「スキンケアは、使うものより使い方」が信条の私としては、一つのアイテムの実力を十分に引き出す使い方の研究、というのは非常に興味深いもの。
そして、たいていのスキンケア行為は「指」「手」を使って行う。
ちょっとスピリチュアル寄りの話にはなってしまうものの、この「指」「手」の、使い方のテクニック(コツ)がある。
成分が「入る」向きと、汚れが「出る」向きがある
エネルギー的に、「入れる」向きと、「出す」向きがある。
- 右回り……エネルギーが入る向き
- 左回り……エネルギーが出る向き
これを、スキンケアに応用すると、
- 成分を入れたいとき……右回り
- 汚れを落としたいとき……左回り
で効果が倍増する。
ちょっとややこしいが、「ねじ」をイメージすると良い。
- ねじを締めていく方向が「入れる向き」
- ねじをゆるめていく方向が「出す向き」
となっている。
スキンケアは右回り(自分から見て左回り)に入れ込む
化粧水、乳液、美容液、クリームなど、成分を自分の中に入れたい場合は、外側から向かって右回り(自分から見て左回り)に指を動かす。
また、「ありがとう」と声をかけた野菜はおいしくなった・言葉によって水の結晶が変わるなどの話があるけれど、それはスキンケアも同じ。
「汚い肌」と思って触れば、汚い肌になるし、「超・美肌!」「きれいな肌!」「ありがとう!」って思って触れば、そのようになる。
最強は、
- ありがとう、って言いながら、右回りにクルクルマッサージ
(若干、怪しいけれど)。
クレンジングは左回り(自分から見て右回り)に引き出す
成分を入れ込みたいスキンケアとは逆に、肌にとって不要な汚れ・老廃物・角栓・メイクなどを除去したいクレンジングでは、外側から向かって左回り(自分から見て右回り)に手を動かす。
自分に刺さっているネジを、ゆるめていく方向とイメージすれば、間違えない。
逆回りだと、汚れが肌の中に入っていくことになるので注意。左回りにクレンジングした方が、よく汚れが取れる。
意識すれば同じ化粧品でも美肌度が変わる
どうせ同じスキンケアを行うなら、最大限の効果を出したいもの。
ちょっとした工夫を知っているだけで、丁寧にスキンケアができるようになる。すると、本当に肌って元気になる。
「向き」を意識することは、結果として、自分の肌に心を向けてケアすることにもつながり、一石二鳥。
心をこめると、同じ化粧品でもどんどん肌ってキレイになるのだ。