久しぶりに、歯列矯正の記事。
リテーナーは、約2年後の検査で、リテーナー卒業してOKになった。
リテーナーは慣れてしまえば苦にならず
リテーナーを付け始めて初期の頃は、どうしてもリテーナーに違和感があった。
しかし、それも最初の1ヶ月程度の話。その後はすっかり慣れた。
最初の頃こそ、
- 「早くリテーナー外れないかなぁ!」
と思っていたが、1年も過ぎると、もはや、どうでも良くなっていた。慣れてしまえば、まったく苦にならない。
1年過ぎる頃には、歯の状態も安定。
外食や人と会う予定があるときは、その場で外すのではなく、あらかじめ外して出掛けて大丈夫になった。
2年過ぎたところでレントゲンや型取りして検査
リテーナー期間が2年を過ぎたところで、レントゲンや型取りのチェックが行われた。
結果、問題なしという判断。「もうリテーナーを使わなくて良い」と言われた。
一般的には、
- 1日のリテーナー装着時間を24時間→12時間→8時間と減らしていき、徐々に付けない時間を延ばしていき、最後にリテーナーを卒業する
という話をよく聞く。
私の場合は、そのような指導はなかった。
装着できる時間だけ装着し続けていて、2年後の検査で問題なかったので、リテーナー卒業になった。
もう付けなくていいと言われたがリテーナーは続けている
主治医にはリテーナーを卒業して良いと言われたが、その後も、リテーナーを装着できる時間は自主的に装着を続けている。
具体的には、
- 就寝中
- 外出せずに自宅にいる日中
は、リテーナーを装着している状態。
それは、リテーナーを付け始めた頃にネットで調べまくって付けた知識で、
- 「リテーナーは一生付き合っていくのが理想」
という考え方の医師もいると知ったから。
例えば、日本矯正歯科学会終身矯正歯科指導医・谷田部賢一医師は、下記のようにコメントしている。
「よく患者さんからは、リテーナーは一生つけ続けるのか? と質問されます。そんなときはいつも『いいえ、違います。歯がなくなるまでです』と答えるようにしています(笑)。
実際、リテーナーの使用は長ければ長いほどいいですね。東京歯科大学の基準は、20〜30年以上のリテーナー使用と、年1〜2回の通院。
長いと感じられるかもしれませんが、リテーナーは言うなれば “ お口のパジャマ ” のようなもの。夜、服を着替えて眠るように、毎日の習慣として長くつきあっていただきたいですね」
一生保とう! キレイな歯並び
※上記の引用元の記事はこちらのPDF。リテーナーや保定期間について、とてもわかりやすく解説されている。
せっかくきれいにした歯だから、私もずっとリテーナーは使い続けるつもり。
リテーナー期間中に後戻りはなかったか?
最後に、後戻りについて。
私は残念ながら、まったく後戻りがなかったわけではない。ブラケットを外した頃よりも、奥歯の方の隙間が大きくなっている。
リテーナーは非常にまじめに使っていた。しかし、初期の頃に下の歯の固定ワイヤーが外れたり、リテーナーが破損したりというトラブルがあった。
特に、下の歯の固定ワイヤーの外れは頻繁に起き、ワイヤーのかけ方を何度か変更して、ようやく落ち着くことになった。この過程で、少々の後戻りが起きてしまった。
これは、「ワイヤーが外れたから後戻りしてしまった」というよりは、「後戻りしやすい歯だったからワイヤーが外れてしまった」と考えている。
細かく気にしても、精神衛生上良くない。「落ち着くところに歯が落ち着くまで、仕方なかった」と考えるようにした。
幸い、前歯などの目立つ場所は、ビシッとそろっているので、良しとしている。
もし、主治医に対する信頼関係がなかったら、このような捉え方にはならなかったかもしれない。
私は主治医にいろいろ助けていただき、信頼している。「彼がやって起きたことなら仕方ない」と思えている。