いや〜……、びっくりした。
10年使ったお気に入りのナノケアのドライヤーが、突然、大きな音を立てて、同時に焦げくさいニオイを放ってきたのだ。
普通にいつも通り、髪の毛を乾かそうとしたら——
私がやったことは、普通にいつも通り、ドライヤーのスイッチを入れて髪の毛を乾かそうとしていただけ。ドライヤーの機種はこちら。

当時、15,000円くらいで購入したはず。ナノケアでさらっさらになるところや、ロングヘアでも手早く乾くところがお気に入りで、壊れもしなかったので気付いたら10年、使っていた。
しかし。
いつものように髪を乾かし始めて15秒後くらいに、突然、
- ガッチャン!!ガチャガチャン!!
と、ドライヤーの中から大きな破裂音がした。
同時に漂う、焦げくさい異臭。
「これ、やばいやつだ!」
と直感し、慌ててスイッチを切って、コンセントからコードを引き抜く。
びっくりしすぎて、心蔵がドキドキして、怖すぎて、足が震えた。
スイッチを切ったら異臭はすぐに収まった。ドライヤーを振るとガチャガチャ音がする
髪の毛を乾かしているとき、ドライヤー本体は視界に入っていなかったので、異音・異臭とともに、爆発して火でも噴いたかと思った(髪の毛チリヂリになったかと……)。
でも、そこまでのことは起きていなくて、スイッチを切ったら、すぐに異臭は収まった。この後、万が一爆発されたら困るから、熱を持っていないか・中で着火していないか確かめたけれど、大丈夫だった。
ドライヤーを振ると、内部でガチャガチャと大きな音がする状態で、ドライヤーの中で何か部品が外れるような故障があったようだ。ああ、本当に怖かった。
あのとき、ドライヤーの中で何が起きていたのか?
あとから調べてわかったのだが、ドライヤーの内部構造はじつはシンプル。おもな構成部品は、
- モーター
- ファン(風を生む回転翼)
- 電熱線(ニクロム線)
の3つ。モーターがファンを高速で回転させて空気を吸い込み、その空気が内部の電熱線を通過して温められ温風として吹き出す、というのがドライヤーの基本的な仕組み。
10年の使用でもっとも劣化するのは、ドライヤーの心臓部であるモーター。モーター内部のブラシ(電極の接触部品)が摩耗・消滅すると、回転が不安定になったり、まったく回らなくなったりする。ブラシが摩耗した状態でモーターに通電すると、内部で火花(スパーク)が発生し、焦げくさいニオイの原因になる。
さらに、10年分のホコリや細かい髪の毛が内部に蓄積していた可能性も高い。ファンの回転軸まわりに異物が絡みつくと、モーターへの負荷が増大する。
ある日突然、劣化したファンの羽が割れたり、軸から外れたりすれば、高速回転中に破片が電熱線やハウジング(本体の内壁)に衝突し、あの「ガッチャン!!」という衝撃的な破裂音が鳴ることになる。
焦げくさいニオイの正体は?
焦げくさいニオイの正体は、おそらく2つ。
ひとつは、モーターのブラシが焼けた際に発生する焦げ臭。もうひとつは、長年蓄積したホコリや髪の毛が、電熱線の高温で一気に焦げた臭いだ。内部にたまった微細なホコリが高温で燃えると、独特の焦げくさいニオイを放つ。
つまり、私のドライヤーの中で起きていたのは、おそらくこういう流れである。
- 10年分のモーターの摩耗とホコリの蓄積が限界に達し、ファンまたはモーター内部の部品が破損。
- 破損した部品が高速で回転する別の部品や電熱線に接触して大きな衝撃音が鳴る。
- 同時に、ホコリが焦げて異臭が発生した。
ちなみに、外れた部品がもし電熱線(数百度になる)に長時間接触していたら、発火につながっていた可能性もあるらしい。すぐにスイッチを切ってコンセントを抜いた判断は、結果的に正しかった。
ドライヤーからの異音や焦げくさいニオイは、寿命の最終警告。「まだ動くから大丈夫」は、ドライヤーにおいてはもっとも危険な判断。異音・異臭・本体の異常な発熱、このどれかひとつでも感じたら、即座に使用を中止すること。
新しいドライヤーを買わなければ。なおさらパナソニック(または信頼できるメーカー)がいい
ドライヤーでこんなに怖い思いをしたのは初めて。そしてドライヤーが手元からなくなってしまったから、新しいドライヤーを急いで新調しなければならない。
私は、パナソニックのことは信頼している。今回、10年使ったドライヤーが故障したけれど、ドライヤーってこういう故障の仕方をするのであれば、なおさら、信頼できるメーカー以外は絶対に買いたくないと思った。
次のドライヤーは何にするか問題。候補を比較検討
で、次のドライヤーは、何にするのか。
第一候補はパナソニックの後継機種
私が使っていた「EH5442-W」の、最新の後継機は「EH-NA99-W」のようだ。

EH5442-Wを買ったときと同じく、現在約15,000円で販売されている。これを買うと、勝手を知っているから無難。
話題性で気になるのがダイソン
もうひとつ、話題になりまくっていたダイソンのドライヤーにも興味はある。

私は物をモノトーンでそろえたいので、この↑ピンク色がちょっと……、と思っていたけれど、シルバー色もちゃんとあった。

こっちの色なら、シンプルでインテリアにも合いそう。が、44,000円。4万か〜。高い。
大絶賛記事が目立つレプロナイザー
あとは、いろんなところでよく見掛ける「リュミエリーナ レプロナイザー 」。

こちらも3万円以上する高級ドライヤー。絶賛している人がやけに多いと思っていたが、Amazonの口コミレビューでも褒められているので、本当にものは良いようだ。
↑の「3D」という機種よりランクが低い、「2D」の機種↓だと2万円くらいで入手できる模様。

2万円で入手できるとなると、パナソニックのナノケア15,000円と近づいてくるので、検討しても良いかなという気持ちに。
ただ、Amazonからの入手だとマーケットプレイス(Amazon以外の出品者が販売)になっていた。偽物が出回っているらしいので気を付けないといけない。正規販売店から購入すれば安心だが、今回はできるだけ早く入手したいから、Amazonで買いたい。
まったくノーマークだったシャープも良さそう
最後に、まったくノーマークだったシャープ。

先端についている、

↑このスカルプブラシで、頭皮をかきあげながら乾かすことができるという。スカルプケアにも良さそうだし、髪の根元から素早く乾きそうで、「これは、いいかも!?」と思った。
ただ、Amazonで見てみると、口コミレビュー数が(評価は高いものの)少なくて、購入するのは冒険になりそう。
結局、購入したのは?
あれこれ検討した結果、結局購入したのは、またナノケア。

ダイソンもレプロナイザーもシャープも魅力的だけれど、確信が持てないうえ、ナノケアよりも値段が高い。今まで私はパナソニックのナノケアで髪をきれいにキープできていたので、下手に変えずにそのまま行くことにした。
新しいナノケアで変わっていたところ
10年ぶりに、ナノケアのドライヤーを新調して、変わった!と思ったのは下記の点。
- 乾くのが早くなった!!!(風量がアップしている)
- HOT⇔COOLの自動切り替えモードで髪がサラサラになる
- その他いろいろモードが追加されている(まだ試し切れていない)
とにかくうれしかったのは、乾くのが早くなったこと。
あまりに早く乾くので、時間を計ってみたら、わずか1分で8割以上乾いてしまった(私はロングヘアなのに)。
今までは、すぐ寝るとき以外は自然乾燥することが多かった(ドライヤーを長時間当てるよりは、自然乾燥のほうが傷まないと思っているので)。が、こんなに早く乾くなら、ドライヤーでも全然いい。
それに、私の買ったEH-NA99には「周辺温度検知センサー」というのが付いていて、温風・冷風を交互に切り替えるモードがある。
周辺温度検知センサー搭載
周囲の温度を検知し、最適な間隔と風量で温風、冷風を交互に自動発生。毛先ケアに特化した風量と切替周期で、温風と冷風を交互に発生する毛先集中ケアモードを開発。毛先を逃しにくいセット(弱風)風量で毛先に風をあてやすく、まとまりよく仕上げる。
EH-NA99
これは、とってもいい。ある程度、温風で乾かしたら、温風冷風モードに切り替えて仕上げるようにしている。髪を熱で傷める心配がないし、このモードで乾かすと、本当に髪がまとまる。
パナソニックのドライヤーの寿命は130〜140時間
最後に、「ドライヤーの寿命」について調べていたところ、下記の記述を見つけた。
パナソニックのお客様相談室によると、一般的なドライヤーの寿命は130~140時間程度とのことです。つまり、仮に一日5分〜7分程度使った場合3年〜4年が寿命であるということになります。
品定め名人
- 一般的なドライヤーの寿命は130~140時間程度
とのこと。
私は10年ドライヤーを使っていたわけだが、毎日5分・10年間使った場合、304時間使ったことになる。寿命はとうに超えていたことになる。
そう考えると、ガチャガチャン!!!と壊れたことにも、納得がいく。次は、寿命が来て壊れる前のタイミングで、買い替えたい。遅くとも5年後の2023年4月までには買い替えよう。
補足:500時間程度は持つ?
このことについて、もう少し詳しく調べてみたら、前述の「一般的なドライヤーの寿命は、1日5〜7分の使用で3〜4年、時間に換算すると130〜140時間程度とされている」という話は、JIS規格(JIS C 9613)の耐久性試験に基づくものだった。これは5分運転・5分休止を繰り返し、運転時間の合計が130時間に達するまで異常がないかをチェックする試験で、寿命と案内されている数値は試験でクリアすべき数値。
つまり130〜140時間というのは「最低限クリアすべき基準」であって、実際の製品寿命はもっと長いケースが多い模様。DCモーターの代表的な耐用時間は1,000〜5,000時間ともいわれており、内部の発熱による劣化を差し引いても、500時間程度は持つと考えられるとのこと。
でも、総合すると5年くらいで買い替えるのがやはり安心できそうだ。

