雑誌を見ていたら、
- 「立ったまま食事で糖を燃やそう!」
という特集が。えっ、と驚きながら、読んでみた。
血糖値コントロールには、食事中から食後1時間の過ごし方が大切
「立ったまま食事で糖を燃やそう!」という特集が見開き2ページに渡って掲載されていたのは、『女性自身 2017年 5/16 号 』。
血糖値が上がったまま下がらない「高血糖」は、美容にも健康にも、たくさんの悪影響を与えることは、周知の事実。
例えば、
- 肥満
- 糖尿病
- 心筋梗塞・脳卒中
などにかかりやすくなってしまう。
血糖値が上がらないようにするために大切なのが、食事中から食後の過ごし方。というのも、血糖値は、食後から急速に上がっていくからだ。
食後30分〜1時間で血糖値は上昇します。
この時間にゆっくり過ごすと、血糖値はグングン上がってしまうのです。
「食後に動くと体に悪い」というのは質素な食事の時代の作法。
糖質過多で過食の現代では、ちょっとした運動をして、糖の吸収を妨げることが必要です。
女性自身 2017年 5/16 号
血糖値の上昇を抑えるためには食べながら運動してもいいくらい
そして、血糖値の上昇を抑えるためには、
- “立ったまま食事”
がとても効果的なのだという。立ったままどころか、運動しながら食べてもいいくらいだという。
実際に、記事内で解説している血管の名医・池谷敏郎先生の家では、立ったまま食事しているそう。
池谷家の朝は、無糖コーヒーと、りんご&にんじんジュースで必要最低限の糖質と、十分なミネラルとビタミンを補給。
しかも“立ったまま”(笑)。
食事中から糖の吸収は始まるので、血糖値の上昇を抑えるためには、食べながら運動をしてもいいぐらいなんです。
この“立ったまま食事”は、脚の筋肉を使う、ちょっとした運動になり、食べている間から糖を燃やせるので、かくれ高血糖対策にうってつけです」
女性自身 2017年 5/16 号
※池谷敏郎先生は下記の本の著者。
「食べながら運動」が推奨されるということは、
- 観光地での食べ歩き
なんて、最高に良いということになる。
血糖値をクールダウンさせるために、入浴は食後に
また、次のようなコメントも。
血糖値をクールダウンさせるには、「食後に軽い体操か、入浴を」と池谷先生。
「お風呂に入るのには、軽い体操をするのと同じくらいの効果があります。
だから入浴は食事の後がオススメです。
立食パーティ風に“立ったまま食事”をしてみたり、暮らしの中で高血糖予防を、せひ楽しんでみてください」
女性自身 2017年 5/16 号
時々、お風呂が大好きすぎて、バスルームでご飯まで食べる人がいるけれど、それも、血糖値の上昇を防ぐという意味では、理にかなっていた模様。
- 食べてすぐ横になると牛になる
という言葉があるが、食べたら体を動かさないと、高血糖になってしまう。
ダイエット中の外食は、観光地を散策しながらの食べ歩きや、立ち飲み居酒屋が良さそう。
また、糖質制限中の人の強い味方「いきなり!ステーキ」は、立ち食い&糖質オフ食ということで、血糖値を抑えるために最適な食事といえる。