『MONOQLO 2017年5月号』で、「ゴッソリ取れて耳がスッキリ!」と、進化形耳かきとして紹介されているのを見て、電動の吸引式耳かきを衝動買いした結果。
吸引できる電動耳かきの存在を初めて知った!
私は、耳かき難民だ。なかなか、耳に合う耳かきに出会えない。
最近も、耳の中がムズムズするのに、うまくケアすることができず、フラストレーションがたまっていた。
そんなとき、今月発売の『MONOQLO 2017年5月号』をパラパラめくっていたら、
- 耳アカを本体に吸引するから、
手動よりも大量に取れる!
という見出しで、電動の耳かきを発見。それが、下記。
「ポケットイヤークリーナー デオクロス i-ears」という商品で、下記のように説明されていた。
耳ア力を振動で取ってすぐさま吸引!
一般的な耳かきは、うまく取れなかったり、ついやりすぎて傷付けてしまったりということがあった。
しかし、この電動耳かきは振動で耳アカを取るため軽く動かすだけでOK。
取った耳ア力も本体に吸引されるので、耳から取り出す必要なし。
とても簡単に、しっかり耳掃除ができる。
MONOQLO 2017年5月号 | P32
私はこれを読んで、深く共感した。
- 一般的な耳かきは、うまく取れなかったり、ついやりすぎて傷付けてしまったりということがあった
確かに!おっしゃる通り!私、その状態。だから、耳かき難民。
すぐに調べたところ、Amazonではレビュー数が200件を超える人気商品だった(こちら)。
レビューは賛否両論の様子だったけれど、「ごっそり取れた!」という人をしっかり何人も確認できたので、迷わず購入。
届いた電動耳かきはこんな感じ(写真)
届いたものは、こんな感じ。
- 本体
- 先端キャップ(2本)
- 掃除用ブラシ
- 単4電池
キャップをはめない状態で本体を上から見ると、こうなっている。
ここに、吸引された耳あかがたまる仕組み。
先端をはめると、こうなる。
実際に吸引してみると、おおおっ。これは…!?
さっそく、電池を本体にセットして、先端キャップを装着し、スイッチオン。
ブォーーーーーーン
と、機械の電動音。
電動歯ブラシの50%くらいの音の大きさながら、耳元なので、大きく感じる。
恐る恐る耳の中に入れてみる。私は耳の穴が小さいのだけれど、無理なく入った。
適当に、クルクル回したり、先端の耳かき部分で、耳かき風に耳の中の壁を引っかいたりしてみる。
30秒くらいで、取り出してみた。
キャップを開けると……
- おおおお〜っ…。
取れてる!結構な量が。
- 「なにこれ、楽しい♪」
がぜん、テンションがあがる。
もう片方の耳も、試してみる。
もう一方の耳は…あれ?
同じように、耳の中を吸引して、ワクワクしながら取り出してみる。
しかし、こちらは、
- 「あれ…?」
という結果に。
少量の粉が入っているだけで、先に掃除した耳に比べると、物足りない。
ただ、そもそも、耳あかがたまっていなかった可能性もあるので、よしとする。
乾燥タイプの耳あかで耳掃除が得意ではない人なら満足できそう
電動吸引耳かきは湿った耳あかは取れない
前述の『MONOQLO 2017年5月号』では、食品を使って、吸引力をレビューしていた。
それによれば、「乾燥したすりごまはOKだけれど、湿らせたコショウはNG」という結果。
MONOQLO 2017年5月号 | P32
私は耳あか乾燥しているタイプなので問題なかったけれど、耳あかが湿ったタイプの人は、この商品は使えない。
耳掃除が得意な人は自分で取ったほうがよく取れるかも
私は、自分で自分の耳をうまく掃除できない。なので、この商品は救世主かと思った。
けれど、時々いる「耳掃除テクニックがすごい人」は、「自分で取ったほうが取れる!」と思うのかもしれない。
それは例えば、「包丁を使うのが上手な人」が、「電動みじん切り器を使うより、包丁のほうが早い!」と言うのと似ている。
そういうテクニックを持ち合わせていない人なら、十分満足できるレベルだと思う。
私は、超・満足だった。
追記①普通の耳かきと併用したらビックリするほど取れた
その後、ほぼ毎日、「ポケットイヤークリーナー デオクロス i-ears」を使っていたのだけれど、あるとき、耳の奥がかゆくて、普通の木製の耳かきで、カリカリした。
それで、ちょっと思いつきで、木製の耳かきで耳の中をカリカリした後に、デオクロス i-earsで吸い取ってみたら、びっくりするほど、大量に取れた(!)。
デオクロス i-earsの弱点である、「(木製の耳かきと比較すると)先端に厚みがある(→だからカリカリしにくい)」という点を、木製耳かきとのコンビネーションで、見事にカバー。
もう、かなり気に入ってしまった。(2017/10/2追記)
追記②単独でもびっくりするほどのものが!
さらにその後の追記。
「ポケットイヤークリーナー デオクロス i-ears」を購入してから1年近くになるけれど、壊れていないのはもちろん、電池も1回も替えていないのになくならず、日々大活躍中。
そして、最近ではコツを覚えたようで、木製の耳かきを使わずとも、単独でびっくりするほど大きなものが発掘できるようになった。
つい、普通の耳かきのように、耳の中で動かしがちなのだけれど、せわしなく動かさずにジッと同じ体制でとどめておいた方がよく取れるようだ。
10秒ずつ、90度ずつ回転させるくらいで十分。
また、ときどき、大物が耳の中にいて、「カサカサ」と音がすることがある。そんなときほど、動かさず、ジッと吸引した方が、大物のまま釣り上げられる確率が高い。(2018/03/06追記)
追記③購入後1年4ヶ月で電動耳かきが壊れた
追記その3。1年4ヶ月後、ポケットイヤークリーナー デオクロス i-earsが壊れてしまった。スイッチが入らなくなったのだ。
一度も電池を替えていなかったので、電池切れかと思った。が、電池を替えても動かず。
金額的には2,000円ちょっとで購入。1年以上は使えているので大きな不満はないものの、数年は使えるイメージでいたので、思ったより早く壊れた印象。
使い続けていると衛生面も気になるので、買い替える良いタイミングが来たと思い直し、新たな耳かきを物色。
他に、もっと良い吸引耳かきが出ていれば乗り換えようと思って検索してみた。
イヤークリーナー類似品多発で戸惑う
以前購入したときと違って、まったく同じデザインに見えてブランド名の印字だけ違う商品が増えていたので戸惑った。
レビューをいくつか読んでみたが、違いはよくわからず。結局、また同じポケットイヤークリーナー デオクロス i-earsを購入した。
間違って類似品を購入してしまった
しかし、ここでミス。同じ商品で、約1,600円と安くなっているものがあったので、そちらを購入してしまったのだ(レビュー評価も、そちらの方が良かったし)。
実物が届いてみたら何か違う。「ポケットイヤークリーナー デオクロス L-ears」?とロゴが微妙に違っている。
姿形は本当にそっくり。同じ金型を使っているように見える。しかし、細かい部分の作りが雑(ブルーのゴムが外れそうになっているなど)。
明らかに違っていたのは、耳あかを吸い込む内側に張ってある金網。新しく購入した方が、目が粗い。
使ってみると、全然、耳あかが取れない。とても嫌な予感がした。これだけそっくりなのに、偽物を買ってしまった模様。
改めて前回とまったく同じ商品URLから買い直す
仕方ないので、前回Amazonで購入したときと、まったく同じURLから購入し直した(こちらの商品)。
こちらは、無事に今まで通りに耳あかが取れた。ようやく、耳がスッキリした。(2018/08/17追記)
※せっかく新しい製品が入手できたので、箱と取扱説明書の画像をアップしておく。クリックで拡大。
