ここ数年、甘酒が大ブームに。
私は基本は糖質制限だけれど、糖質を取るときには「玄米甘酒」を選ぶようにしている。
「飲む美容液」ともいわれる、その美容効果がすごい。
ダイエットにも、エイジングケアにも、美肌にも、髪の毛にもいい
ここのところ、「甘酒」がブームになっていて、さまざまな雑誌にも掲載されている。
とても美容効果が高いのに、味もおいしくて、心がホッとする甘酒。モデルや女優の中にも愛用者がかなりいる。
私は玄米甘酒を時々、摂っている。
昔、マクロビに取り組んでいた頃に好きだった「オーサワ」のもの。
甘酒に含まれる美容成分のまとめ
甘酒に含まれる、どの成分にどんな効果があるのか、まとめてみた。
ビタミンB群 → ダイエット
「ダイエット」に「代謝アップ」は鉄則。甘酒には「ビタミンB群」が豊富に含まれている。
ビタミンB群は、食事から摂取したタンパク質・糖質・脂質の代謝を高めてくれる。
つまり、
- 食べたものがエネルギーとして燃焼する、燃えやすい体
に整えてくれるというわけ。
一食置き換えや、おやつ代わりに甘酒を取り入れると、体重がみるみる減りやすくなる。
コウジ酸 → 美白
「コウジ酸」といえば、高級な美白美容液に配合されている「美白成分」として有名。
甘酒には、コウジ酸がたくさん含まれているので、まさに、
- 飲む美白美容液
のごとく、肌に透明感を導いてくれる。
アミノ酸(BCAA) → 美肌&美髪
肌や髪のもととなるのは「アミノ酸」。
甘酒には、「BCAA」という分枝鎖アミノ酸が含まれていて、肌や髪の細胞の再生やダメージ補修を促してくれる。
美しい肌や髪を手に入れたい人にとって、うれしい成分。
含硫アミノ酸 → エイジングケア
老化を阻止して、エイジングケアを叶えるためには、
- 活性酸素
を抑えることが欠かせない。活性酸素は、触れたものを酸化させてしまう、恐ろしい老化物質。
甘酒に含まれる「含硫アミノ酸」は、活性酸素を除去するパワーが強いので、エイジングケアの強い味方に。
シミ・シワ・くすみ・たるみなど、年齢肌ケアの味方。
食物繊維&オリゴ糖 → 便秘予防
お米が原料の甘酒には、良質な
- 食物繊維
- オリゴ糖
が、たっぷりと含まれている。
食物繊維が腸内を大掃除するとともに、オリゴ糖が善玉菌たちのエサとなって、腸内環境を整えてくれる。
清酒酵母 → 睡眠
最後に、注目なのが、甘酒特有の「清酒酵母」。
清酒酵母は、「アデノシン」という脳内物質を活性化させる働きがある。
アデノシンは、私たちを熟睡に導いてくれる物質。
睡眠中には、「成長ホルモン」が分泌され、肌や髪の合成が行われる。
甘酒の力を借りて、より深く良質な睡眠が得られるようになれば、全身の美容につながっていく。
甘酒はいつ飲む?目的によってタイミングを変えると◎
甘酒は、いつ飲むのが良いのだろうか。最適なタイミングは、目的によって変わる。
代謝を良くしてダイエット効果を高めたいなら、朝、甘酒を飲むのがおすすめ。
朝ご飯代わりに飲めば、一日中、体がポカポカとして、消費エネルギーもアップ。
一方、美肌・美髪目的に飲むのなら、夜、寝る前に飲むのがおすすめ。
アミノ酸や清酒酵母の働きで、寝ている間に、肌の修復が進んでいくはず。
いつものごはんにプラスしてもOK
甘酒の味が苦手な人や、毎日同じでは飽きてしまう人は、いつものごはんにプラスする取り方がおすすめ。
甘酒と相性◎の食材
- おみそ汁
- スムージー
- ヨーグルト
- ポタージュスープ
- ココア
おいしく楽しく甘酒を取り入れれば、美容にも健康にも◎。
ちなみに、甘酒の中でも「玄米」の甘酒を選ぶと、さらに玄米のデトックス効果まで得られる。