本日は、いただいているご質問への回答記事。
ホットヨガをはじめられたということですが、体重・体型の変化はありますか?
(私はホットヨガを始めて体重が増えました。ヨガは調整機能が働くと聞きますが本当なのか、それまでほとんど筋肉を使わなかったので筋肉量が増えたのか、単純にヨガ後吸収率が上がったまま通常通り食事をしたために太ってしまったのか?
また、インストラクターの方々の体型が逞しいのが気になっております。筋肉質ではないしなやかな身体を目指すために何か工夫をされていたら教えてください。)
ホットヨガの頻度はどれくらいで落ち着きましたか? ホットヨガ前後の食事はどのように工夫されていますか?
ホットヨガを始めて2ヶ月の体型・体重の変化は?
まず、ホットヨガについて前回書いた記事はこちら。
私は今、ホットヨガを始めて2ヶ月くらい。
体重は、ここのところ(あえて)測っていないので、どういう変化なのか把握していない。
一方、体形の方は、少しずつ“スジっぽく・骨っぽく”変化している感じがする。特に、上半身。
がんばらなくても自然と姿勢良くいられる時間が長くなったことも、感じている。これはうれしい変化。首がスッと上に伸びて、骨盤が正しく立っている状態を作りやすくなった。
下半身は、むくまなくなっていて、足首に関しては細い日が増えたと思う。太ももなどは、ちょうどライポソニックスのダウンタイムと重複しているので、ホットヨガの効果はなんとも言えない。
ちなみに、ふくらはぎは筋肉が程よく付いてきている。これは、4月から割と熱心に走っているからだと思う。
(6月は雨の日が増えて走る日が減ったが、5月は140km以上走っているので、私としてはとても走っている)
ホットヨガは、走った後のストレッチ代わりにいいなと思っていたので、〈ランニングしてそのままホットヨガに行ってから帰る〉というパターンなことが多い。
ホットヨガで体重が増えることはあるのだろうか?
「ホットヨガで体重が増えることがあるのか」という点については、私自身の体では「ない」と思う。
私は過去にみっちり2ヶ月以上パーソナルジムに行っていたことがある。ひとりでもジムに通ってマシンで筋トレにハマっていた時期もある。
そういった筋トレと比較すると、ホットヨガは(筋トレとしては)すごく負荷が弱い。
「筋肉による体重増」は、ジムで2ヶ月みっちり高負荷の筋トレをしていたときでさえ、ほとんど起きなかった。なので、私の場合に限っていえば、ホットヨガで筋肉による体重増が起きることはないと思われる。
ヨガが上達して、難易度の高いクラスを集中的に選択できるようになり、自分でもポーズごとに筋肉の使い方がわかってきたら、一種の筋トレとして機能する気はする。
現時点では、私のヨガはあくまでも「ストレッチの一種」という感じ。筋トレとしての効果は緩やかなように思う。
吸収率が上がる説はあまり信じていない
「ホットヨガの後では代謝が良くなり吸収率が上がって〜」というフレーズは、確かにインストラクターからもよく聞く。が、私はあまり信じていない。
以前、エステに通っているときも、毎回エステティシャンが「施術の後は代謝が良くなり吸収率が上がるので〜」と言っていた。本当にそんなことで吸収率が上がったり下がったりしたら、大変なことだ。
ただ、ランニングとホットヨガを熱心にしていると、エネルギーを消費した分、おなかが空くことが増えた。それを指して吸収しやすくなるというなら、理解できる。
さらに、ランニングですぐに燃やせば良いかと、糖質制限しているのに糖質に対し甘くなりがちという面もある。
- 運動量を増やしたことに伴う空腹感で、食べる量が無意識のうちに増えて、結果として太る
- 運動しているという安心感で、食べる量が増えて、結果として太る
という経験は、過去にあるので、これにならないように注意はしている。
ヨガのインストラクターの体形はたくましい?
次に、「インストラクターの方々の体形がたくましいので気になっている」という点。
これは私も思う。全員ではないが、結構ムキムキで、太ももまで筋肉で太いようなタイプの人を見掛ける。
一方、「こういう体形を目指したいな」と思える、細くて程よい筋肉があってしなやかな体形のインストラクターもいる。人それぞれなのだろうなと思って見ている。
ホットヨガのインストラクターは、そこまでヨガ一筋ではない人が多い気がする
ホットヨガは、ヨガの中でも亜流っぽい。食生活や精神面までヨガ的な生活をしているインストラクターは、あまりいないようだ(逆に、私が以前通っていたヨガスタジオは、そういうインストラクターがやっているところだった)。
ホットヨガのインストラクターは、ヨガ一筋ではなく、もともとはジムでエアロビ・ダンス・バレエなどを教えていて、そこから派生してヨガも教えるようになった人をよく見掛ける。掛け持ちしている人もいる。
ホットヨガのインストラクターの体形がまちまちなのは、ヨガ以外の素地や他に行っているスポーツで体形の差が出ているのかも、と思ったりする。エアロビ出身のインストラクターはガリガリに細かったり、バレエ出身のインストラクターは骨がまっすぐでしなやかだったり。
食生活までこだわるインストラクターは、やっぱり細かった
私が過去に通ったヨガスタジオにいた、
- 断食を定期的にしている
- ヴィーガンとして生活している
など、食生活まで含めてこだわりを持っているインストラクターは、私がイメージする「ヨガをやっている人っぽい」姿をしていた。しなやかで、かなり細い。
食生活にまで踏み込まず、ポーズを行うだけのヨガであれば、そこまでの体形補正力はないのかもしれない。ヨガをやっている人の細さは、ヨガ的な食生活に秘密がある気がする。
ホットヨガの頻度はほぼ毎日
ホットヨガの頻度は、ほぼ毎日行っている。用事があったり休館日だったりで行けない日以外は全部行っている感じ。週4〜6回というところ。
ホットヨガが気持ち良くてハマっているというのもあるし、「毎日走らないと気持ちが悪い」というのもある。ジョギング後にホットヨガに行くことが多いので、走ることとホットヨガに行くことは、セットになっている。
- ジョギングした後に、クールダウンのストレッチをしに、ホットヨガに行く
というパターンが気に入っているのだ。
過去に、ストレッチをサボって走り続けると、筋肉が固くなって脚が太くなることを経験した。今回は、ホットヨガがあるから安心して走っている。
「筋肉質ではない、しなやかな体を目指す工夫は?」とあったけれど、ジョギングによって筋肉が望まない形に付くのを防ぐ工夫として、ホットヨガを使っている感覚。
ホットヨガ前後の食事の工夫は?
「ホットヨガ前後の食事の工夫」、これは、特に工夫しているということはなし。ほぼ毎日ホットヨガをしていることもあり、いつも通りの食事を日々続けている状況。
ただ、前述の通り、運動していることによる空腹感や気の緩みがあるので、いつもより食べすぎないようには、気を付けている(気を付けていても、食べる量が増えている日もある)。
以上、あくまでも私のケースなので、人によって違いはあると思うが、書いてみた。