なところ、びっくり。
ケアプロストを開始してみたら、
- 「1週間で、なんと生えてきた。」
具体的には、しばらく毛が生えにくくなっていた右目目頭寄りの上まつげに、ぴょこぴょこと、うぶ毛が発生しているのを発見。
これはうれしい。
と同時に、塗り方に慎重にもなった。
他の人のレビューを読んでいると、
- 「本来、毛がないところに誤って付いてしまい、毛が生えてしまった」
という声を複数見掛けたこともあり、意図しない部分にムダ毛が生えないように注意しないといけない。
2週間経過する頃には、下まつげにも変化が感じられた。
下まつげが生まれつき薄め・短めだったのだけれど、
- びょーーーん
と長いまつげが、突然変異的に発生したのだ。続ければ、すべてのまつげが長くそろっていくのだろう。
確かに、ケアプロストは、すごい。と同時に、やはり医薬品なので自己責任で使い続けるにはリスクが高いようにも感じる。
継続使用するならば、処方してくれるクリニックを探して、医師の診断を受けながら使った方が良さそう。
割高にはなるが、安全への投資と考えれば仕方ない。
追記:その後、ケアプロストは休止
その後、肌の調子が悪かったのか、ケアプロストで目元が荒れてしまった。
休んで再開しては、その効果に喜ぶ……、ということを何度か繰り返した後、ニベアの青缶を目元に塗っていたら、なんとまつげが伸びてきた。
なので、今はそのまま、ケアプロストは使わずにニベアで生活している。
(2017/12/03追記)