「部分痩せなんてないし、部分太りなんてない!」と主張する人もいるけれど、「女性ホルモンの影響」という意味では、思いっきり、部分太りは、ある。
女性ホルモンによる部分太りでバストやヒップが膨らむのだし。下半身全般、どっぷりその影響下にあれば、当然、下半身が膨らむ。
低用量ピルの服用により、人工的にエストロゲン(卵胞ホルモン)を補給していた5年間。なんだか、肉付き感が以前と変わってきた気がする。
下半身太りは「エストロゲン」のせい
- エストロゲンは“美人ホルモン”。増やせば増やすほど良い
- プロゲステロンは“ブスホルモン”。PMS・むくみ・ニキビの原因
……という情報が、ネットにはあふれているし、この考え方は一般的だ。
ただ、調べてみると、
- 単純に「エストロゲン=善・プロゲステロン=悪」とは言えない
と感じている。
たとえばPMSひとつとっても、エストロゲン過多タイプの人と、プロゲステロン不足タイプの人がいる。どちらかによって、対処法はまるで変わってくる。
例をひとつ挙げると、「PMSに効果がある」「生理前のイライラが消えた」と、@cosmeなどで絶賛されている市販薬に、「サトウチェストツリー 」がある。
この製品に配合されている「チェストツリー(チェストベリー)」は、脳下垂体にはたらきかけてプロゲステロン(黄体ホルモン)の分泌を促し、エストロゲンとのバランスを整えるハーブだ。ドイツではPMS治療薬として正式に認可されている実績がある。
つまり、一般的に忌み嫌う対象のようにいわれているプロゲステロンを、「増やしてあげる」ことで、PMSなどの症状が一挙に良くなったという人が、たくさんいる。

(サトウチェストツリー 140粒)
また、“美人ホルモン”と持ち上げられることの多いエストロゲンは、「下半身太り」に大きな影響を与えているホルモンでもある。
ナターシャさんのメルマガ「第256号 エストロゲンで下半身デブ」に、面白いことが書いてあった。下半身に脂肪が付きやすいボディタイプのことを、「エストロゲン」から取って「エストロ」と呼ぶのだそうだ(詳しくはこちらの記事)。
あらためて、「エストロゲンが多ければいいってわけじゃない!」と実感する。
ミニピルによって低用量ピルより少ないプロゲステロン量で、自前のプロゲステロンも抑え気味にして暮らしてみる
最近、よく書いている「ミニピル」の記事(こちら)。先日、ミニピルを処方している病院を受診し、セラゼッタを開始した。
その体験記については、1シート終わった頃に記事にしてアップする予定だが、「下半身の太さ」が、どう変化するのかについても、注目したいと思っている。
低用量ピルで人工的にエストロゲンを補給してきた5年間
今まで5年にわたって、低用量ピルを服用してきた。
低用量ピルには、エストロゲンもプロゲステロンも含まれている。つまり、下半身の皮下脂肪を蓄積させる作用を持つエストロゲンを、今まで人工的に補給してきたということ。
たしかに、ピルを飲み始める前よりも、細い脚をキープするために、よりエネルギーを要するようになった感じがある(年齢的なことを差し引いても)。
ミニピルへの切り替えで、一転エストロゲン量が減少する
ミニピルを飲むと、人工的なエストロゲンの補給がなくなるだけでなく、自前のエストロゲン分泌もセーブされるため、体内のエストロゲンは不足方向に傾く。
そのことによって、カルシウム不足になったり、肌の状態が悪くなったり、脱毛したりするリスクがあるらしい(エストロゲン不足によって起きる症状)。
いっぽう、下半身太りは、エストロゲン量が減れば、おのずと解消されるはずだ。もしかすると、少年のようなまっすぐで端正な脚に変化するかもしれない(それはそれで好み)。
エストロゲン不足によって起き得る症状への対策は事前に手を打ちつつ、下半身の様子がどう変化するのかも、自分の体の様子をよく見てみたいと思っている。


