ミニピル セラゼッタ・マーベロン・マーシロン ホルモン含有量の違い比較

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低用量ピルからミニピルへ切り替えようと検討中。ミニピルについて、いろいろ調べている。

偶然、セラゼッタに配合されている成分は、私がいま飲んでいるマーシロンと同じだった。

目次

マーベロン・マーシロン・セラゼッタのホルモン含有量の比較

まず、前回の記事はこちら。

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低用量ピルを飲み続ける上で、ネックとなるのが「血栓症のリスク」だ。

とくに、ヤスミン・ヤーズによる血栓症の死亡例が報道されたことは、記憶に新しい。

2014年1月、厚生労働省はヤーズの添付文書に「警告」欄を新設し、安全性速報(ブルーレター)の配布を製造販売業者に指示している。因果関係が否定できない血栓症による国内死亡例が、10代・20代・40代の計3例報告されたためだ。

そのときヤスミンを飲んでいた私は、ヤスミンからホルモン含有量の少ないマーシロン※1に乗り換えた。

※1:マーシロンはマーベロンの超低用量版。マーベロンと同じ有効成分(デソゲストレル+エチニルエストラジオール)を含むが、卵胞ホルモンの量がマーベロンの30μgに対して20μgと少ない。

マーシロンに乗り換えたときの記事

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「さらに含有量が少ないピルはないか?」と探していて見つけたのがミニピルだった。現在、ミニピルの一種である「セラゼッタ」へ切り替えを検討中。

ホルモン含有量の比較表

マーベロン・マーシロン・セラゼッタのホルモン含有量を表にしてみたら、以下のとおりだった。

プロゲステロン
(黄体ホルモン)
エストロゲン
(卵胞ホルモン)
低用量ピル
「マーベロン」
デソゲストレル 150μgエチニルエストラジオール 30μg
超低用量ピル
「マーシロン」
デソゲストレル 150μgエチニルエストラジオール 20μg
ミニピル
「セラゼッタ」
デソゲストレル 75μg0μg

右列のエストロゲン(卵胞ホルモン)が、血栓症のリスク因子となるホルモン。エストロゲンには血液凝固因子の産生を亢進させるはたらきがあり、これが血栓症につながる。

いま飲んでいるマーシロンは、エストロゲンの量がマーベロンの2/3(30μg→20μg)に抑えられている。

いっぽう、切り替えを検討中のミニピル・セラゼッタでは、エストロゲンが0μg。プロゲステロン(黄体ホルモン)の量もマーベロン・マーシロンの半分(150μg→75μg)になる。

これなら、かなり体への影響は減りそう!

前回の記事では、

  • ミニピルに変更することで、プロゲステロンだけを補給することに不安がある

と書いていた。しかし、プロゲステロンの量が現在飲んでいるマーシロンの半分になるだけなら、負荷はむしろ軽くなる。この点は安心材料。

マーシロンとセラゼッタに配合されているプロゲステロン(黄体ホルモン)は同じ種類

さらに、うれしいことに気付いた。セラゼッタは、私が今飲んでいるマーシロンと、同じプロゲステロン(黄体ホルモン)が配合されているらしい。

どちらも、「デソゲストレル(第三世代)」という種類。肌のクリニック院長の肌ブログ

ということは、マーシロンからセラゼッタに切り替えると、こうなる。

  • エストロゲン:20μg → 0μg(完全になくなる)
  • プロゲステロン:デソゲストレル150μg → デソゲストレル75μg(同じ種類のまま半分に減るだけ)

すでに飲んでいる成分の量が減るだけだから、体に合わないリスクはない。

その一方で、

「じゃあ、マーシロンをピルカッターで半分にして飲んでも同じこと…?」

という疑問が。

それでOKなら、コスト的にずいぶん安くなる。自己責任すぎて怖くてできないが。

補足として、マーシロンにはエストロゲン(エチニルエストラジオール20μg)も含まれているため、半分にしてもエストロゲンの摂取は続く。セラゼッタのようにエストロゲン0μgにはならない。そもそも錠剤の均一性やコーティングの問題もあり、自己判断での分割服用はリスクが大きい。

デソゲストレルは排卵を抑制する黄体ホルモン

前回の記事で、

  • ミニピルの中でもセラゼッタは避妊効果が高い(低用量ピルと同等)

という情報を書いた。

理由は「セラゼッタに含まれる黄体ホルモンが、デソゲストレルだから」らしい。

黄体ホルモンにはいくつかの種類があるが、デソゲストレルは排卵を抑える効果をもつ黄体ホルモンだ。一般的なミニピルは排卵を抑制する力が弱く、子宮頸管粘液の変化や子宮内膜への作用で避妊効果を得ている。しかし、デソゲストレルを使ったミニピルは、低用量ピルと同様に排卵そのものをほぼ抑制する。

以下、ピルとのつきあい方から引用。

ミニピルの進化

ミニピルの欠点は排卵を抑制する力が弱く、
厳格な服用規律が求められる点であると書きました。
この欠点は2つの方法で克服されようとしています。

一つは、排卵を抑制する黄体ホルモン剤です。
デソゲストレル(マーベロンに使用されている黄体ホルモン剤)やゲストデンは、第一世代の黄体ホルモン剤であるノルエチステロンと較べて、10倍前後黄体ホルモン活性が高くなっています(Dickey,R.P.2000)。

デソゲストレルを使用したミニピルであるCerazetteでは、
ほぼ排卵を抑止できますので12時間の飲み忘れまでは許容されます。
避妊薬ピルとはどのような薬か/ピルとのつきあい方

上記文中の「Cerazette」が、私が切り替えたいと思っている「セラゼッタ」。

ここまで調べてみて、マーシロンからセラゼッタへの切り替えはかなり合理的な選択だと感じている。血栓症の原因となるエストロゲンがゼロになり、黄体ホルモンは同じ種類のまま量が減るだけ。それでいて、排卵抑制効果が高いため避妊効果は低用量ピルと同等に保たれる。

これなら、安心して切り替えられそう。切り替えるのが、楽しみになってきた。

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