イライラがどうしても止まらないときや、うつ状態になって心が落ち込んでしまうとき、サプリを飲んでも薬を飲んでも、効果がない……。
そんなときに盲点になっているのが「鉄」。しかも、ちょっとやそっと市販のサプリで補給するのでは、とうてい、間に合わないらしい。
きっかけはFacebookで見掛けた医師の記事
私が、自分の精神状態と鉄分の関係に気付いたきっかけは、Facebookで見掛けた藤川徳美先生の記事だ。
下記に膨大な情報がまとめられている。
女性のうつ、パニックは鉄タンパク不足が原因だった(2016年)
私は薬局で購入できるエミネトンという鉄剤を長く飲んできた。

ただ、エミネトンだと、体の調子によって胃痛が出る日があった。そこで、藤川先生が勧めている「Nowアイアン36mg」を飲んでみることにした。
フェロケル(Ferrochel)を選択する必要がある
なぜ、Nowアイアンが良いのかというと、鉄分を効率的に吸収させるためには、一般的な鉄剤でもヘム鉄でもなく、「フェロケル」というキレート鉄(非ヘム鉄をアミノ酸で包んで吸収率を高めた加工鉄)が良いそうなのだ。
引用
フェロケル(Ferrochel)
鉄剤、ヘム鉄、ではない鉄剤フェロケル
フェロケルはアルビオン社特許のアミノ酸キーレート鉄
特殊キレート加工された鉄ですので、胃に優しく便秘になりにくい
空腹時に飲むのが効果的と言われている
キレート加工するとミネラルの吸収率が数倍に跳ね上がると言われている
ヘム鉄で効果がなかったがフェロケルに替えて顕著な効果が出た人もいる様子
フェロケルでフェリチンがぐんぐん上昇した人もいる様子
下記報告では、鉄剤よりも有効性、安全性が高い様子
これは朗報です
鉄剤を飲んでもフェリチンが上がらない人、鉄剤が飲めない人に使えそう
Facebook 藤川 徳美
このフェロケル、日本国内では食品添加物として認可されておらず、入手しづらい。iHerbで検索すれば、たくさんヒットする。
その中でも、藤川先生が「これ最強!」とコメントしている(こちら)のが、ナウフーズの鉄分だ。

(Now Foods, 鉄分、ダブル・ストレングス、 36 mg、ベジキャップ 90 錠)
Nowアイアン36mgは飲んだかわからないほど刺激がない
Nowアイアン36mgは、飲んだか飲まないか、わからないくらいに、まったく刺激がない。
今まで、どの鉄剤を飲んでも、若干の胃痛や食欲低下を感じていたから、ナウフーズに対して、
「ほんとに効くの??」
と思ってしまったくらい。
ただ、刺激はないのに、効果は絶大だった。Nowアイアン36mgを飲むと、イライラ感が消滅するし、いい意味で図太くなって、堂々と落ち着いていられる。
実際に、購入者レビューでの評判を確認すると、「うつや疲労感が良くなった」など、効果を実感している人が多い様子(こちら)。
飲むのを停止すると急速にフェリチン値が下がる
ところで、なぜ今この記事を書こうかと思ったかというと、少し前に、Nowアイアン36mgを飲みきって、しばらく鉄剤をサボっていたのだ。
すると最近、妙にイライラしたり、考えても仕方ないことを延々と考え続けたり、客観的に見たらばかばかしいような心配事をしたりすることが続いていた。
なんでだろう、と考えたときに、
「あっ、Nowアイアンをやめたから?」
と思い当たったのだ。
藤川先生のFacebookでも、鉄不足の女性は、鉄剤を飲むのをやめると急速にフェリチン(貯蔵鉄の量を示す値)が下がる、と書かれていた。
せっかく、鉄が体の中に貯蔵されてきて、精神的に落ち着いていたのに、やめたら元に戻ってしまったのかもしれない。
慌てて、Nowアイアン36mgを2つ注文した。90錠(3ヶ月分)で1,000円以下、1ヶ月300円のコストで心の平和が得られるなら、安いものだ。
ちなみに、私はエスターC(ビタミンCのサプリ)と一緒に飲んでいる。鉄分は、ビタミンCと一緒に摂取することで、吸収率が上がるそうだ。
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追記:キレート鉄の過剰摂取リスクについて
この記事を最初に書いたのは2017年8月のことで、フェロケル(キレート鉄)のメリットを中心に書いていた。それから7年ほど経ち、キレート鉄を飲む人も増えた。そんななか、大事な注意点がある。
2024年12月、国民生活センターが海外製の鉄サプリメントによる健康被害の事例を公表した。1日36mgの鉄を約11か月間摂取した20代女性が、鉄過剰状態と肝機能障害を疑われた事例が報告されている。もう1件は、1日54〜108mgを約3年間摂取した10代女性が、肝臓・脾臓・骨髄への鉄沈着を伴う続発性の鉄過剰症と診断された。
海外事業者の鉄サプリメントの長期使用により鉄過剰症を発症(発表情報)_国民生活センター
キレート鉄は吸収率が非常に高い分、通常の鉄剤以上に過剰摂取のリスクが伴う。日本人女性の鉄の推奨摂取量は1日あたり約10.5mg(月経ありの場合)で、ナウフーズ アイアン36mgはその約3.4倍に相当する。日本ではキレート鉄は食品添加物として認可されておらず、自己判断での長期間・高用量の摂取には慎重さが必要だ。
私も2026年2月現在では、十分に鉄が貯蔵されたと判断して、36mgではなく18mgのキレート鉄に容量を落としている(Nowアイアン18mgはこちら)。
フェロケルの摂取で心がけたい点
- 定期的に血液検査を受け、フェリチン値を確認する。
- 自己判断で1日の用量を増やさない。
- 亜鉛や銅など、ほかのミネラルの吸収が阻害される可能性があるため、バランスに気を配る。
- 異変を感じたら、すぐに服用を中止して医療機関を受診する。
「足りなければ補う、充足したら止める」の判断を血液検査の数値に基づいて行うのが、もっとも安全な取り組み方といえる。(2026年2月27日追記)

