美容効果のある赤ワインの選び方—レスベラトロールを含む品種が注目

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美容効果の高いお酒といえば、「赤ワイン」。

選び方次第で、さらにアンチエイジング力を高めることができる。

お酒は適量飲めば「百薬の長」になり得る

「お酒」といえば、「体に悪い」というイメージがある。確かに、過度な飲酒は心身を滅ぼす。

しかし、まったく飲まない人に比較して、適量飲む人のほうが、死亡率が低いというデータも存在する。

イギリスの研究チームが「飲酒量と死亡率」の関係について男女48万7375人を9年間追跡調査したところ、1日1杯飲酒する人が最も死亡率が低く、全く呑まない人に対して27%低かった。
1日1杯飲酒する人の死亡率は低い?イギリスの研究チームが調査 – ライブドアニュース

  • 酒は百薬の長

という言葉があるが、実際にそうなり得るのだ。

健康・美容効果が高いお酒は「赤ワイン」

数あるお酒の中でも、健康と美容に効果が高いのは「赤ワイン」だ。

『フレンチ・パラドックス』

フランス人は、動物性脂質を多く取っているのに死亡率が低い。これは、赤ワインを飲んでいるからでは?と考えられている。

フレンチパラドックス(英: French paradox)とは、フランス人が相対的に喫煙率が高く、飽和脂肪酸が豊富に含まれる食事を摂取しているにもかかわらず、冠状動脈性心臓病に罹患することが比較的低いことが観察されていることを言う。
Wikipedia

フランス人は、

  • 喫煙率が高い
  • 肉やバターなどの動物性脂質をたくさん食べている

それなのに、死亡率が低いのは、

  • 赤ワインを飲んでいるからだ

と発表されたのだ。

これが話題になり、多くの人が赤ワインを飲むようになった。

赤ワインが心臓疾患の発生率を減少させることを推定したこのパラドックスの説明が、1991年に米国の「60 Minutes」で放映されたときは、赤ワインの消費量が44%も増加(後略)
Wikipedia

赤ワインに含まれるポリフェノールの抗酸化力が美容に役立つ

アンチエイジングといえば、「抗酸化」。

老化とは?
「活性酸素」という老化物質によって、体が酸化すること。

活性酸素によって体が酸化するのを抑制することは、アンチエイジングにつながるのだ。

赤ワインにはポリフェノールが豊富

赤ワインには、ポリフェノールが豊富に含まれている。ポリフェノールは、強力な抗酸化成分だ。

つまり、赤ワインは、

  • 強力なアンチエイジングドリンク

といえる。

ポリフェノールの中でも「レスベラトロール」に注目が集まっている

ポリフェノールと一言にいっても、たくさんの種類がある。

今、注目を集めているポリフェノールは、「レスベラトロール」。

レスベラトロールは黒ブドウの果皮に多く含まれるポリフェノール。アンチエイジング力がとても高い。

長寿遺伝子サーチュインを活性化させるレスベラトロール

『ハーパーズ バザー 2017年5月号』では、ワイン通のアンチエイジングドクター、横浜クリニックの青木晃氏が、下記のように語っている。

レスベラトロールは、長寿遺伝子サーチュインを活性化させるということがわかってきています。

今なお研究途上ですが、レスベラトロールは強力な抗酸化作用と抗炎症作用を持つ物質で、動脈硬化予防、抗がん作用、糖や脂質の代謝改善、メタボリック改善、認知症予防、美肌効果などが臨床研究で確認されてきています。
ハーパーズ バザー 2017年5月号 | P259

レスベラトロールをたくさん含む赤ワイン品種の選び方

赤ワインのアンチエイジングパワーを知ったら、もうビールなんて飲んでいられない。

美を求めるなら、ひたすら赤ワインにシフト。どうせ飲むなら、できるだけ効果が高い赤ワインを選びたいもの。

チリ産のカベルネ・ソーヴィニヨンがおすすめ

前述の『ハーパーズ バザー 2017年5月号』によれば、レスベラトロールをはじめとするポリフェノールを豊富に含むブドウ品種は、

  1. カベルネ・ソーヴィニヨン
  2. ネッビオーロ
  3. タナ

の3品種だそう。

また、

  • フランス産 < チリ産

のほうが、活性酸素除去能力が高いとのこと。

今年のお花見は、

  • チリ産のカベルネ・ソーヴィニヨン

を持って、出掛けよう。

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