ちまたでは、猫も杓子も、美容といえば「半身浴」。でも、半身浴以外にも、効果的な入浴方法はいろいろある。
もし、
- 足を細くしたい
- 脚やせを目指してダイエット中
- 下半身太りを解消したい
という場合なら、おすすめは「高温半身浴」だ。
高温半身浴って?
普通の「半身浴」は、「38度以下の温度で30分以上お風呂に浸かって……」といった具合に、「低温で長時間」が基本。
一方、高温半身浴は、その逆。「高温で短時間」が基本。
高温半身浴の方法は、
- 42度以上の高温でお風呂のお湯を沸かす。お湯の量は、みぞおちの高さになるよう調整する。
- 5分以上で、自分ができるだけの時間、お湯に浸かる。10〜15分が目安。
- 痩せたい脚の部分の血行が良くなって、赤くなっていることが確認できたら、お風呂から出る。
- 最後に、冷水シャワーを痩せたい脚の部分にかけて、完了。
この方法の考え方は、「痩せたい部分だけを温める」ということ。
半身浴では上半身が痩せやすいので要注意
ダイエットの一環として、半身浴に励んでいる人は多い。
ただ、半身浴に励めば励むほど、
- 「上半身が痩せてしまった…」
という人が多い。
- 「ムチムチの太ももや、ごん太のふくらはぎを細くしたい」
- 「でも、バストのある上半身は痩せたくない」
という人がほとんどだと思うので、半身浴って結構危険。
全身の脂肪をまんべんなく落とすときには、半身浴でも良い。しかし「脚の部分やせ」を目指しているのなら、高温半身浴の方が効果的。
高温半身浴は、足の血流を徹底的に良くする方法
高温半身浴を行うと、血液が脚に集中する。
これが、狙い。「脚も、お腹も、腕も、全部の血行を良くする」はNG。それだと、脚やせができない。
「脚だけ」の血行を促進すると、脚から痩せやすくなる。
最後に冷水をかけて仕上げるのは、「血行促進効果」を、お風呂から出た後もできるだけ長く継続させるため。
- 「冷水をかけると冷えそう」
と思うかもしれないけれど、実際は逆。
お風呂で温めた後に冷水をかけると、瞬間的に毛細血管がキュッと収縮する。
お風呂でよく温まって血行が良くなっているので、その後すぐ、血液がドバッと流れ出す。
2週間くらいで脚の細さが変わり出す
この方法が自分に合っていれば、2週間を過ぎたくらいの頃に、
- 「あれっ、脚のラインが変わってきた?」
と気付くタイミングがやってくるはず。
普通の半身浴と違って、10分程度で入浴が終わる。まずは2週間、毎日まじめに続けてみるのがおすすめ。
普通の半身浴が良いとは限らない
脚やせは、やり方が間違っていると、いくらがんばっても結果が出ない。
「半身浴」は、あまりにも誰にでも最高な手法として、絶賛されすぎている気がする。
でも、あれが合わない人だっているはず。
現に、私は普通の半身浴はあまり好きではないし(熱いお風呂が好きだから)、ぬるいお湯で長時間お風呂に入りすぎると、すぐ胸がしぼむのでやらない。
脚にお肉がついてきたな、と思ったときは、徹底して高温半身浴をして戻す。
高温半身浴だと、一回一回が、短時間でスパン!と終わるので、時間さえあれば一日に何回もすることができる。
むくみ・ぜい肉がたまりかけたときに、集中的に高温半身浴をすれば、すぐに戻しやすい。
追記:50度の高温お風呂で入浴する君島十和子
ここから追記。
先日、テレビ番組に君島十和子が出演していた。彼女は、50度の高温で入浴するという。
血液にオゾン、入浴は50度…君島十和子の驚き美容術 | Smart FLASH[光文社週刊誌]スマフラ/スマートフラッシュ
極め付きは入浴時のお湯の温度だ。普段は42度くらいのお風呂に入っているというが、「ストレスが溜まったな~なんてときにはちょっと温度を高めにしていきます」と熱湯を足していき、最終的には50度を超えていた。途中で水シャワーを浴びたりしながら、この状態で40分間も入浴するという。
「『健康的にも絶対やっちゃだめ!』と言われているんですけども、やっちゃいます。いきなり50度じゃないんです。いきなり50度のお湯に入るのはダチョウ倶楽部さんになっちゃいますから」
番組では、高温すぎる風呂のせいで真っ赤になった足元や肌が映し出されていた。
Smart FLASH
50度はさすがに極端だとは思うし、まねするなとコメントされていたが、まねしてみたくなってしまう。(2018/6/3追記)