最近、「黒を使わないアイメイク」をする日が多くなった。
黒は、(私にとっては)使い方が難しい。丁寧にやらないと、逆に目が小さく見える。
でも、そもそも、黒をメイクに登場させなければ、適当にやっても、随分と目が大きく見えるのだ。
黒を使わないアイメイクで使っているもの一覧
前提として、私はロングの黒髪で、肌はイエベ、まぶたは末広二重だ。
そのタイプの自分にとって、黒を使わないアイメイクに使っているものは、下記の通り。
涙袋用の白アイライナー
昔のギャルみたいに、目の下を真っ白にするわけではないけれど、下まぶたの粘膜ギリギリのところに、うっすら白アイライナーを仕込んでおくだけで、かなり目が大きくなる。
私が長年愛用しているのは、ドーリーウィンクのアイライナー。
細くきれいに描きやすいし、夜まで全然落ちない。
700円のプチプラで購入できて、1年以上持つくらいのコスパも◎。
こげ茶色のアイシャドウ(1色)
私の目は、アイシャドウのグラデーションは、丁寧に上手にやらないと、なんだかとても「変」になる。
オレンジや、赤っぽい茶色など、赤系のアイシャドウだと、腫れぼったくなるし、かといって、青系のアイシャドウだと、悪目立ちしすぎてしまう。
無難にブラウンやカーキでまとめようとすると、逆に目が小さく見えたりする。
一番失敗がないのは、こげ茶色のアイシャドウ1色というパターン。かなり濃いめの発色をするアイシャドウを、薄く塗り重ねていくのが相性が良い。
今までで一番合っていたのは、Visse(ヴィセ)シングルアイカラーの「020(BITTER CACAO ゴールドパールが繊細に輝くマットブラウン)」という色。
これを、二重の幅に沿って仕込んでおくと、失敗なくデカ目になる。
時短で仕上げたいときは、スティック状の「インテグレート クレヨンアイズ」を使うことも。ブラシ不要でそのまま塗れる。
アイシャドウをアイライン的にも塗りやすいブラシ
アイシャドウを塗った後は、黒のアイライナーは使わない。黒のアイラインは、目がしょぼくれて、逆に小さく見える(私の場合)。
黒ではなく、茶色のアイライナーを使うと、目は小さくなりにくい。
茶色のアイライナー自体を使わない日もある。
その場合は、前述のヴィセのこげ茶色のアイシャドウを、アイライナー風に「上まぶたの際」と「目尻から下まぶたの外側1/3」に入れる。
このとき、上まぶたに引いたシャドウと、下まぶたに引いたシャドウを、「目尻の三角ゾーン」を塗りつぶしてつなげておく。
そうすると、アイシャドウの色が付いている面積全体が「目」になって、目が大きく見える。
このようにアイシャドウをアイライナー的に使うときには、「細いアイシャドウブラシ」が必須。
私は、平筆のアイシャドウブラシを立てて、横に動かすようにして塗っている。
まぶたの皮膚を引っ張るようにして塗ると、ムラにならず、太すぎにならず、きれいに塗れる。(例えば、下のまぶたなら、あっかんべーするように下まぶたの皮膚を引っ張りながら塗る)
茶色のマスカラ
最後に、茶色のマスカラで仕上げる。
黒のマスカラの場合、ほどよいところで止めないと、ある一線を越えたところから、目が小さくなっていく(私の目の場合)。
でも、茶色のマスカラは、永遠に好きなだけ塗り重ねても、永遠に大きくなっていくので好き。
茶色のマスカラは、モテマスカラを愛用。
マスカラで重要なのは、下まつげにも塗っておくこと。正面から見て、あまり変化がなくても、横顔が激変するので。
黒を使わないと、メイク顔が垢抜けて、しかも崩れない
ここまで茶色メイクについて語ってきたが、「まったく黒は使いません」と決めているわけではない。気分によって使う日もある。特にマスカラは、黒も多い。
ただし、時間がないときは、黒はまず使わない。茶色だけで仕上げる。
黒は丁寧に使わないと、メイクを台なしにする威力があるから。茶色だけで仕上げれば、ザザッと適当にメイクしたとしても安全。
それどころか、「なんか、今日のメイク、いい感じだね」「今日かわいいね」と言ってもらえるときって、茶色メイクなことが多いのだ。
黒と比較して、崩れたときのダメージが、圧倒的に少ない(崩れが目立ちにくい)こともメリット。
これからも茶色メイクを極めていきたいなあ、と思う。