今月の質問回答、ラストはこちら。
毛穴用の下地は、めちゃくちゃたくさん試した気がする
10代・20代の頃は、「毛穴のポツポツ・黒ずみ」に悩まされ、30代になったら今度は「たるみ毛穴・ゆるみ毛穴」に悩まされ……
と、きれいな肌を作る上で、毛穴ってものすっごく、邪魔。
……でも、仕方ないじゃないの。
だって、毛穴だって、存在意義があってそこにいるんだものね。毛穴がもしもなかったら、皮脂も汗も出てこられずに、カサカサ乾燥するだろうし、体温調節もできなくなるだろうし。
そんなわけで、前向きに(?)毛穴さんとお付き合いするため、毛穴用の化粧下地は、非常にたくさん、試した気がする。
毛穴が消えるメイクのコツは、下地の2個使い
いろいろ試した結果、
- あるひとつのアイテムだけに頼って毛穴を消すことは、ほぼ不可能
ということを悟った。
- 「これさえあれば、毛穴が全部消えます!!!」
——という魔法の毛穴下地はなくて(少なくとも私は出会っていなくて)、下地を複数組み合わせて使うことで、毛穴がきれいに消せるようになった。
その組み合わせ方は、
- 毛穴のでこぼこを埋めてフラットにするプライマー下地
- 化粧くずれを防止してサラサラにするベース下地
の2種類。
それぞれ、使っているアイテムを紹介してみる。
①毛穴のでこぼこを埋めてフラットにするプライマー下地
まず、毛穴のでこぼこを埋めて、フラットにする系の下地。
これは、物理的に毛穴のへこんだ部分に入り込む成分が配合されていて、それがへこみの部分に吸着し、皮膚をフラットに仕上げてくれるタイプのもの。
最高に良かったのはメーキャッププライマー
これ系で一番、「これは本当に埋まる!!!!」と感動できたのが、資生堂 メーキャップ リファイニング メーキャッププライマー。
これは、本当にすばらしい下地。毛穴が結構ひどい状態のときでも、これを塗ると「陶器肌」になる。
毛穴をきっちり埋めてくれて、夜になっても「毛穴落ち」が全然起きない。これでベースを作るようになってから、割とどんなファンデーションでも、使いこなせるようになった。
デメリットとして、品切れが多くて、なかなか入手できないのが残念。
毛穴パテ職人の透明タイプも結構いい
こちらもなかなか店舗では見掛けないが、ドラッグストア系コスメの毛穴パテ職人から出ている下地で、透明なタイプもいい。
このシリーズは色付きタイプも出ているが、クリアタイプがいい。なのに、クリアタイプがなかなか店頭に置いていない。
タッチインソルプライマーは皮膜感がものすごい
タッチインソルプライマーも過去に使ったことがある。
これは、「埋める」ということについては優秀なのだけれど、とにかくシリコンの皮膜感がものすごい。強力ではあるので、合う人には合いそう。
私はプツプツの吹き出物が出てしまったので、1本使い切る前にリタイア。
スポット系のオルビスも使ったことあり
この他に、スポットに塗る系のオルビスも使ったことがある。
私は最近、頬の毛穴も隠したいので、これは使っていないけれど、過去に「小鼻の毛穴」だけ集中的に隠したいときには、愛用していた。
かなりマットな仕上がりになるので、Tゾーンの皮脂が多いタイプで毛穴が目立つ人にはおすすめと思う。
ペンシルタイプのツルリも使いやすい
スポットタイプでもうひとつ。ツルリの毛穴消しペンも、持っている。
1番目に紹介したリファイニング メーキャッププライマーと出会う前までは、結構これをプラスして毛穴消しをしていた。
オルビスのスムースマットベースと同じく、小鼻周りの毛穴を消すのには使いやすい感じ。
ただ、毛穴の状態によっては、逆に毛穴に埋まった部分が角栓のように白く悪目立ちするので、相性があると思う。
②皮脂くずれを防止してサラサラにする系のベース下地
①で紹介した埋めるプライマー系の下地を塗った後に、全体の下地を塗るのだけれど、この全体の下地も毛穴が隠れやすいものを選ぶと◎。
やっぱりプリマヴィスタはすごい
先日記事にも書いた、プリマヴィスタの下地はやっぱりすごい。
肌のキメを整えて、全体的にサラッとした感じに仕上げてくれるので、毛穴が目立たなくなる。
マキアージュの皮脂くずれを防止下地もサラサラ度は高い
プリマヴィスタは花王だけれど、そのライバル資生堂のマキアージュから、対抗馬的に発売されたドラマティックスキンセンサーベースUVも使ってみた。
プリマヴィスタがとにかく王者すぎるので期待していなかったものの、こちらもかなり良かった。
こちらの方が液体が水っぽくて、皮膚の皮脂を持っていかれるくらい、
- サラッサラサラ
となる感じ。乾燥肌の人は苦手かも。私は結構好き。
追記:その後、さらに毛穴が消える組み合わせを発見
この記事を書いてから3ヶ月後、さらに毛穴が消える組み合わせを発見した。