常時15〜20種類を飲むほど、サプリが大好き。
中でも、わずか数百円で、どこでも購入できて、しかも絶大な体感効果があるおすすめサプリは、「亜鉛」だ。
体内で超重要な働きをしまくる亜鉛という栄養素
亜鉛がないと、口から摂取したタンパク質を利用できない
まず第一に、亜鉛は「タンパク質の代謝」に関わっている。
つまり、亜鉛がないと、食事で食べたタンパク質を、体に栄養として取り込むことができないのだ。
タンパク質を取り込むことができないと、タンパク質が材料となって構成されている、肌・髪・爪・筋肉などに、悪影響が出てしまう。
肌荒れがひどかったり、髪がボロボロになったりするとき、実は、
- 亜鉛不足
が原因のケースは多い。それなのに、多くの人は、ここが盲点になっている。
亜鉛がないと、細胞分裂できない
亜鉛は「核酸の合成」にも関わっている。
つまり、亜鉛は、細胞が分裂するために必要な成分ということ。
私たちの体は、細胞分裂によって新陳代謝を繰り返している。
亜鉛がないと、私たちは肌や髪の細胞を、生成したり再生したりすることができない。
亜鉛がないと、働けない酵素がたくさんある
もうひとつ。
亜鉛は、酵素を動かすための「補酵素」として働く。
亜鉛が補助してあげないと、働くことができない酵素が、300種類もあるのだ。
これはイコール、亜鉛がないと機能しない体の機能が、たくさんあるということ。
こんなに重要な栄養素だから、体の具合が悪いとき、肌や髪の調子が悪いとき、まずは亜鉛不足を疑ってみる必要がある。
亜鉛を飲むだけで、効果てきめん、ということも多々考えられるのだ。
亜鉛の効果
亜鉛の代表的な効果をまとめると、次のようになる。
- 肌・髪の健康を維持する
- 成長を促進する
- 正常な味覚を維持する
- 抜け毛を防ぐ
- 生殖機能を維持する
美容と健康に、欠かせないのが、亜鉛。
亜鉛は本当に、大事。
実際に亜鉛を飲んだ感想は?
初めて亜鉛のサプリを飲んだのが何年前か覚えていないけれど、「明らかな違い」を翌朝に感じて、びっくりしたのをよく覚えている。
それまで、私は朝に弱く、なかなか起きられなかった。目覚まし時計にたたき起こされる生活。
それが、亜鉛を飲んでいると、目覚まし時計が鳴る前に、
- パッ!
と目が覚める感じ。寝切れが良くなるというか。
ちなみに、特別な亜鉛を飲んだわけでは、まったくない。
どこのドラッグストアにも売っている安い亜鉛だ。こちら↓
ただ、同じ価格帯の亜鉛でも、DHCなどは合わなかったので相性はあるかもしれない。
私が愛用しているディアナチュラの亜鉛は、60日分で約460円。1ヶ月あたり230円。
たったの230円で、美容にも健康にも効くのだから、すごいコスパ。
常時15種類以上のサプリメントを飲む中で、亜鉛は欠かさず常にスタメン選手。
亜鉛を飲んでいると、
- どんなに忙しくても肌の調子が大崩れしない
- 疲れているときに多めに飲むと翌朝元気になれる
- 髪の毛の抜け毛や白髪のトラブルなし
- まつげが強くなる
というのが、本当にありがたい。
裏技:亜鉛を食前に飲むと、食欲抑制にもなる
もう一つ、裏技的な使い方。
- 亜鉛を食前に飲むと、食欲抑制にもなる
というのも、Amazonのレビューでたまに★1の評価を付けている人を見ていると、胃の調子を悪くしている。
これが、私にとってはちょうど良く作用するのか、食前に飲むと、あまり食べなくてもすぐお腹いっぱいになる(胃痛や吐き気などのネガティブは全然ない)。
私の亜鉛サプリメントの飲み方
1日1錠(14mg)を夕食前に飲んでいる。
亜鉛はビタミンCと相性が良く、一緒に飲むと吸収率がアップする。ビタミンCのサプリもこのタイミングで一緒に飲む。
「今日は疲れたな……」という日は、就寝前に、もう1錠追加。
これで翌日まで疲れを持ち越すことはない。
他のほとんどのサプリメントは、個人輸入で海外のものを飲んでいるが、亜鉛はディアナチュラで十分に効果がある感じがする。
補足:亜鉛はハゲる?DHTと亜鉛の関係
ここからは補足。
「亜鉛を飲むとハゲる」という情報もあれば、逆に「亜鉛を飲むとハゲが治る」という情報もあって、混乱しやすいので整理しておく。
まず、DHT(ジヒドロテストステロン)(=悪玉の強力な男性ホルモン)が増えると、AGA(男性型脱毛症)を発症する。
だから、DHTを抑制すると、AGAを予防することができる。
そして、
- 亜鉛は、テストステロン(=普通の男性ホルモン)が、DHT化するのを抑制する効果がある
つまり、亜鉛には、AGAの原因であるDHTを減らす効果があるので、結果としてAGAを予防するのだ。
ただし、亜鉛を極端に取り過ぎると、テストステロン自体が増えてしまうリスクがある。
すると、いくら亜鉛が、テストステロンがDHT化するのを抑制しても、テストステロンの母数が増えれば、相対的にDHTの量が増えてしまう可能性がある。
だから、亜鉛の摂りすぎには注意が必要、ということだ。
結論としては、男性ホルモン過多によるAGAの治療目的で亜鉛を取る場合は、適量をコンスタントに続けるのが良さそう。
ちなみに、上記は「ニキビ」に関しても、同じメカニズムが当てはまる。
DHTが増えるとニキビの原因になるので、ニキビ治療目的で亜鉛を取る場合も、適量をコンスタントに続けるのが良い。