乗り物酔い止め薬の成分 違いと効果を比較 アネロン・ニスキャップ,トラベルミン,トラベロップQQ 他

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私は大人になっても、乗り物酔いをするタイプで、ひどいときには酔い止めを飲んでいる。

そしたら、ひょんなことから、

  • 乗り物の酔い止めを飲んでいると、あがらない(あがり症に効果がある)

ということに気付いてしまい、ひそかにそんな目的で飲むこともある(詳しくはこちら)。

ずっとアネロン・ニスキャップを愛用してきたけれど、他の酔い止め薬でもOKなのか試してみた。

トラベルミンではダメだったけれどトラベロップQQだとOK

最初に結論から書くと、

  • アネロン:○
  • トラベルミン:×
  • トラベロップQQ:○

という結果に。

乗り物酔い止め薬の成分リスト

それぞれの有効成分を並べてみると、下記の通りだった(上記以外の、私が飲んだことのない酔い止め薬も調べた)。

  • 種類有効成分(1回分あたり)

私が試したことがあるのは、上から3つ(アネロン、トラベルミン、トラベロップQQ)。

アネロンは、普段は子ども用の有効成分が半分のもの(アネロンキャップ)を愛用しているが、上記表では通常の大人用の成分量を記載している。

この表を見ると、似た成分を含有しているものとして、下記のグループに分けられる。

  • アネロン ニスキャップ
  • トラベルミン
  • トラベロップQQ、センパアトラベル1
  • パンシロントラベルSP、乗り物酔いの薬クニヒロ

私の場合、トラベルミンは合わずに、アネロンとトラベロップQQが合うことが分かっているので、センパアも合う可能性が高い。

出先で酔い止めを切らしてしまって購入するときなどに、参考にしたいと思う。

アネロンとトラベロップQQは成分が似ている様子

また、アネロンはよく「最強の酔い止め薬」なんて言われるけれど、確かに、今回調べた中では最も多くの種類の有効成分を含有しているようだ。

私は、トラベロップQQを服用すると、アネロンと酷似した感覚になるのだけれど、

  • アネロンに配合されている「マレイン酸フェニラミン」
  • トラベロップQQに配合されている「d-クロルフェニラミンマレイン酸塩」

は、作用が似ているのだろう。

Wikipediaによると、どちらも「マレイン酸」を出発原料とした成分のようだ。以下引用。

マレイン酸はクロルフェニラミンと塩にすると抗ヒスタミン薬として用いられるマレイン酸クロルフェニラミン(クロルフェニラミンマレイン酸塩)となる。同じく抗ヒスタミン薬のマレイン酸フェニラミン(フェニラミンマレイン酸塩)やマレイン酸カルビノキサミン(カルビノキサミンマレイン酸塩)なども同様である。
Wikipedia

ちなみに、トラベロップQQは、浅田飴から発売されている「あめ」だ。ただの甘くておいしいドロップにしか感じないもの。

【第2類医薬品】トラベロップQQ G 8錠

11歳以上は2錠、それ以下は1錠なので、量の調節もしやすい(【第2類医薬品】トラベロップQQ G 8錠

たまたま、Amazonで何かを購入するついでに購入してみたところ、これがすごく使いやすい。水なしで飴をなめるだけで、酔い止め薬やあがり症対策の効果が期待できるので、本当に便利。

アネロン・ニスキャップもお守り的にいつもストックしているけれど、カプセルなので、水なしでは飲めない。

トラベロップQQは、ただ飴をバッグに入れておくだけで、いつでも薬が服用できるところが、とってもいい。

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