びっくり、びっくり、びっくり。
「カーマインローション」という、昔からあるレトロな収れん化粧水が目に留まって、試してみたらものすごく良かった。
しかも、260mlという大サイズながら、たったの350円というプチプラっぷり。
知っている人は知っているレトロ系コスメ
私は、カーマインローションの存在を、使ってみるまで知らなかった。
(資生堂 カーマインローション(N) 260mL)
調べてみると、「日焼けした後にクールダウンで使う、昔からある化粧水」と認識している人が多いようだ。
@cosmeでも、900件超えの口コミが入っていて、しかも高評価というお化けコスメ。
カーマインローションの意味
カーマインローションのパッケージには、英語で「CARMINE LOTION」と記載されている。
「カーマイン(CARMINE)」の意味は、色のことだった。以下引用。
カーマイン (英語 carmine) は、赤系統の色である。 カーミン (独語 Karmin)、カーミンロート (独語 Karminrot)、カーミンレッド。 洋紅色(ようこうしょく)と訳すこともある。
Wikipedia
カーマインローションのキャップの色が「カーマイン色」なので、それが由来だろうか。
毛穴に効果のあるカーマインローション、巨大でびっくり
最近、どうも肌のベタつきに困っていて、ベビーパウダーを引っ張り出したりしていた。
ベタつきを放っておくと、毛穴が開いてくるのもいやで。
そんなとき、カーマインローションのことを知った。近所のドラッグストアでは発見できなかったため、オンラインショップから入手。
宅配便で届いたとき、箱の大きさに戸惑う
翌日には発送されて、すぐに手元に届いた。届いた箱の大きさに、「あれっ、何か間違いでは?」と一瞬戸惑う。
なんせ、「350円」というプチプラから、手のひらに乗るくらいの小さなサイズ感を、勝手に頭に描いていたのだった。
しかし、350円だけれど〈260ml〉としっかり容量がある。箱の大きさは、間違いではなかった。
大きさがわかりやすいように、マニキュアと並べて撮った写真が、下記↓
どどんっ。とかなり大きく感じる。
カーマインローションの使い方・使用量
カーマインローションの裏面表記は下記の通り。
○肌をすこやかにととのえる、おだやかな収れん化粧水です。
○ふだんのお手入れや、肌がほてるときなどのお手入れにおすすめします。
○よく振ってからお使いください。
○乳液をつけたあと、コットンに適量(1.5〜2mL)を含ませ、肌が冷たくなるまで、軽くたたくようにしてお使いください。
○日やけ後、肌がヒリヒリしていたみのある場合は、いたみがおさまってからお使いください。
カシャカシャ振って顔へ付けてみる
カーマインローションは、そのままだと、粉と液体の2層に分かれている。裏面表記に、
- よく振ってからお使いください。
と書いてある通り、カシャカシャと容器を振って、粉と液体をブレンドしてから顔に付ける。
使い方は、
- 乳液をつけたあと、コットンに適量(1.5ml〜2ml)を含ませ、肌が冷たくなるまで、軽くたたくようにしてお使いください。
とのこと。コットンに出して、パタパタとパッティングしてみた(私の場合は、乳液のあとではなく洗顔後すぐに)。
パタパタした後、鏡を見てみる。
- 「あらっ!?(きれいになってる!)」
化粧水を付けただけなのに、軽くフェイスパウダーを叩いたような、毛穴がふんわりカバーされた感じに仕上がっている。薄化粧スキンケアとしても使えそう。
収れん化粧水なので、毛穴をキュッと引き締めてくれた上で、粉体が肌の上にヴェールになって肌がきれいに見える感じ。これはいいかも。
カーマインローションの成分
カーマインローションは、付けるとスーッとした感触がある。
成分を見てみると、

ということ。水の次にエタノールが来ている(=水の次にエタノールの含有量が多い)。だから、収れん作用が強い。
また、ベビーパウダーに配合されている酸化亜鉛が入っているので、パウダーをたたいたようになるのだ。
カーマインローションを付けて化粧すると崩れないテカらない
カーマインローションを使い始めてからの発見は、
- カーマインローションを付けてメイクすると崩れない・テカらない
ということ。
収れん作用&粉による皮脂吸着力の相乗効果かな?と思っている。
これからの季節、放っておくと毛穴が開いて、嫌な感じの肌になってしまう。それを防ぐために、カーマインローションでキュッ!と毛穴を引き締めるのは、とても良いやり方かも。
毛穴が締まるおかげで、できかけのニキビもシュンといなくなる感じ。
350円でこれなら、本当にすごいなとしみじみ思った。
メイクしない日でも、これを塗っておくと、肌がだらしなくテラテラになったりしない。端正な程よいマット肌に、お行儀よくいてくれる感じも◎。