今月の質問回答は、この記事がラスト。
「顔が痩せてやつれたように見える……」わかる!
「顔が痩せてやつれたように見える」というお悩み、わかるなあ、と共感してしまった。
私は長らく、「痩せすぎているくらいに痩せた体」が自分の好みだったので、10代・20代の頃は、「痩せさえすればいい!」と思っていた。
- 痩せれば痩せるほど、かわいくなる
と信じていた。
が、それが変わってきたのは30代になってから。
- 痩せれば痩せるほど、老ける
という恐怖のゾーンに……!!
- 「痩せればいいってもんじゃないんだなあ」
と、しみじみ実感した。
とはいえ、これは私にとっては、「痩せたい」という気持ちを良い意味で抑止してくれたので、大きな視点で見れば、とてもラッキーな出来事だった。
ただ痩せていれば良かった20代までのダイエットは卒業し、体や心と向き合って、「自分が心地良く美しくいられる状態」へシフトしていくきっかけをくれたと思う。
私はまぶたの上がくぼみやすい骨格なので、むくみを取りすぎないように方針転換
具体的に、一番変わったのは、「むくみを取りすぎないようにした」という点。
それまでの私は、とにかく脚を細くしたかったので、
- むくみは大敵!むくみは悪!むくみ撲滅!
と、スローガンを掲げて生きているようなものだった。
が、私の顔の骨格は、まぶたの上がくぼみやすい。米倉涼子・橋本マナミ・斉藤由貴・夏木マリetc.、まぶたの上がくぼんでいる人を見つけては、チェックしてみたり。
米倉涼子は、一時期(数年前?)何かの雑誌の表紙を飾っているのを見たとき、すごく上まぶたがくぼんでいるなぁ、と思ったけれど、最近見たら直っていた。
上まぶたのくぼみには、とにかく水分!
上まぶたの状態は、一日の中でも変動するくらい変わりやすいので、適切なケアをすると割と直しやすい。
まぶたの上のくぼみにダイレクトに影響するのは「水分」だ。水分不足になると、まぶたの上がげそっとくぼんで、老婆みたいな顔になってしまう。
実際に、目の周りが落ちくぼむことは、脱水症状に陥っていることを見分けるサインとして知られている。
私は、“むくみをがんばって取れば取るほど、目がくぼんで老ける”というジレンマに陥った結果、むくみを不自然な努力で取らない、という方に、方針転換した。
だから今は、むくみを取るためのサプリや薬を熱心に飲んだりしていない。それだけでも、随分と目の上のくぼみはマシになったと思う。
そして、水分補給を小まめにするように注意している。水を飲み忘れると、あっという間に、目の上がげそっっとなってしまうから。
アイクリームは、自分に合えば結構いいかも
顔がしぼんだ感じになって、小じわまで発生して、「これはやばい!」と焦ったときに、すごく高価なアイクリームに手を出したことがある。
高額なだけあって、プチプラコスメとの違いは、しっかりあった。
ただ、継続していくには高額だなと思うので、私は1本使い切らずにまだ持っている感じだ。
アミノ酸やプロテインは、顔を膨らませるには向いている
もうひとつ、
- アミノ酸
- プロテイン
は、私の場合、飲みすぎると顔がパンパンになるので、逆に顔が痩せているときには使えると思う。
特に、昔、藤原紀香がCMをやっていた「アミノコラーゲン(アミコラ)」は、飲んだら翌朝、顔がパンパンになってしまい、すぐ飲むのをやめた記憶がある。
今だったら、逆にうれしい効果かもしれない。
コラーゲンに配慮することは根本的な解決にも◎
〈肌の真皮層にあるコラーゲン量が減少すると、その分、肌がやせて、顔が老ける〉というのが、顔が痩せていくメカニズムなので、コラーゲンの原料であるアミノ酸・プロテインを取ることは、とても理にかなっている。
メイクは、頬をふっくらさせるように頬の中心にコンシーラーをのせると良いらしい
ちょうど最近見た美容雑誌で、鈴木えみが「最近の顔の悩み」として
- 「頬のお肉が落ちてきちゃってるのがイヤ」
と答えていた。
【Q28】最近顔のお悩みはある?
【A】頬のお肉が落ちてきちゃってるのがイヤで、最近は頬の中心(目の下の頬)に明るい色のコンシーラーをのせて、立体感を出すようにしています。
「頬のお肉が落ちてくる」というのは、私も感じる。鈴木えみの「頬の中心にコンシーラーをのせる」という対策、試してみたいと思った。
ちなみに誌面で鈴木えみが使っているコンシーラーとして挙げていたのは、アディクションのパーフェクトカバリングコンシーラーの#003と、NARSのソフトマットコンプリートコンシーラーの#1276。
中途半端なエステにいくよりは美容クリニック派
最後に、質問にあった「エステ」に関して。
私の個人的な考えになるけれど、私自身は、中途半端なエステにいくなら効果がより確実な美容クリニックを利用したい。
医療行為ができないエステの施術は、自宅でできる美容の、延長線上の範囲内。
「継続しないと効果は出ない」と継続を勧められるけれど、「週1で通うより、エステ的な機械を買って家で毎日やった方が、安くて効果あるんじゃないか」と思ってしまう。
一方で、「美容クリニックでできること」の中には、「絶対に自宅ではできない医療行為」が含まれる。
中途半端にエステでお金を使うくらいだったら、1回美容クリニックに行った方が確実なんじゃないか、と思っている。
周囲でも、エステに行っている話は聞かないけれど、クリニック通いの話題はよく出てくる。美白、シミ、ほくろ、脱毛などなど。
私は、目の上のくぼみが自分の努力ではどうしようもないほど、ひどくなってしまったら、ヒアルロン酸の注入でもしたいな、と思っている。実際にやるかどうかは別として、
- 「いざとなったら、●●をやればいいや!」
という選択肢を持つことが、現在の心の安定につながる気がするので。