今年の夏は、「罪悪感の少ない食べ物を冷凍して、おやつに食べる」という方法にハマっている。
2019/7/7 ドライフルーツを追加。
2019/7/13 豆乳を追加。
2019/7/18 ザバスのプロテインを追加。
2019/7/18 グミを追加。
冷凍して食べると甘みが増しておいしい
一般的には、
- 甘みは熱い方が強く感じる
と言われる。料理ではその理論を踏まえて味付けをする。
しかし、なぜかフルーツやヨーグルトは、冷凍して食べると甘みが増しておいしい。
2〜4時間の半冷凍フルーツはたまらぬおいしさ(特にすいか)
特に私がおいしいと感じるのは、2〜4時間だけ冷凍庫に入れた「半冷凍」のタイミングだ。
中心部はまだ凍っておらず、外側はシャリシャリッと程よく凍っている。
スーパーで売っているカットされたすいか(透明容器に入っている)を、そのまま冷凍庫に入れて、2〜4時間後に食べると、
- 「ん……!!」
と悶絶するほど好きな味に変身する。
カットフルーツは、そのまま食べるとおいしくないこともある。少し古くなって甘みが抜けていたり。
それが、半冷凍させてから食べると、甘みが妙に増して、おいしくなるのだ。
特にすいかは、それが顕著に感じられる。
もし丸ごとすいかを買ったとして、期待外れの味だったとしても、カットして冷凍すればおいしく食べられる。
完全冷凍でも固くならずにおいしく食べられるリンゴ&バナナ
すいか以外にも、今までにいろいろなフルーツを冷凍してみた。
オレンジ、グレープフルーツ、キウイ、パイナップル、メロンetc.
どれも冷凍すると冷凍ならではの美味しさが目覚める。
ただし、完全に冷凍してしまうと、ガチガチに固くなり食べづらい。
完全に凍って固い場合は少し室温に置いて解凍させたり、10秒〜20秒、電子レンジでチンしたりして、柔らかくする必要がある。
なぜか完全冷凍でも食べられるのがリンゴ
一方、冷凍庫に入れっぱなしにしていても、ガチガチにならず食べやすいフルーツがある。
そのひとつが「りんご」。
りんごの季節のうちに、有機栽培の皮ごと食べられるりんごを楽天で箱買いして、1個ずつポリ袋に入れて冷凍庫で保存している。
もともとは、グリーンスムージーを作るために始めた冷凍りんご。
冷凍りんごは、そのまま食べてもすごくおいしい。
しかも、生で食べておいしくないりんごも、冷凍させるとおいしくなる不思議。
シーズンが終わった味の抜けたりんごでも、冷凍させたらおいしく変身した。
食べるときはカットしても良いし(凍ったままでもカットできる)、歯に自信があれば丸かじりもできる。
私は、1個を8分の1にカットして、ちびちびかじることが多い。
凍ったままリンゴカッターで一気に切ると早い。
バナナは超おいしいアイスになる
もうひとつ、「バナナ」も冷凍すると最高。
りんごは丸ごと冷凍するが、バナナは一口大にカットしたものをジップロックなどに入れて冷凍する。
冷凍バナナは「一口アイスクリーム」という感じで、間違いのないおいしさ。
見切り品として安売りしているような、茶色くなって賞味期限ギリギリまで追熟したバナナを凍らせると、柔らかさと甘味でまた美味。
アイスが食べたいときの代用は冷凍ヨーグルト
ハーゲンダッツが好きだ。しかし、食べるとニキビができるので食べない。
どうしてもハーゲンダッツが食べたいときは、「ヨーグルト」を冷凍して食べることにしている。これはこれで、とてもおいしい。
1個100g〜150g程度のミニカップヨーグルトを、そのまま冷凍庫に入れる。
入れておく時間は1時間〜2時間。
完全に凍らず、外側が若干シャリシャリになりかけたくらいが好き。
または完全に凍らせてから、冷蔵庫に移して6時間程度、解凍した状態もおいしい。
特に気に入っているのは、ヤスダのプレーンヨーグルト(150g)。
エネルギー98kcal、たんぱく質5.0g、脂質5.6g、炭水化物6.9g、食塩相当量0.22g(ナトリウム87mg)、カルシウム159mg
プレーンヨーグルト|有限会社ヤスダヨーグルト
98kcal・糖質6.9gと、糖質制限的にも許容範囲に収まりつつ、とってもクリーミーで美味。
ただ、このヨーグルトは、なかなか売っているのを見掛けない。ヤスダヨーグルトが見つからないときは、他のヨーグルトを買っている。それでも十分に美味。
糖質を抑えて濃厚な感じが欲しいときは、ギリシャヨーグルトのパルテノやオイコス。
甘みが欲しいときは、アロエヨーグルトやフルーツ入りヨーグルトで、デザート感覚に。
最近だと、プロテイン代わりになる高タンパクヨーグルトも非常に良い。
チーズも冷凍するとまた違ったおいしさに
もうひとつ、「クリームチーズ」も、冷凍して食べると、また違ったおいしさになる。
kiriなどの1個ずつ個包装になっているタイプを、そのまま冷凍するだけ。
クリームチーズの場合は、半冷凍ではなく、完全に冷凍させる。
冷凍庫から出した瞬間はガチガチに固いが、1分もするとかじれる固さになる。
冷凍庫から出したての固めでかじると、固いホワイトチョコレートを食べているような食感に。
5分以上室温で放置してからかじると、シャリシャリ・サクサクっとした不思議な食感になる。
どちらにせよ、味はしっかりクリームチーズ。クリームチーズが好きで、ついついペロッと食べてしまう人でも、冷凍すると、少量ずつ食べやすい。
クリームチーズ以外のチーズも冷凍いける
クリームチーズ以外のチーズも、冷凍を試してみた。どのチーズも、歯ごたえが変わって面白い。
薄くスライスしたチップスタイプのパルミジャーノレッジャーノは、特に良かった。
「チーズ本来の香りとうま味を愉しむ」という意味では、冷凍などせずに食べた方が良いのだろう。
でも、本来のチーズの味わいとは「別物」として楽しむスタンスなら、冷凍チーズはとてもおいしいダイエットおやつだ。
ドライフルーツも冷凍すると味わいが変わる
チーズと同じように、「本来の味を楽しむ」なら冷凍すべきではないのだろうが、冷凍したら別物としておいしいから私はやっている、というのが「ドライフルーツ」。
いちじくやデーツは、買ってきたら冷凍庫へ入れておいて、凍ったものをチビチビかじって食べるのが好き。
ドライフルーツ専門店のQ&Aを見てみたら、冷凍保存はおすすめしていないと書いてあった。
- 冷凍しても良いの?
「長期保存の為に、冷凍しても良いですか?」というお問い合わせを頂く事がございますが、弊社では冷凍保存はおススメしておりません。
冷凍してしまいますと、解凍時に果実の繊維が壊れてしまいますので、本来の味が損なわれてしまいます。
ドライフルーツナッツ専門店小島屋
「冷凍してしまいますと、解凍時に果実の繊維が壊れてしまいますので、本来の味が損なわれてしまいます」とのことなので、これを了承できるなら、別に冷凍して悪いことはなさそう。
私はその本来の味とは違う食感が好きで、あえて凍らせている。
200ml豆乳パックの豆乳アイスはかき氷みたい
200ml豆乳パックも、凍らせるとおいしいダイエットフードになる。
豆乳だからタンパク質が取れるのもうれしい。
凍らせる前に上部の折り目を開いて薄くしておくと、凍った後にハサミで切りやすい。
豆乳は凍らせると味薄めな印象になる。それが返って食べすぎなくていい(良い意味でおいしすぎないから余計な食欲が刺激されない)。
スプーンでガリガリ削りながら食べると、かき氷に近い食感。
削った豆乳アイスにコーヒーなどを注いで飲むのもおいしい。
30分くらい常温で溶かして、ハサミで切る前にパックごとモミモミモミ……と揉んでから食べると、かき氷よりもジェラートに近い食感になる。
豆乳飲料はたくさんのフレーバーが出ている。各味については下記の記事へ。
タンパク質量にこだわるならザバスのプロテインドリンク
豆乳から派生して、同じように200mlパックで、さらにダイエット適正を上げるには、ザバスのプロテインドリンクが素晴らしい。
タンパク質15gで、脂質はゼロ。
フレーバーはミルク・バニラ・ココア・バナナの4種類があるので、豆乳アイスの置き換えに使いやすい。
グミを冷凍すると超ハードグミになる
時々妙に食べたくなるが、糖質量的に食べすぎ注意な「グミ」。
これも凍らせると超ハードグミに変貌して、違ったおいしさが出現する。
冷凍庫から出したては飴のように固いので、食べすぎの抑止になる。
そしてまた、舐めているうちにだんだん弾力のあるグミに変わっていく食感が面白い(最後は完全にグミになるので1粒で2度おいしい)。
ひんやり感も楽しい。
冷凍して食べると歯ごたえがアップしてゆっくり食べられる
冷凍して食べる利点は、おいしくなる以外に、歯ごたえがアップすること。
そのままだと、柔らかくてペロッと一瞬で食べてしまうヨーグルトやフルーツに、歯ごたえがプラスされる。かまないと食べられないので、おのずと食べるスピードはゆっくりになる。
さらに、冷凍されていて非常に冷たいので、チビチビとしか食べられない。だから、食べすぎ防止にうってつけだ。
余談:冷凍梅干しは、冷凍しない方が好きだった
ちなみに、数年前からよく見掛けるようになった「冷凍梅干し」。
梅干し自体はとても好きなので、常備している。
スーパーで冷凍用の梅干し「アイス梅」というのも、目に付いた。が、原材料を見たら糖分と人工甘味料が多かったので、普段食べている梅干しを冷凍してみた。
梅干しは、不思議なことに、確かに冷凍しても固くならない。冷たくなっただけだった。梅干しは、冷凍せずにそのまま食べた方が好きだった。
(追記)その後、「アイス梅」という甘い梅干しを買って試してみた。こちらは凍らせたらシャリシャリになった。
私が普段食べている梅干しは、白干しで塩分濃度が高いもの(塩だけで漬けたいわゆる“昔ながらの梅干し”)。そういうタイプはシャリシャリにならないようだ。