足の爪の角が、食い込んで、激痛が走ることがある。
巻き込んだように見えるので、「巻き爪」かな?と思いがちだけれど、巻き爪ではない。
「陥入爪(カンニュウソウ)」と呼ばれている症状だ。
陥入爪の原因とは?
陥入爪になってしまう原因は、爪の切り方。
爪を切ったとき、爪の角がトゲのようになって指の皮膚に突き刺さり、炎症を起こしてしまうのだ。
トゲ自体は小さいのに、炎症が起きると、歩くこともままならないほど激痛になることも。
足の爪だけでなく、手の爪にもできる。手の親指にできたりすると、ちょっとiPhoneをいじろうにも激痛で悶絶する。
陥入爪の治し方
これは、人から教えてもらった方法。準備するものは「つまようじ」。
つまようじの先を、刺さっている爪の角の下に差し込んで、それを外側に強くはじくのだ。
要は、痛みの原因である「指に刺さった爪のトゲ」を除去すれば良いのだ。うまく行けば、激痛がうそのように、一瞬で痛みが消え去る。
つまようじ以外にも、「糸ようじの先」も使いやすい。陥入爪をはじくために開発されたような形状をしている。
知るとなんてことないテクニックだけれど、これを教えてもらうまでは、いちいち痛みに悶絶していた。
今は、糸ようじのストックを常に持っているので、大丈夫。
陥入爪を予防するためにはどうすれば良い?
痛くて嫌な陥入爪。予防するためには、どうすれば良いのだろうか。
爪切りを使わずに、やすりを使うと、陥入爪になりにくい。
ネイルサロンでお手入れしてもらう手指はやすりでケアしていても、足の指はパチンパチンと爪切りで切ってしまうことが多かった。これが、陥入爪の原因となっていた模様。
爪切りを使わず「爪やすり」を使って整えると、爪の角がトゲ状にならない。陥入爪になりにくくなる。
足の爪は、手の爪と違って分厚い。普通のやすりではなく、目が粗いやすりを購入した方が良い。
足の爪用やすり(ファイル)の選び方
爪やすり(別名ファイル)は、「グリッド」という数字によって、その粗さが示されている。
グリッド数が大きいほど目が細かく、小さいほど目が粗い。
市販されている爪やすりは、80グリッド〜240グリッドが多い。足の爪には100グリッド〜180グリッド程度がちょうど良い。
ちなみに私は、電動の爪やすりを持っているので、これで足の爪を処理している。
やすりで角を丸く丁寧に処理して、それでも炎症が起きてしまったときは、糸ようじではじく。
これで、あの恐ろしい痛みを怖がらずに生活できるようになった。