「耳掃除が大好き」という人は、ちょっと注意したほうがよい情報。耳掃除をしすぎると、なんと鼓膜が破れたりカビが生えることまであるというのだ。じつは耳鼻科の専門医のあいだでは、そもそも耳掃除は不要とする見解が主流になっている。
耳掃除を毎日しすぎると危険もある
今月号の『美的』では、5ページに渡って「耳はキレイの宝庫!」という、耳の特集が組まれている。そのなかで気になったのが、「耳掃除のしすぎは危険」という話。以下引用。
- 大の耳掃除好きです。毎日キレイにしているのにジュクジュクします
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耳掃除のしすぎは危険。カビが生えることも!
「耳掃除は、行いすぎると痛みなどの感覚が麻痺しやすく、気持ち良くなってかきすぎてしまう人がたまにいます。すると、耳の皮膚がはがれて浸出液が出てきたり、そこにカビが生えてしまうことも。もっと奥まで触ると鼓膜を破ってしまうこともあるので要注意」(有田先生)
なんと恐ろしい……。
私自身は、耳掃除が自分ではまったく上手にできないので(すぐ痛くなってしまう)、電動の耳かきを使っている。しかし、耳かきが好きで、ずーっと耳かきしている人を、身近に知っている。
前述の記事にあった、
- 耳掃除は、行いすぎると痛みなどの感覚が麻痺しやすく、気持ち良くなってかきすぎてしまう
という状況になっているなら、ちょっと怖い。
私は、耳にちょっと触っただけで痛くなる。そんな自分がおかしいのかと思っていた。が、〈耳かきを頻繁にしないで生きてきたから、痛みの感覚が正常〉ということなのかもしれない。
耳掃除は必要なし説は本当なのか
- 「じゃあ、耳掃除、どうやればいいの?」
と思うけれど、本来、しなくても問題ないそう。
- 耳掃除はしなくてもいいって本当?
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本当!
「耳アカは本来、寝ている間などにポロリと抜け落ちていくもの。とくにしなくてもいいというのは本当です。ですが、耳アカがたまりすぎて耳が聞こえにくくなっている人もたまにいるので、様子を見て行って」(有田先生)
耳あかがたまりすぎることなく、自然に落ちている人は、わざわざリスクを冒して耳掃除をする必要はない、というわけだ。
耳あかを“汚いもの”として完全に除去してしまうと、かえって耳のバリア機能が失われる。耳掃除しすぎて耳のなかがツルツルになると、夏場にハネアリや小さな虫が巣穴と間違えて入り込むケースもあるらしい。怖い。
耳掃除をする場合の適切な頻度は?
では、どうしても耳掃除をしたい場合はどうすればよいのか。『美的』では「2週間に1回」とされていた。
- 正しい耳掃除の方法と頻度を教えて!
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2週に1回くらい、耳アカのタイプに合わせてケアを
「耳アカがウエットな人は綿棒、ドライな人は耳かきで行うと取れやすいです。ドライな人が綿棒を使う場合は、お風呂上がりのふやけた状態で行うのがベター。乾いた状態だと力をかけやすく耳のトラブルを招きがち。また、耳にこびりついている場合は病院で取るのがおすすめ」(有田先生)
ただし、耳鼻科の専門医によって推奨する頻度には幅がある。2〜3週間に1回で十分とする意見もあれば、月に1回で問題ないとする医師もいる。耳鼻科医の石井正則先生(JCHO東京新宿メディカルセンター)は「極力しないこと。どうしてもしたければ2〜3か月に1回」と、さらに控えめな頻度を勧めている。オーディオテクニカ
ちなみに私は、電動耳かき(吸引器)を2週間に1回くらい使っている。

自然にはがれ落ちたものを、吸引器でときどき吸引すれば、それで十分。

