ひどいストレスを感じているときや気分が落ち込んでいるとき、解消のために行うと効果抜群な6つのこと

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「ひどいストレスを感じているときや気分が落ち込んでいるときに、その解消のために行うと効果抜群なことは?」という質問があったので、私の場合を書いてみる。

目次

(1)ストレス反応の「もと」と向き合う

急にカーッ!!と怒りを感じたり、ドーン…と気分が落ちたり。そのきっかけは、いつも「人」だったりする。誰かの言葉に、反応する、自分。

まずはその「反応のもと」がなんなのか、探るようにしている。

反応の下にある、本当の原因を放置したまま怒ったり悲しんだりしても、怒りや悲しみが消えることはないから。その状態で“怒ったり・悲しんだり”をすればするほど、〈苦しい感じ〉は増殖してしまう。

本当の気持ちを探り当てる

そこで、反応のもととなっている〈本当の気持ち〉の言語化を試みる。自分のカウンセラーになったつもりで、いろいろ質問してみる。

ピタリと来る言葉を探し当てて言語化できた瞬間に、フワッと気持ちが軽くなる感触があるので、そしたらその言葉を、繰り返しまくる。それは、その感情を味わい尽くして昇華するため。味わい尽くすと、消えてなくなる

心理学では「感情のラベリング」と呼ばれる手法がある。UCLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)の心理学者チームの研究によると、自分が感じているネガティブな感情を具体的に言語化すると、恐怖や攻撃性をつかさどる脳の扁桃体(へんとうたい)の活動が抑えられる。つまり感情に名前をつけるだけで、脳レベルでストレスが鎮まるのだ。「気持ちを言葉にすると楽になる」という経験則には、きちんとした科学的な裏付けがある。

気持ちは込めなくていい

言葉を繰り返すときは、気持ちは込めても込めなくていい。ただ無心で。

たとえば、ものすごく怒り狂っている自分の本当の気持ちが、

本当は相手のことが大好きなのに、わかってもらえなくて淋しかった

だったとしたら、「大好きなのに、さみしい、さみしい、さみしい、さみしい、さみしい。大好きなのに、さみしい、さみしい……」みたいな感じで。

本当の気持ちが怒りではなくて〈淋しい〉だった、というのは、心理学系の本など読んでいるとよく出てくるパターン。

ただ、私の場合、ただただ本当にムカついて怒りたいだけの場合もある。そういうときは、「○○(相手の名前)ムカつく、○○ムカつく、○○ムカつく、、、」と繰り返したりする。

積極的にムカつこうとすると5分ともたない

不思議なもので、積極的にムカつきを感じようとしても、5分ともたない。

たとえば帰り道に、

「次の曲がり角に着くまで、徹底的にムカつこう!」

と決めて、言葉を繰り返しまくると、数分経って曲がり角に着く前に、

  • 「別にどうでもいいか」
  • 「あれ、怒り感じない」

という状態になっている。おもしろい。

感情は「感じまい」と抑え込むほどしつこく居座るが、正面から受け入れて味わおうとすると、意外とあっけなく消えていく。

わたしは私に無視されるのが嫌

私たちが嫌な気持ちになるのは、起きた現実に対してではなく

  • 「自分の感情を無視しようとする感覚」

に対してなのだ、とつくづく思う。

起きた現実から湧いたネガティブな感情が嫌なのではなくて、

  • その感情を感じたくないと逃げようとする感覚

が嫌なのだ、と気付いたときから、ネガティブな感情の扱い方がうまくなった気がする。

「わたし」は「私」に無視されるのが嫌なのであって、無視しなければ、嫌な感じは長続きしない。

ネガティブな感情もすべて「わたしが産んだ子ども」と捉えたとき、「あっちいけ!」「消えろ!」と邪険に扱い続けてきたことを、本当に申し訳なくかわいそうに思えた。そうすればするほど、何度も何度も、泣き叫びながら私のもとへやってきていたのかと。

(2)犬や猫などの動物と触れあう

小さな頃から、ずっと人間以外の動物がそばにいた。彼らに癒された面は、すごくある。

彼らとのスキンシップで癒されるというのは、動物と暮らしている人なら知っている感覚だと思う。医療の現場でも「アニマルセラピー」(動物介在療法)として取り入れられている。

動物と触れ合うと、脳から「オキシトシン」と呼ばれるホルモンが分泌される。オキシトシンは「幸せホルモン」「愛情ホルモン」とも呼ばれ、ストレスの緩和や情緒の安定に寄与する。東京農業大学とユニ・チャームの共同研究では、高齢者とセラピー犬の双方でオキシトシンの分泌量が増加し、ストレスホルモンであるコルチゾールが減少したという結果が報告されている。

この「スキンシップで癒される」というポイントに加えて、自分が一番弱っていたときに、自分より弱い立場にある守るべき存在があることに助けられた、という経験がある。

自分が落ち切ろうとしたとき、「いやいや、負けずにがんばるぞ!」という気持ちが、勝手に湧いてきた。

与えようとすると勝手に湧いてくる

「がんばらなくていい」「無理しなくていい」という考え方は、がんばりすぎの人にとって救いだ。がんばりすぎる傾向にあった私にとっても、救いとなった。

ただ、一方で「愛は与えようとすると湧いてくる」という概念も、とても好きだ。

「助けてください」「愛してください」「元気をください」「教えてください」「パワーをください」と、「もらおうもらおう」としていると、どんどん減っていく。

けれど、反対に〈「与えよう」とすると勝手に湧いてくる〉ということを、家族の問題などを通して、人生の早い時期に体感できたことは、ラッキーだったと思う。欲しかったものは、すべて自分の中にあった、という感覚。

(3)エネルギーの良い人に触ってもらう

私は、よくマッサージに行く。エネルギーの良い人に触れてもらうと、それだけで癒しになるからだ。

ただ、触ってもらうのは誰でも良いわけではない。自分と合わない人だと、「何のために行ったんだろう」と思うほど疲弊してしまうこともある。

体のことを熟知していてマッサージの技術が高いことはまず第一条件で、その他に、「自分と合う」と思える人に触ってもらうこと。

「自分と合う」という感覚は、話したときに、いやな感じがせず、「感じのいい人だな」と思えて、自分も萎縮して固まることなく、リラックスして普通に話せること。

(4)よく寝る

とりあえず、寝不足になると、それだけでストレスになる。とにかくよく寝るようにする。

私の場合は、本当に寝る。1日中寝る。下手したら2日連続で寝る。とにかく寝る。

もともと家にいるのが好きで、「休日に予定を入れて外出しないと損した気持ちになる」というような人と対局にある人間のため、だらだらと寝れば寝るほど、ストレス解消になる

(5)自然のある場所へ行く

ストレスが溜まっていると感じたら、緑のある場所へ行く。緑の多い大きな公園を散歩したり、神社に行って参拝したり。木々にはヒーリング効果がある。

樹木が放出する「フィトンチッド」と呼ばれる揮発性の化学物質が、脳のα波を増加させ、ストレスホルモンであるコルチゾールを低下させるという研究結果が複数報告されている。森林総合研究所の研究チームによれば、森林と都市を比較した実験で、森林浴後は副交感神経(リラックス時に優位になる神経)の活動が大幅に高まったという。

緑がある場所に定期的に行っていると、心が回復しやすくなる。私はとくに木々と相性が良いので、木がたくさんある場所に行く。巨大な木の下から、空を見上げれば、スーッと心が静かになっていく。

これが人によっては水のあるところ(海、川、滝etc.)だったり、花が咲いているところだったりするのかもしれない。

(6)本を読む

このブログでも、本を何冊か紹介しているけれど、

「つらい!」

となったら、とりあえずAmazonで検索して、今の自分に効きそうな本をKindleで購入し、その場で読むことが多かった。

そうするうちに、だんだんと自分なりのストレスの向き合い方ができあがっていく。今までに読んだ数々の本たちが、ストレスとの向き合い方を私の中に構築してくれたと思う。

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