ドメスト・トイレハイター・スクラビングバブルの違い 塩素系トイレクリーナーの成分比較

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以前、スクラビングバブルのトイレクリーナーについて、書いたことがあった。「この洗剤はすごい!」と絶賛した。

でも、気付いてしまった。スクラビングバブルもドメストもトイレハイターも、みんな成分同じで、ちょっぴり配合割合が違うだけだったのだ。

3つとも強アルカリ性の塩素系洗剤

  • ドメスト
  • トイレハイター
  • スクラビングバブルトイレクリーナー

この3つに共通するのは、3つとも「塩素系」の洗剤だということ。

3つとも、

  • 水酸化ナトリウム
  • 界面活性剤
  • 次亜塩素酸塩

の3つを主成分としていて、違いは水酸化ナトリウムの濃度。

それぞれ、以下の通り。

ドメスト:水酸化ナトリウム濃度1.4%

ドメスト500ml

トイレハイター:水酸化ナトリウム濃度1%

除菌洗浄トイレハイター500ml

スクラビングバブル:水酸化ナトリウム濃度2%

スクラビングバブル トイレ洗浄 超強力トイレクリーナー 塩素系 400g

実は、キッチンでも使える

おもしろいのは、トイレハイターとスクラビングバブルは「トイレ用洗浄剤」として販売しているけれど、ドメストは「トイレ・浴室・台所用品用洗浄剤」として販売しているところ。

ドメストの説明書き

3つとも成分は同じだから、トイレハイターやスクラビングバブルのトイレクリーナーを、まな板や食器の除菌に使ってもOKということになる(気分的にできないけれど)。

ちなみに、ドメストもこのブルーのボトルは、トイレ用のイメージがあって、ちょっとキッチンでは使いにくい。

ドメストのメーカーは、そんな消費者の心情を察して、なんとまったく同じ中身のホワイト版パッケージを販売していた(私いま愛用中)。

ユニリーバドメストホワイト&クリーンお買い得品

キッチンで使いやすいように白のデザインで発売したそう(ユニリーバドメストホワイト&クリーンお買い得品

スクラビングバブルは水酸化ナトリウム濃度が高い分、よく落ちる傾向あり

ところで、私がスクラビングバブルを絶賛していたのは、下記の記事。

このときは、よく成分を見ていなくて、スクラビングバブルが新しく開発したすてきなアイテムかと思っていた。

しかし、なんのことはない、既存のドメストやトイレハイターの路線の商品だった。

ただ、確かに、水酸化ナトリウム濃度はこの3つの中で一番高い。

  1. スクラビングバブル(2%)
  2. ドメスト(1.4%)
  3. トイレハイター(1%)

という順だ。

ちなみに、どれほど違いがあるのか、3つとも使ってみたけれど、私が使う範囲では、体感できるほどの違いはないと思った。

この3つのうち、最も濃度の低いトイレハイターでも、ブラシ要らずでピカピカトイレになった。

白のドメストをヘビロテ中。キッチン・お風呂・トイレの3箇所に配置

現在、私は、白のドメストをヘビロテしている。

ドメスト ホワイト&クリーン 500ml×4個

まとめて買うとかなり安い(ドメスト ホワイト&クリーン 500ml×4個

同じ塩素系洗剤(要はハイター)なら、一種類でいいやと思い、キッチンもお風呂もトイレも、全部これを使うことにした。

その使い方をする場合には、「トイレクリーナー」として売られているものは、やっぱり使いにくいから、選択肢としてドメストしかなかった。

塩素系なら、大容量のキッチンハイターを希釈して使用するという手も、なくはない。

キッチンハイター 台所用漂白剤 特大サイズ 2500ml

この特大サイズもうちにある(キッチンハイター 台所用漂白剤 特大サイズ 2500ml

ただ、キッチンハイターより、ドメストの方が落ちるのだ。

これは、キッチン「泡」ハイターにもいえることで、濃度は低いはずなのに、普通のキッチンハイターよりも、なぜかよく落ちる。

ドメストも泡ハイターも、界面活性剤と混ぜてあるので、その辺のバランスで洗浄力が変わるのかな?と想像している。

塩素系は、とにかく汚れ落ちがすごいので、大掃除はドメストを使って、かなりラクをしたいと目論んでいる(かけて、放っておくだけ)。

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