ご質問のお答え。
生理不順で困っています(ここ3~4か月、生理がない状態です)。過去に同じような症状をお持ちでしたら、効果のあったことや薬など、教えていただけますでしょうか。
個人の体験談になるけれど…
私は婦人科の専門家ではないので、アドバイスはできず、あくまでも個人の体験談になる。
私自身の体験談を話すと、高校生の頃に、生理が止まっていた時期がある(過激なダイエットをして一気に体重を落としたとき)。
結論からいえば、体重を増やしたら、生理が戻った。
ただ、体重を増やしただけで生理が戻ったのは、運が良かったと思う。生理が止まってしまったので、婦人科で診てもらわないと……という話が出た矢先に、生理が始まった。
高校生の私は、生理が止まっても母親に言い出すことができず、1年近く不安を抱えながら放置していた。そのまま、もっと重大な事態に陥ってもおかしくない状況だった。
その後、「婦人科でホルモン治療しているが、なかなか生理が戻らない」という人の話を聞いた。無月経は一度なると、体重が戻ってもなかなか月経が再開しないケースがある。生理が止まったら放置せず、できるだけ早く婦人科で相談するしかない。
参考情報:
大人になってからは、ピルを飲んでいる時期が長くて生理をコントロールしている
「生理不順に効果のあったことや薬など」ということなので、私自身のその後について書いておくと、20代以降に、高校生の頃に生理が止まっていた時期よりも、さらに10kg近く体重が減ったことがあった。
「生理が止まるだろうな」と思ったが、不思議とそのときはまったく止まる気配がなく、ほぼ定期的に生理が来てしまった。“来てしまった”と書いたのは、私はその頃、非常に生理前と生理中の心身の状態がひどくて、人生を壊すかと思うほどに翻弄されていたからだ(月経前症候群、PMSと診断)。
そこから何とか救われたくて、その後、ピルを飲むようになり、今は生理は完全にピルのコントロール下に置かれている。

だから、体重が減ってもストレスにさらされても、ホルモンバランスの乱れで生理が止まったり早まったりという状態とは無縁になっている。生理が長期間にわたって止まった経験がある私としては、その後のピル生活は、生理不順のリスクを下げてくれたと思う。
ピルを飲むことはおすすめなのか?
では、「生理不順で悩んでいる人はピルを飲むのがおすすめ」なのかというと、一概にはいえないなと思う。ピルには、デメリットもある。
デメリットを自分でよく勉強し知識を付けた上で、「デメリットと得られるメリットをてんびんにかけて、自分で判断する」という責任を引き受けないと、安易に飲んではいけない気がする。知識なく飲むのはリスクが高い。
なお、エストロゲンを含まないプロゲスチン製剤(ミニピルやジエノゲストなど)は血栓症のリスクが低いとされており、年齢や体質的にエストロゲン含有ピルが使えない人にとっては選択肢となりうる。私もミニピルを飲んでいるけれど、かかりつけの婦人科で自分に合った方法を相談するのが一番。
「ピルとのつきあい方」はとてもためになったサイト
ピルについては賛否両論あって、いろいろな方向性からの情報が飛んでいるので混乱しがち。そんな中で、私が昔から非常に参考にさせていただいていたのは、「ピルとのつきあい方」というサイト。
こういった情報をきちんと自分で理解して、自己責任で飲むピルは、人生を助けてくれることもあると思う(私は助けられたタイプ)。
追記:残念ながら「ピルとのつきあい方」は現在すでに閉鎖されている。 サイト本体(finedays.org/pill/)にはアクセスできなくなっており、運営者のTwitterアカウント(@ruriko_pillton)も2021年8月に凍結された。約20年にわたって蓄積されてきた膨大な情報がほぼ閲覧不能になった形だ。関連ブログ「ピルとその周辺」(finedayspill.blogspot.com)は現在もBlogspot上に残っているものの、更新は2015年頃で止まっている。

