数年の歯列矯正の後、ブラケットを外してみると、歯の黄ばみが気になる。
しかし、リテーナーを付け続ける必要があるため、ホワイトニングができない。
そこで、役立ったアイテムを紹介しようと思う。
やっと矯正卒業!しかし……
口の中にワイヤーが刺さったり、調整後の激痛に耐え抜いたり。
経験した人にしか分からない、大変だった矯正生活がようやく終わった日。
ブラケットを、医者がミシミシいわせながら、原始的な方法で取るのにジッと耐え、ようやく外れたとき。
久しぶりに舌に触れる、ツルツルの前歯の感触に、ウキウキしながら鏡をのぞき込む——
—— あれっ。 こんなに黄色かったっけ。
鏡を見た瞬間の私は、うれしさよりも、怪訝な気持ちに包まれた。
妙に、歯が、黄色い。
今まではブラケットに隠れてよく見えなかった。が、ブラケットのせいでしっかり歯磨きできなかった部分に、黄ばみが発生していたのだ。
ホワイトニングしたいけれど、できない
せっかく晴れて矯正が終わったのだ。キレイな歯並びを、ピカピカの白い歯で飾りたい。
しかし、しばらく歯科医で行う本格的なホワイトニングは、できない。
なぜなら、常にリテーナーを付けていないといけないから。
マウスピース型のリテーナーの場合、すぐにホワイトニングができるケースもあるらしい。けれど、私のリテーナーはマウスピース型ではない。
(下は固定形で、上は取り外し可能なタイプ)
そこで、ホワイトニングはせずに、ホワイトニング級に歯を白くするべく、アイテムをそろえることにした。
セルフで歯の美白。そろえたアイテム3つ
そろえたアイテムは3つある。
結論から書くと、この3つのアイテムを使っていたら、3ヶ月くらいで歯の黄ばみは気にならなくなった。
3つ同時に使っていたので、どれがどう効いたのかは分からない。
私自身は、3つの相乗効果だと感じている。
では、その3つのアイテムをご紹介していく。
(1)スマイルコスメティック/ホワイトニングペースト
@cosmeで★5.4(クチコミ1,100件超)の歯みがき粉。
ポンプ式なので、非常に使いやすい。
毎日の歯みがきをこれに変えただけで、徐々に歯が白くなっていったのは確実だった。
スースーしたミント味がないので、じっくり歯を磨きやすいのも、好ポイント。
(2)フィリップス/電動歯ブラシ ソニッケアー イージークリーン
ソニッケアーは長年使っていたけれど、矯正終了を機に買い替えることにした。
それまで、上位機種の16,000円くらいのモデルを使っていた。その振動音が徐々に大きくなってきていて、ブラシの軸がぶれ、磨く力が劣ってきているように感じていた。
矯正中の、ブラケットだらけの口内をガシガシ磨いていたので、傷むのが早かったのかもしれない。
買い替えでは、迷わず一番下位の、4,500円のモデルに乗り換え。
初めてソニッケアーを購入したときは高機能モデルが欲しかった。が、実際に使ってみて気付いた。
「いつも自分が使っている普通の歯みがき機能に関しては、16,000円でも4,500円でも、まったく変わらない」ということに。
上位機種には、いろいろなモードが付いている。しかし、私は結局、普通のモードしか使わない。
それどころか、上位機種は余計な機能があるせいで、大きくて重い。
一方、下位機種は見た目がシンプルで、サイズ感も一回り小さい。
買い替えてから、「本当に下位機種にして良かった」と思っている。
前にも増して、ツルツルに磨けるようなった。
(3)ハクサンシコー
ハクサンシコーは、一言でいうと、歯のクレンザー。
使いすぎは明らかに歯を削って酸蝕歯の原因になりそうなので、使う回数は抑えつつ。
着色系の汚れは、ハクサンシコーが一番落とせると思う。
その効果は非常に強力。それを踏まえた上で上手に使うのであれば、とても頼りになるアイテムだと思う。
まとめ
歯列矯正後の歯の黄ばみを助けてくれた3つのアイテムは下記の通り。
せっかく長期間の矯正の苦しみを乗り越えて手に入れた歯だから、真っ白にキープしていきたい。