「空気パンツ」を一時愛用していたけれど、いろいろ不満が出て、やめた。
でも、ゴムなしの心地よさにはハマって、今は違うゴムなしパンツをはいている。
空気パンツを試した目的は下半身のむくみと下半身太りの解消
私は、下半身のむくみや下半身太りに悩まされていた。
そんなとき、「空気パンツ」の存在を知った。
空気パンツ?!その名の通り、パンツを履く人履く人、皆が「履いてないみたいだね。」と言ってくれたので、「空気パンツ」とつけました。
日頃、身につけている下着の“影響”を気にしたことありますか?
通気性・速乾性・保温性にすぐれた空気パンツは、ゴムによる下半身の締めつけを取り除 き、本来の体の循環を取り戻します。循環が起こると免疫が上がります。特にソケイ部が楽になりリンパの流れがよくなります。 体が解放されることで精神的にもゆとりができ、本来のあなたに戻り、輝くお手伝いをします。
約一週間ほど空気パンツを続けて履いたあと普通のパンツを履くと、自分の身体で違いを感じられます。
筋肉や臓器に血液が送り込まれにくくなってしまうと、新陳代謝が悪くなって老廃物がたまり、新しいエネルギーを蓄えることができません。
アレルギー性鼻炎、腰痛、頭痛、胃炎、高血圧、低血圧、むくみ、神経痛、便秘、ギックリ腰、夜尿症、吹き出物、歯ぎしり、痔、水虫といった怖れもあるのです。
空気パンツ
空気パンツの説明を読んでいるうちに、
- 「私の思うように脚が細くならないのは、下半身の血流のせいでは?」
- 「そけい部のリンパをパンツで阻害しているのでは?」
- 「生理痛が重いのも、パンツのせいでは?」
- 「空気パンツをはいたら、脚やせできるのでは?」
と、いろいろ「ピンッ!」ときた。
その上、私は、パンツがずり上がってきて、股の間に食い込んでくる感じが大っ嫌いだったのだ。
だから、それも解消してくれたらいいな〜、と思っていた。
空気パンツの効果
空気パンツを購入してはいてみたら、確かに心地良い!
今まで、自分が、
- パンツのゴム
というものに、どれだけストレスを感じていたか実感した。
そして、むくみ感も、確実に軽減。
- 「ああ、これは確かにいい。脚も細くなるかも」
という手応えが得られた。
セクシータイプの空気パンツは食い込んでNGだった
空気パンツの形には、
- ノーマルタイプ
- セクシータイプ
の2種類がある。下記の写真の、先頭2枚が「セクシータイプ」で、後ろの4枚が「レギュラータイプ」。
どちらのタイプが合うかわからなかったので、2種類購入したところ、私にはセクシータイプは合わなかった。
幅が狭いので、ずり上がって、股の間に食い込んでTバック状態になるのが、不愉快だった。
そこで、ノーマルタイプを継続してはくことにした。
空気パンツを体験して感じたデメリット
100%空気パンツで過ごしてみたいと思い、洗い替えを含めて、3枚のノーマルタイプを購入。
それから半年、空気パンツだけで過ごしてみた。一時、ブラジャーも空気パンツのブラジャーにそろえたくらい、徹底的に空気パンツを実践した。
しかし、結論としては、いくつかのデメリットを感じたので、空気パンツをやめた。
価格が高い
もの自体は、非常にシンプルで、良い意味で質素。
素材や縫製などの質が良いから高いというよりは、概念的な付加価値をたくさん付けて、高いという印象。
すぐ劣化する(ひもが切れる)
価格が高いのにもかかわらず、すぐに劣化してしまう。
というのも、サイドで結ぶひもが、切れるのだ。
ひもが切れることに対しては、
- 自分を取り戻す役目をパンツが終えた
- 厄払い
など、スピリチュアル系の意味付けがされている。
この感覚は、私が以前やっていた「冷えとり」に近い。
冷えとりと違うのは、補修して使い続けるのではなく、新たなパンツの購入が勧められている点。
ひもの結び目部分がが当たって痛い
ひもが結構太いので、両側面で結んだときに、その結び目がゴリゴリと肌に当たって、痛い。
ふんわりしたスカートなどなら問題ないが、ジーンズなんか履くと、圧迫されて痛くて耐えられない。
空気パンツのラインをボトムスが拾いやすい
ひもは太いし、生地は厚手なので、空気パンツのラインをボトムスが拾いやすい。
特に、結び目はしっかり出てしまう。
トイレでひもをほどくのが面倒
さっとトイレに入りたいとき、
- ひもをほどく
という一手間がある。切羽詰まってからトイレに行くと、焦ってなかなかほどけないことも。
余裕を持って生活する必要あり。
履いているときにひもが緩んだらパンツが脱げて終わる
動いているうちに、ひもがゆるんでくることがある。
すると、何のストッパーもないので、ハラッと脱げて下に落ちてしまう。
パンツ(ズボン)スタイルの日なら問題ないが、ストッキングなしの素足にスカート、なんてときには、大事故になりかねない。
見た目が変
やはり、見た目は気になる。
パートナーには話して理解を得たとしても、ジムや温泉などで着替えるとき、ガバガバのデカパンツみたいなのを履いているのを見られることには抵抗がある。
その上、使い込むと、全体的に緩くなっていく。はみ出て中身が見えてしまいそうになるのも、気になる。
ほかのゴムなしふんどしパンツを試した結果
デメリットが大きく感じられるようになったので、私は空気パンツをやめることにした。
ただ、パンツのそけい部にゴムがないことの快適さは、非常に魅力的だった。
そこで、下記の条件を満たしている他のふんどしパンツを探すことにした。
- ゴムなしの快適さはキープ
- 空気パンツのデメリットはクリア
Amazonや楽天で購入できるふんどしパンツを、何種類か試して、その中で私がリピートに至ったふんどしパンツは、次の2つ。
- Ri楽ショーツ
- オーガニックコットン 100% ふんどしパンツ
価格的には、空気パンツの3分の1程度。
Ri楽ショーツは履き心地&ヘビロテしても数年以上もつ耐久性が◎
ひとつめの「Ri楽ショーツ」は、いろいろ試した中で、最も普通のパンツに近い使用感を実現していた。
普通のパンツに見えるが、そけい部にはゴムがない。
ウエスト部分は、ひもではなく幅広のレースになっているので、ずり落ちる心配はないし、ゴムの締め付け感もない。
そしてこのRi楽ショーツがいいな!と思うのは、
- 非常に耐久性がある
ということ。
ガンガン洗濯機&乾燥機で洗っても、数年以上、持ってしまう勢い。
しばし、私はRi楽ショーツばかりをローテーションではきまくっていた(ピンク2枚、ブルー2枚を所持)。
オーガニックコットン 100% ふんどしパンツは色が豊富
Ri楽ショーツばかりはいていたところに、「これもいいな」と思えたのが「オーガニックコットン100%ふんどしパンツ」。
Ri楽ショーツと同じように、そけい部にゴムがなくウエストがレースになっているタイプ。
Ri楽ショーツに比較すると、少しだけ股に巻き込んで食い込んでくる感じがあるものの、色展開が豊富なところが魅力的。
レギュラータイプは大きくてふんどし感が強い
オーガニックコットン100%ふんどしパンツには、
- レギュラータイプ
- ショーツタイプ
の2種類がある。
上の写真でいうと両端が「ショーツタイプ」、中央2つが「レギュラータイプ」。
レギュラータイプは、まさにふんどしのように四角い。ショーツタイプは幅を狭めてショーツのようにカットしている。
私は両方とも試した結果、「ショーツタイプ」のほうをリピートした。レギュラータイプは、もぞもぞと布が余る感じと、いかにもふんどしのような見た目が嫌だったので。
他のふんどしパンツでも効果変わらず快適性がアップ
元祖・空気パンツが合う人もたくさんいるだろう。
だからあくまでも私の場合になるが、他のふんどしパンツを試してみたら他のふんどしパンツの方が合っていた。
要は、
- お腹
- そけい部
を、ゴムで締め付けないことが重要なのだと思った。
そして、肌に触れる生地が自分に合う素材で履き心地の良い形のものを選べば、とっても快適に過ごすことができる。
追記:究極は「履かない(ノーパン)」という選択肢かも
ここからは、この記事を最初に書いてから2年以上経過した現在の状況を追記。
この2年の間に「ふんどしパンツ」と呼ばれるものは、メーカーも種類も非常に増えている様子。
私は淡々とRi楽ショーツをリピートしていたので、新たな情報は収集していない。
ただ、先日、新しいRi楽ショーツを購入しようと楽天ショップにアクセスしようとしたとき、あることに気づいてしまった。
- 体を締め付けない方が良い
- 締め付けから体を解放しよう
というのがふんどしパンツの肝であれば、
- 何も身に付けない
というのが究極の解決方法ではなかろうか(つまりノーパン)。
これなら値段も安い。というか、無料だ。
そこで、新しいRi楽ショーツを購入するのはやめ、何も履かない日を増やすようにしてみている。
外出時など履かざるを得ないときには履くが、自宅にいるときや睡眠中など下着を身に着けなくても差し支えないときには履かないのだ。
これが、想像以上に快適だった。
もう2年以上、ふんどしパンツを愛用しているので、今さら新たな効果が!!なんてことはない。
が、ふんどしパンツを履かなくても、ふんどしパンツに求めていた効果が得られるというのが、発見だった。
そんなの当たり前なのだが、ちょっとした盲点になっていたので、目からウロコだった。
ヨガジャーナルのサイトには、ノーパンを勧めているという産婦人科医の記事が載っていた。
産婦人科医で女性器の専門家でもある八田真理子医師は、夜、下着(ショーツ)をつけないで寝ることを推奨している。その真意を伺った。
ノーパンがおりものトラブルを防ぐ
「膣」トラブルを防ぐために、ムレない環境を作ることが大切なのは、すでにレクチャーしていただいた。八田医師はさらに、ヨガ中はもちろん、寝るときもほとんどノーパンで過ごしているという。「別名、ダイレクトパジャマね(笑)。一度試して欲しいのですが、とにかく爽快感が違います。それに、膣に蓋をするものがないから膣内環境が改善、ムレることがない。ということは、おりものトラブルが起こりにくくなるのです」と八田医師。分かりやすい例えを教えよう。
膣環境は、脇の下と似ている
まず、長時間コンサバティブな服を着た状態で、汗をかいた脇の下を想像してほしい。皮膚により密閉された状態と汗によるムレのせいで、脇の下の皮膚はふやけ、時間が経てば経つほど雑菌が繁殖し不快な臭いを伴ってくる。これと同じ現象が、膣内で起こっているという。ならば、早急にノーパンを実践すべきではないか?
ヨガジャーナルオンライン
確かに、この記事は納得感があった。
ノーパンに慣れると膣環境が変化するようで、ノーパンでも大丈夫になっていく。
最初は下着でカバーしないと乾燥するのでは?と思っていたが、それはムレていたことを勘違いしていたようだ(2019/6/23 追記)。