中止したり再開したり、細かく飲んだり飲まなかったりを繰り返してきたハイレス。
最近は、飲まずとも、むくみの軽減が安定しているし、飲んでいると肌が乾燥しすぎてしまうので、飲んでいない。
で、気付いたこととして、ハイレスを飲んでいると、異常にしょっぱいものを食べてしまうのだ。
ハイレス(スピロノラクトン)とは?
簡単におさらいしておくと、ハイレスというのはスピロノラクトンが成分の利尿剤で、国内では「アルダクトンA錠」という名前の薬として処方されることが多い。
利尿剤として有名なラシックスは、カリウムも喪失するけれど、スピロノラクトンは「カリウム保持性利尿薬」で、カリウムを喪失しない。
だから、ラシックスに比較すれば、体にやさしい利尿剤といえる。
以下、「おくすり110番」より引用。
【働き】
体の余分な水分を塩分とともに尿に排出します。その結果、むくみがとれて血圧が下がります。同時に心臓の負担も軽くなります。
おもに、いろいろな病気で生じる浮腫(むくみ)の治療に用います。降圧作用はそれほど強くありません。最近になって、重い慢性心不全にたいへん有効なことが分かりました。
【薬理】
体の水分を増やし血圧を上げるアルドステロンというホルモンの働きを抑制します。アルドステロンが抑えられると、水分と塩分(ナトリウム)が尿になってたくさん排出されます。他の利尿薬と異なり、カリウムの排泄が抑えられます。
スピロノラクトン:アルダクトンA
ニキビ治療やAGA(男性型脱毛症)にも使われる
スピロノラクトンの特徴はもうひとつある。「女性ホルモン作用」を持つということだ。
だから、男性ホルモンの働きが強いことで発生する、
- ニキビ
- AGA(男性型脱毛症)
などの治療にも、使われることがある。
このブログ内でも、ハイレスに関する記事をいくつか書いてきた。こちらから読むことができる。
今年の冬は、乾燥がひどくてハイレスを休止
10月〜11月頃までハイレスを飲んでいたのだけれど、今年の冬は、顔の乾燥がひどくてハイレスを中止した。
ハイレスは、皮脂を抑える作用があるので、オイリー肌の人やニキビ肌の人には良いのだけれど、乾燥がひどいときに飲むと、乾燥を悪化させるリスクがある。
ハイレスを飲んでいると、しょっぱいものがいくらでも食べられる
今までも、ハイレスの休止と再開は、体の状態を見ながら細かく繰り返してきた。
が、今回初めて明らかに気付いたのが、
- ハイレスを飲んでいると、しょっぱいものが食べたくなる
ということ。
水分とナトリウムの排出を促してくれるのがハイレスの作用だけれど、ナトリウムが排出されることで、妙にしょっぱいものが食べたくて仕方ないのだ。
梅干しを一気に10個食べる勢いで、異常にしょっぱいものを食べても、体がむくまない。
ある意味、ハイレスの利尿作用って、本当にすごい。
ハイレスを休止したら、さっぱりしょっぱいものがいらなくなった
今はハイレスを飲んでいないけれど、飲むのをやめた途端に、さっぱりしょっぱいものはいらなくなった。
というか、しょっぱすぎて、食べられない。
それでいて、現在の私の体はむくみもないので、ハイレスなしでバランスが取れていたということなのかもしれない。
バランスが取れているのに、ハイレスを飲んでナトリウムのバランスを崩していたから、異常にしょっぱいものを欲したのかなあ、と想像。
しばらく、休止時期を続けて、様子を見たいと思う。